目次
- まとめ
- 株式会社グリーンズ(6547)とは
- 株式会社グリーンズ(6547)の2022年6月期決算
- 株式会社グリーンズ(6547)のセグメント別業績
- 株式会社グリーンズ(6547)の業績予想
- 株式会社グリーンズ(6547)の配当利回り
- 株式会社グリーンズ(6547)の株主優待
ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社グリーンズ(6547)をご存じでしょうか?
社名はご存じなくても、コンフォートホテルやホテルエコノという名称は聞いた事があるかもしれません。
同社は、日本全国でホテル運営を行っている企業です。
shousanshouuoは、株式会社グリーンズ(6547)の末席株主です。
今回は「グリーンズ(6547) 2022年6月期決算発表【売上高 +61.9%、営業赤字 64億円改善、純損失 66億円改善】」についての記事です。
まとめ
株式会社グリーンズ(6547)は、東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へと上場している、三重の企業です。
同社は全国で100店舗のホテル、14,675室を運営しています。
(チョイスホテルズ 11,505室、グリーンズホテルズ 3,170室)
昨日、同社の2022年6月期決算発表があり、赤字は継続していましたが大幅に赤字縮小を認めているという結果でした。
また、4Q単独では営業黒字化しており、
6月の客室稼働状況を見ても前年同月より大きく改善している事から、
今後の業績回復・復配に向けて期待が出来るのではないかと考えています。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社グリーンズ(6547)とは
東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へと上場している、三重県の企業です。
同社は全国で100店舗のホテル、14,675室を運営しています。
(チョイスホテルズ 11,505室、グリーンズホテルズ 3,170室)
同社が運営している
コンフォートホテルの特徴として
- 無料朝食
- 全室禁煙
- ウェルカムドリンク
- 小学生6年生まで添い寝であれば宿泊無料
といったサービスがあります。
何度かコンフォートホテルを利用した事がありますが、朝食は美味しいですし、客室も清潔で快適だった記憶があります。
同社の歴史
同社の歴史等については、以前に当ブログで紹介したことがあります。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社グリーンズ(6547)の2022年6月期決算
昨日、同社からは2022年6月期決算の発表がありました。
数値を確認しておきましょう。
売上高 254.37億円 (前期比 +61.9%)
営業利益 -21.57億円 (前期は -85.73億円)
経常利益 -20.21億円 (前期は -83.46億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 -21.78億円 (前期は -88.03億円)
となっていました。
前期よりは、増収かつ赤字幅も大幅に縮小という結果になっています。
営業利益率は-8.48%です。
そして期末時点での自己資本比率は5.2%で、前期よりは22.2%アップして債務超過を回避する事が出来ています。
なお、4Q単独の業績では営業黒字を達成する事が出来ていますので、今後の業績回復には期待が出来そうです。
6月の客室稼働状況
実際、6月の客室稼働状況は高い水準となっており、前年同月と比較すると大幅改善を認めています。
客室稼働率 79.2% (前年同月比 +24.6%)
客室単価 6,574円 (前年同月比 +1,389円)
RevPAR 5,206.61円 (前年同月比 +2,375.6円)
これには、レベニューマネジメントの改善に加えて、
築古の中小物件から新しいホテルへと運営施設の内容を変更している事も寄与していそうです。
実際、前期末と比較すると運営ホテル数は1店舗減少しつつも、客室数は240室増加しています。
*2022/9/27追記
同社からのリリースではありませんが、一部コンフォートホテルの稼働状況については、いちごホテルリート投資法人の月次開示で確認が出来ます。
当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社グリーンズ(6547)のセグメント別業績
同社の主たる事業は、ホテル事業の単一セグメントであるため特別開示はありませんでしたが、事業部門ごとの売上が記載されていたので確認しておきます。
チョイスホテルズ事業
売上高 200.68億円 (前期比 171.1%)
グリーンズホテルズ事業
売上高 51.99億円 (前期比 136.5%)
その他の事業
売上高 1.69億円 (前期比 96.3%)
株式会社グリーンズ(6547)の業績予想
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同社の2023年6月期の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 330.00億円 (前期比 +29.7%)
営業利益 15.00億円 (前期は -21.57億円)
経常利益 12.00億円 (前期は -20.21億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 9.00億円 (前期は -21.78億円)
今後、経済活動の回復が進む事を見据えている様です。
増収増益で黒字転換の予想ですね。
また、需要動向を見極める事で、各店舗でのレベニューマネジメント強化を継続して売上、利益ともに回復する予想です。
【関連記事】
同社の2023年6月期第一四半期決算がリリースされていました。
当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社グリーンズ(6547)の配当利回り
同社の配当予想では、期末配当6円/株となっています。
復配の予定という事になりますね。
同社株式の昨日終値は634円でしたので、
予想配当利回り=6/634≒0.95%
という事になります。
利回りとしては、決して高くありませんが復配の見通しが立ったということに対しては期待が持てます。
株式会社グリーンズ(6547)の株主優待
同社は、株主優待制度を導入しています。
内容ですが、12月末時点の株主に対して、同社が運営しているホテル、レストラン、宴会場で利用可能な割引券の贈呈となっています。
金額は
100~199株 2,000円分
200~499株 3,000円分
500~999株 8,000円分
1,000~9,999株 10,000円分
10,000株~ 20,000円分
となっています。
ですので、仮に100株を保有した場合は、
予想配当+優待利回り=20+6/634≒4.10%
という計算になりそうです。
利回りとしては結構魅力的ですよね。
なお、実際に頂いた優待券の券面は当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo