ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

グリーンズ(6547) 3月は前年同月比で客室稼働率 16.9%、客室単価 19.8%アップ

ほて目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社グリーンズ(6547)をご存知ない方でも、
コンフォートホテルという名称は聞いた事があるのではないでしょうか?
グリーンズはコンフォートホテルやホテルエコノベストイン等の運営を手掛けている企業です。
shousanshouuoは、グリーンズの末席株主です。
今回は「グリーンズ(6547) 3月は前年同月比で客室稼働率 16.9%、客室単価 19.8%アップ」についての記事です。

まとめ

株式会社グリーンズ(6547)は、東京証券取引所スタンダード市場名古屋証券取引所プレミア市場へと上場している三重県の企業で、全国で100ホテル、14,675室を運営しています。
同社ホテルのブランドとしては、コンフォートホテル、ホテルエコノ、ベストイン等があり、いずれのホテルもコスパは比較的良いのではないかと思います。
昨日、同社の客室稼働率、客室単価の開示がありました。
3月時点では全国平均を大きく上回る結果であり、同社ホテルは厳しい環境でも競争力を維持出来ているのではないかと感じました。
残念ながら配当はゼロの予想ですが、株主優待制度は継続されており、仮に100株を保有した場合の優待利回りは3.18%とまずまずです。
今後は、アフターコロナで旅行需要が回復する事で同社の業績が上向く事を期待しつつ、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社グリーンズ(6547)とは


www.youtube.com

東京証券取引所スタンダード市場名古屋証券取引所プレミア市場へと上場している、三重県の企業です。

同社は全国で100店舗のホテル、14,675室を運営しています。
(チョイスホテルズ 11,505室、グリーンズホテルズ 3,170室)

同社が運営している

コンフォートホテルの特徴として

  • 無料朝食
  • 全室禁煙
  • ウェルカムドリンク
  • 小学生6年生まで添い寝であれば宿泊無料

といったサービスがあります。

何度かコンフォートホテルを利用した事がありますが、朝食は美味しいですし、客室も清潔で快適だった記憶があります。

朝食では、ご当地メニューも一部ホテルで用意しているみたいですね。

www.choice-hotels.jp

 

同社の歴史

1957年 駅前旅館として、新四日市ホテルを創業
1964年 「有限会社 新四日市ホテル」へ改組
1969年 鉄筋5階建のビジネスホテルを、新四日市ホテル隣接地に建設
1975年 新四日市ホテル ホテル棟(94室、136名収容)を開業。三重県内に3ホテルを展開
1980年 「株式会社 新四日市ホテル」へと組織変更
1987年 現在の「株式会社グリーンズ」へと商号変更
1999年 コンフォートホテル1号店 (コンフォートイン京都五条)開業
2003年 チョイスホテルズインターナショナルとマスターフランチャイズ契約締結
2015年 株式会社ベスト(ベストインの運営企業)を子会社化
2017年 東京証券取引所市場第二部・名古屋証券取引所市場第二部へ株式上場
2018年 東京証券取引所市場第一部・名古屋証券取引所市場第一部指定銘柄へ昇格

コンフォートホテルを開業してからは、大きく成長した企業になった

という印象を受けますね。

客室稼働率・客室単価の月次推移

昨日、同社からは客室稼働率・客室単価の月次推移の開示がありました。
内容を見ると、

3月の

客室稼働率:78.2% (前年同月比 +16.9%)
 チョイスホテルズ    :79.6% (前年同月比 +16.8%)
 グリーンズホテルズ:73.0% (前年同月比 +16.2%)

客室単価:6,258円 (前年同月比 +1,033円)
 チョイスホテルズ    :6,480円 (前年同月比 +1,141円)
 グリーンズホテルズ:5,388円 (前年同月比 +541円)

上記2つの数値より計算すると、

RevPAR:4,893円 (前年同月比 +1,690円)
 チョイスホテルズ    :5,158円 (前年同月比 +1,805円)
 グリーンズホテルズ:3,933円 (前年同月比 +1,179円)

という事になり、

いずれの数値も改善傾向にある様です。

なお、観光庁が開示している令和4年3月の客室稼働率では、

ビジネスホテル 53.4%

となっていましたので、同社の業績は全国平均を大きく上回ったという事が分かります。

株式会社グリーンズ(6547)の3Q決算


www.youtube.com

昨日、同社からは3Q決算も合わせて開示されていました。
その数値も確認しておきましょう。

売上高                178.07億円 (前年同期比 +49.2%)
営業利益             -25.85億円 (前年同期は -63.53億円)
経常利益                                            -24.63億円 (前年同期は -62.27億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -25.03億円 (前年同期は -64.86億円)

となっていました。
営業利益率は-14.52%です。
そして3Q末時点での自己資本比率は4.0%と厳しい数字ではありますが、
前期末の債務超過からは改善を認めています。

株式会社グリーンズ(6547)のセグメント別業績

同社の事業はホテル事業の単一セグメントとなっています。
そのため、チョイスホテルズ事業、グリーンズホテルズ事業、それぞれの販売実績のみが開示されていました。

チョイスホテルズ事業

売上高 139.49億円 (前年同期比 +56.8%)

グリーンズホテルズ事業

売上高   37.27億円 (前年同期比 +28.4%)

いずれの事業も販売実績は改善を認めている様ですね。

株式会社グリーンズ(6547)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高                260.00億円 (進捗率 49.2%)
営業利益             -18.00億円 (3Q末から +7.85億円)
経常利益                                            -18.00億円 (3Q末から +6.63億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -19.00億円 (3Q末から +6.03億円)

そのため、予想達成のためには

4~6月で

売上高 81.93億円
営業利益 7.85億円
営業利益率 9.58%

が必要になるという事ですね。
ゴールデンウイークは、比較的観光地の予約状況は堅調だった様ですが今後の推移も注視していきたいと思います。

*2022/8/13追記

同社の2022年度6月期決算は、残念ながら業績予想にはわずかに未達となっていました。
詳細については、当ブログの以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社グリーンズ(6547)の配当利回り

同社の配当予想は、残念ながらゼロとなっています。
業績が改善する事で、復配に至る事を気長に待ちたいと思います。

株式会社グリーンズ(6547)の株主優待

12月末日時点の株主に対して、ホテル、レストラン、宴会場で利用可能な割引券を優待品として頂く事ができます。

仮に100株を保有した場合には、2,000円分の優待券を頂く事が出来ます。
同社株式の昨日終値は628円でしたので、 

予想配当+優待利回り=0+20/628≒3.18%

という計算になります。

なお、実際に届いた優待券については当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo