ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社ハークスレイ(7561)という企業をご存じでしょうか?
では「ほっかほっか亭を運営している企業」と言えば分かって頂けるでしょうか?
shousanshouuoは、ハークスレイの末席株主です。
今回は「ハークスレイ(7561) 2022年3月期決算説明会資料【店舗管理業務 絶好調】」についての記事です。
まとめ
株式会社ハークスレイ(7561)は、東京証券取引所プライム市場へ上場している、大阪の企業で、飲食店の出退店サポートを行うショップサポートサービス、店舗管理サービス、ほっかほっか亭の運営、ケータリング事業等を行っています。
昨日、同社からは2022年3月期決算の説明資料がリリースされていました。
同社はほっかほっか亭のイメージがあまりにも強いのですが、実はストック型収入である飲食店のサポート事業が順調に拡大基調となっています。
予想配当利回りも3.12%と比較的高めである事も魅力の1つですので、今後も末永く末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ハークスレイ(7561)とは
東京証券取引所プライム市場へ上場している、大阪の企業です。
事業としては、飲食店の出退店サポートを行うショップサポートサービス、店舗管理サービス、ほっかほっか亭の運営、ケータリング事業等を行っています。
同社については、当ブログの以下の記事でも紹介していますので宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ハークスレイ(7561)の2022年3月期決算
昨日、同社の2022年3月期決算説明会資料が公開されていたので内容を確認しておきましょう。
売上高 317.32億円 (前年同期比 +15.0%)
営業利益 11.03億円 (前年同期比 +121.2%)
経常利益 13.79億円 (前年同期比 +49.4%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 9.78億円
となっていました。
増収増益を達成しています。
営業利益率は3.48%です。
そして期末時点での自己資本比率は44.9%で前年度よりも10.9%ダウンしています。
株式会社ハークスレイ(7561)のセグメント別業績
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同社の報告セグメントとは、持ち帰り弁当事業、店舗委託事業、店舗管理事業、物流食品各事業、仕出料理事業、その他事業となっています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
持ち帰り弁当事業
売上高 158.88億円 (前年同期比 -2.7%)
セグメント利益 8.02億円 (前年同期比 -34.7%)
セグメント利益率 5.05% (前年同期比 -2.46%)
他の業態のテイクアウトや、デリバリーとの競合、さらにはスーパーの中食との競合もあってか、なんとか利益は確保できているものの厳しい結果となっていますね。
将来的には先細りも覚悟しなくてはならない、厳しい事業となりそうです。
店舗委託事業
売上高 80.75億円 (前年同期比 +10.9%)
セグメント利益 9.19億円 (前年同期比 +25.0%)
セグメント利益率 11.38% (前年同期比 +1.29%)
順調に増収増益となっています。
コロナウィルス感染症の影響があっても、それなりに飲食店の開業もあったという事なのでしょう。
景気動向の影響は受けつつも、一定の需要が見込める同事業は同社の将来的な屋台骨となるのではないかとshousanshouuoは期待しています。
店舗管理事業
売上高 60.26億円 (前年同期比 +727.4%)
セグメント利益 8.72億円 (前年同期比 +299.7%)
セグメント利益率 14.47% (前年同期比 -15.48%)
ファンドの組成は順調だったみたいですね。
今後もファンドの状況で数値は大きく変動しそうですが、安定して収益を生み出す事業でいてくれそうです。
物流食品加工事業
売上高 48.62億円 (前年同期比 +14.8%)
セグメント利益 0.52億円 (前年同期比 -27.5%)
セグメント利益率 1.07% (前年同期比 -0.61%)
設備投資もこなしつつ、という状況の様です。
生産性が十分に高まってくれる事を期待したいところですね。
仕出料理事業
売上高 5.28億円 (前年同期比 +254.0%)
セグメント利益 -1.21億円 (前年同期は -3.05億円)
セグメント利益率 -22.92% (前年同期比 +181.78%)
東京オリンピックではケータリングに貢献した様です。
今後は、東急渋谷フードショーに出展した「幾重」の多店舗展開等もあるのでしょうか。様子を見たいところです。
その他事業
売上高 4.86億円 (前年同期比 -45.0%)
セグメント利益 0.62億円 (前年同期は -0.92億円)
セグメント利益率 12.76% (前年同期比 +23.16%)
フレッシュベーカリー事業を譲渡したため、売上高は減少しています。
パーティーでの食器レンタルは、引き合いが出てきている様ですね。
またリオープンの効果を期待したいと思います。
株式会社ハークスレイ(7561)の業績予想
同社の2023年3月期通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 370.00億円 (前年同期比 +16.6%)
営業利益 19.00億円 (前年同期比 +72.3%)
経常利益 21.00億円 (前年同期比 +52.3%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 16.00億円 (前年同期比 +63.6%)
店舗委託事業、店舗管理事業でのストック収入が増加することで増収増益につながるという明るい見通しとなっています。
【関連記事】
同社の2023年3月期中間決算については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ハークスレイ(7561)の配当利回り
同社の配当予想では、中間配当9円、期末配当9円で合計18円/株となっています。
同社株式の昨日終値は577円でしたので、
予想配当利回り=18/577≒3.12%
という事になりますね。
3%を超えていますので、当ブログでは高配当銘柄として紹介させていただきます。
株式会社ハークスレイ(7561)の株主優待
同社は株主優待制度を導入しています。
一番安い投資金額で手に入る内容のみを紹介しますが、
3月末時点に300株以上保有で500円分のQUOカード
が頂けるという優待内容です。
この場合は、
予想配当+優待利回り=18*3+5/577*3≒3.41%
という計算になりそうです。
利回りとしては、それなりに魅力的と言えるのではないでしょうか。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo