エフオン(9514) 中期経営計画を発表【2028年6月期には、売上高 253億円、営業利益 25億円となる見通しに!!】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

shousanshouuoは、

中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。

皆さんは株式会社エフオン(9514)という企業をご存じでしょうか？

同社は、

省エネルギーの支援サービス事業、グリーン電力事業、電力小売事業に加えて山林事業を営んでいる企業です。

shousanshouuoは株式会社エフオン(9514)の末席株主です。

今回は

「エフオン(9514) 中期経営計画を発表【2028年6月期には、売上高 253億円、営業利益 25億円となる見通しに!!】」

についての記事です。

まとめ

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株式会社エフオン(9514)は、

東京証券取引所スタンダード市場へ上場している東京の企業で、

省エネルギーの支援サービス事業、グリーン電力事業、電力小売事業に加えて山林事業を営んでいます。

昨日は同社から2025/2028 中期経営計画策定に関するお知らせが発表されました。

その内容ですが、

2025/6月期　売上高 198.50億円、営業利益 15.00億円

2026/6月期　売上高 208.00億円、営業利益 20.00億円

2027/6月期　売上高 217.00億円、営業利益 22.00億円

2028/6月期　売上高 253.00億円、営業利益 25.00億円

の収益見通しになる、というものです。

なお、同社の中期経営計画資料の中では、

長期的には木材開発事業の成長を見込んでいるとのことでした。

林業って地味で儲かりにくそうなイメージですが、

排出権ビジネスも絡めたらなかなか面白い展開もあるのではないか

とshousanshouuoは今後の成長も期待しつつ、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社エフオン(9514)とは

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同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している東京の企業で、

省エネルギーの支援サービス事業、グリーン電力事業、電力小売事業に加えて山林事業を営んでいます。

現在の主力事業はグリーンエナジー事業で、

国内5か所でバイオマス発電所を管理・運営しています。

【関連記事】

同社株式へ投資をした経緯については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

shousanshouuo.hatenablog.com

株式会社エフオン(9514)
2025/2028 中期経営計画策定に関するお知らせ

昨日、同社から2025/2028 中期経営計画策定に関するお知らせが発表されました。

その内容ですが、

2025/6月期　売上高 198.50億円、営業利益 15.00億円

2026/6月期　売上高 208.00億円、営業利益 20.00億円

2027/6月期　売上高 217.00億円、営業利益 22.00億円

2028/6月期　売上高 253.00億円、営業利益 25.00億円

というものです。

2027年には福島県で国内6基目となるバイオマス発電所の運転が開始となることに加え、エンジニアリングウッド事業を併設することで、

2028/6月期からの事業成長を見込んでいる様ですね。

また、長期的な展望として同社は山林事業の成長を思い描いている様です。

世界的にも木造建築が少しずつ増えてきている状況ではありますので、

高品質な建築材料としての木材事業に期待をしたいな、と思っています。

持続可能な成長や、排出権取引等も絡めると将来的には結構面白い事業なのではないかと思います。

何よりも、荒廃する可能性がある土地を活用するというビジネスモデルは非常に意義がある様にも思え、是非とも応援したいと感じます。

株式会社エフオン(9514)の
2024年6月期中間決算

【3980円以上送料無料】再生可能エネルギーが一番わかる　太陽光、風力、地熱、バイオマス発電の実務と実際／今泉大輔／著

2024/2/14に、同社からは2024年6月期中間決算発表がありました。

数値を確認しておきましょう。

売上高　　　　　　　　　　 　　　 88.82億円　(前年同期比 +4.3%)
営業利益　　　　　　　　　　　　　4.64億円　(前年同期比 -52.8%)
経常利益　　　　　　　　　　　　　3.22億円　(前年同期比 -68.0%)
親会社株主に帰属する四半期純利益　2.95億円　(前年同期比 -57.2%)

となっていました。

営業利益率は5.22%で、増収となるも減益という結果でした。

そして2Q末時点での自己資本比率は40.3%で、前期末より0.5%アップしています。

株式会社エフオン(9514)のセグメント別業績

ノーコスト林業のすすめ 戦後林業からの脱却 [ 荻大陸 ]

2024年6月期の中間決算短信には

• 省エネルギー支援サービス事業
• グリーンエナジー事業
• その他

の3セグメントで記載がありました。

それぞれの数値を確認しておきましょう。

省エネルギー支援サービス事業

セグメント売上高　  1.07億円 (前年同期比 -66.77%)
セグメント利益　      0.10億円 (前年同期比 -58.33%)
セグメント利益率　       9.35% (前年同期より 1.90%改善)

前期は、セグメント間の内部売上高または振替高が計上されていたために、売上高が減少した様に見えていますが、

「顧客との契約から生じる収益」のみで考えると、前期と大きな差はない印象です。

グリーンエナジー事業

セグメント売上高　85.72億円 (前年同期比 +2.28%)
セグメント利益　      5.04億円 (前年同期比 -54.01%)
セグメント利益率　       5.88% (前年同期より 7.20%悪化)

各バイオマス発電所は高稼働率を維持しており、

送電量は過去最高に至ったものの

各種コストが増大したことで利益を圧迫する結果となっていました。

 

その他事業

セグメント売上高　11.29億円 (前年同期比 +736.30%)
セグメント利益　      0.09億円 (前年同期は -0.49億円)
セグメント利益率　       0.80% (前年同期より 37.10%改善)

詳細は不明ですが、電力の供給に関する数字みたいです。

株式会社エフオン(9514)
の2024年6月期通期業績予想・進捗率

地域林業のすすめ 林業先進国オーストリアに学ぶ地域資源活用のしくみ [ 青木健太郎 ]

同社の2024年6月期の連結業績予想と進捗率は、

以下の通りとなっています。

売上高　　　　　　　　　 　　  180.00億円　(前期比 +4.3%、進捗率 49.34%)
営業利益　　　　　　　　　　　  12.00億円　(前期比 -14.1%、進捗率 38.67%)
経常利益　　　　　　　　　　　　9.00億円　(前期比 -30.1%、進捗率 35.78%)
親会社株主に帰属する当期純利益　6.30億円　(前期比 -23.6%、進捗率 46.83%)

予想では、増収となるも減益の見込みなんですね。

今後は、電力小売事業が伸びていく見通しとなっている様ですので、来期以降の業績にも期待をしたいと思っています。

株式会社エフオン(9514)の配当予想

同社の2024年6月期の配当予想では、

中間配当0円、期末配当8円で合計8円/株となっています。

同社株式の昨日終値は428円でしたので、

予想配当利回り＝8/428≒1.87%

という事になりますね。

利回りとしては、高くもないが、低すぎもしない・・・

それなりと言ったところでしょうか。

株式会社エフオン(9514)の株主優待

森林経営計画ガイドブック（令和5年度改訂版） [ 森林計画研究会 ]

残念ながら、同社は、株主優待制度を導入していません。

また、優待制度の新設等があれば当ブログで取り上げたいと思います。

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo