ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社ダイドーリミテッド(3205)については、当ブログでも何度か記事にした事がありますが、同社のことをご存じでしょうか？
NEWYORKER等のブランドを有するアパレル企業です。
shousanshouuoは、株式会社ダイドーリミテッド(3205)の末席株主です。
今回は「ダイドーリミテッド(3205) 固定資産取得を発表【アパホテル＜秋葉原駅電気街口＞を取得】」についての記事です。
まとめ
株式会社ダイドーリミテッド(3205)は、東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ上場している東京の中堅アパレル企業です。
主力ブランドの「NEWYORKER」を運営する他に、
神奈川県小田原市でショッピングセンター「ダイナシティ」を運営していますが、近年は業績が厳しく希望退職を募集したりもしていました。
また、本社ビルも売却を発表しており今期はたんまりと特別利益が計上される予定となっています。
そんな同社ですが、賃貸目的で千代田区のホテルを取得すると本日発表がありました。
なかなか業績の好転までは時間がかかりそうですが、今後も、末席株主として気長に同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ダイドーリミテッド(3205)とは
東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へ上場している東京の企業です。
アパレル中堅として、主力ブランドの「NEWYORKER」を運営する他に、
神奈川県小田原市でショッピングセンター「ダイナシティ」を運営しています。
直近では、希望退職者を募集したり本社ビルを売却したりと企業再建に向けて取り組んでいる状況です。
【関連記事】
同社の希望退職募集について、当ブログの以下の記事で取り上げています。
宜しければそちらもご参照下さい。
同社の歴史
1879年 創業し、製織事業を開始。
1918年 「栗原紡織合名会社」を設立。
1923年 工場竣工式の当日に、関東大震災で工場を消失。
1936年 「栗原毛織株式会社」を設立。
1941年 「株式会社関西製絨所」を合併し、「大同毛織株式会社」を設立。
1949年 企業再建整備法により「大同毛織株式会社」に改組し、新発足となる。
1950年 株式を東京証券取引所、名古屋証券取引所へ上場。
1953年 小田原工場を建設し、毛織物の米国輸出を開始。
1964年 「株式会社ニューヨーカー」を設立し、既製服の製造販売を開始。
1970年 衣料品専門店「株式会社バークレイ」を設立。
1979年 米国ブルックス・ブラザース社との合弁で「ブルックス ブラザーズ ジャパン」を設立。
1989年 「株式会社ダイドーリミテッド」へ商号変更。
1993年 小田原工場の遊休地開発を開始。
1996年 小田原工場を閉鎖。
2000年 小田原工場跡地にショッピングセンター「ダイナシティ」を開業。
2007年 「株式会社オンワード樫山」の持分法適用会社となる。
2016年 イタリアの「Pontetorto S.p.A」の株式65％を取得し子会社化する。
2019年 「株式会社オンワードホールディングス」の持分法適用除外となる。
2021年 「ブルックス ブラザーズ ジャパン」社の株式80.5％を取得し、連結子会社とする。
連結子会社における固定資産の取得に関するお知らせ
本日、同社からは上記名称のリリースがありました。
連結子会社である株式会社ダイドーフォワードが、
不動産賃貸事業の効率化及び安定化を図るために千代田区にあるホテルを取得するというものです。
今回リリースされたホテルですが、住所で調べてみたところ
である事が分かりました。
このホテル、開業当時のアパホテルのニュースリリースを見ると株式会社MCJ傘下のアプレシオがフランチャイズ契約をしていたものの様です。
となると、売主はアプレシオなのでしょうか？
全117室で、秋葉原駅から徒歩3分の立地のホテルですので資産価値は比較的高いものではないかと思います。
中長期的に安定した不動産収入が期待出来そうですね。
株式会社ダイドーリミテッド(3205)の2023年3月期中間決算
2022/11/10に、同社の2023年3月期第二四半期決算がリリースされていました。
内容を確認しておきましょう。
売上高 128.95億円 (前年同期比 +18.6％)
営業利益 -8.50億円 (前年同期は -17.77億円)
経常利益 -5.77億円 (前年同期は -16.56億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -6.96億円 (前年同期は -14.57億円)
となっていました。
増収かつ赤字幅は縮小しています。
営業利益率は-6.59％です。
そして2Ｑ末時点での自己資本比率は20.1％で、前年同期よりも1.5%マイナスとなっています。
株式会社ダイドーリミテッド(3205)のセグメント別業績
同社の決算短信では、衣料事業、不動産賃貸事業の細かい数値までは確認が出来ませんでした。
株式会社ダイドーリミテッド(3205)の業績予想・進捗率
同社の通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 279.00億円 (前期比 +13.4％、進捗率 46.22%)
営業利益 -11.00億円 (前年同期は -17.71億円)
経常利益 -8.00億円 (前年同期は -16.15億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 60.00億円 (前年同期は -35.44億円)
本社ビル売却による特別利益を見込んでいるため、
純利益は大幅なプラス予想となっていますね。
株式会社ダイドーリミテッド(3205)の配当利回り
同社の配当予想は、現在のところ未定となっています。
利益剰余金は59.17億円のマイナスですので、
恐らく無配になるのだろうとは思いますが・・・。
株式会社ダイドーリミテッド(3205)の株主優待
同社は株主優待を実施しています。
内容ですが、
3月末と9月末の時点で100株以上を保有している株主を対象として、
自社ECサイト商品の割引券を贈呈しています。
また、
3月末の時点で
500～999株を保有している株主へは、3,600円相当の自社取扱商品
1,000株以上を保有している株主では、12,000円相当の自社取扱商品
を贈呈してくれています。
【関連記事】
実際に届いた優待券の券面は、当ブログの以下の記事で紹介しています。
よろしければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo
