ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

安田倉庫(9324) 2024年3月期決算と増配を発表【2025年3月期も増収増益継続を見込む!!】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

shousanshouuoは、

中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。

 

安田倉庫株式会社(9324)をご存じでしょうか?

倉庫業では準大手に分類され、年間売上700億円にせまる企業です。

 

また、社名からは旧財閥系であることが分かりますよね。

shousanshouuoは、安田倉庫株式会社(9324)の末席株主です。

 

今回は

「安田倉庫(9324) 2024年3月期決算と増配を発表【2025年3月期も増収増益継続を見込む!!】」

についての記事です。

 

まとめ


www.youtube.com

 

安田倉庫株式会社(9324)は、

東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業です。

同社の事業セグメントとしては、物流事業と不動産事業が2本柱となっています。

 

昨日は、そんな同社から

 

  • 2024年3月期決算短信
  • 剰余金の配当(増配)に関するお知らせ

 

の2つがリリースされていました。

 

物流事業に関しては利便性の高い好立地の物流施設を多数保有していることに加え、

ここ数年でM&Aを通じた事業強化を図っているのが特徴です。

 

2025年3月期も増収増益が続く見込みとなっており、

今後も、末席株主として同社の成長を応援していきたいと思っています。

 

安田倉庫株式会社(9324)とは


www.youtube.com

 

同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業です。

同社の事業セグメントとしては、物流事業と不動産事業が2本柱となっています。

 

物流事業に関しては、ここ数年でM&Aを通じた事業強化を図っているのが特徴です。

 

賃貸不動産としては、貸しビルが多いのですが

中にはリッチモンドホテル横浜駅前(第7安田ビル)や、

ラビスタ函館ベイといった宿泊施設も賃貸しています。

 

同社の歴史

同社の歴史に関しては、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

安田倉庫株式会社(9324)
剰余金の配当(増配)に関するお知らせ

昨日、同社からは2024年3月期末配当を、

これまでの

13.50円予想から14.50円へと増配し、年間合計28円/株

と変更することがリリースされました。

 

なお、2025年3月期の配当予想は

中間配当 15円、期末配当 15円で年間配当 30円/年

と、さらに増配が続く予想となっています。


同社株式の昨日終値は1,351円でしたので、

予想配当利回り=30/1,351≒2.22%

という事になりますね。

利回りとしてはまずまずと言えるのではないでしょうか。

 

安田倉庫株式会社(9324)の2024年3月期決算

昨日、同社の2024年3月期決算がリリースされていました。

内容を確認しておきましょう。

 

売上高             673.84億円 (前期比 +12.8%)
営業利益            26.42億円 (前期比 +4.3%)
経常利益            39.51億円 (前期比 +4.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 23.02億円 (前期比 +2.5%)

 

となっていました。
増収増益という結果ですね。

 

営業利益率は3.92%です。
そして期末時点での自己資本比率は44.1%で、前期末2.1%ダウンとなっています。

 

安田倉庫株式会社(9324)のセグメント別業績

決算短信では、同社の事業として

  • 物流事業
  • 不動産事業

の2セグメントの記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

 

物流事業

売上高     616.00億円 (前期比 +14.53%)
セグメント利益 33.46億円 (前期比 +13.12%)
セグメント利益率   5.43% (前期より0.07%悪化)

 

東京港、横浜港、羽田空港に近い京浜地区に倉庫が集中していることに加え、

M&A等で物流網を強化し続けていることは、同社の強みです。

 

海上運賃の下落により国際貨物取扱料が減少した

一方で、

新規取引の開始や既存顧客との取引拡大、ネットワークの拡充等で

倉庫保管料、作業量、陸運料で増収となった様で、増収増益となっています。

 

今後は、物価上昇や消費低迷に伴う荷動きの減速が懸念されるものの、輸送量回復が期待される、との見通しでした。

 

不動産事業

売上高     62.47億円 (前期比 -4.26%)
セグメント利益 20.41億円 (前期比 -1.02%)
セグメント利益率 32.67% (前期より1.07%改善)

 

 

既存施設の稼働率向上によって、不動産賃貸料は堅調に推移しており、
利益率も微増しているのですが、
施工工事が減少したことで減収減益となっています。

 

次期の見通しですが、オフィス需要は堅調に推移する予測となっています。

 

安田倉庫株式会社(9324)の
2025年3月期業績予想

同社の2025年3月期の通期業績予想は、以下の様になっています。

 

売上高             720.00億円 (前期比 +6.8%)
営業利益            28.00億円 (前期比 +5.9%)
経常利益            40.00億円 (前期比 +1.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益 25.50億円 (前期比 +10.7%)

 

増収増益の見込みです!!

なお、同社はかなりM&Aにも積極的な企業ですので、

想定外のサプライズや上振れもあり得るかもしれません。

 

安田倉庫株式会社(9324)の株主優待制度

同社は、株主優待制度を導入しています。

その内容ですが、

 

3月31日時点での100株以上の株主を対象として、
QUOカードを贈呈するというものです。

 

金額は保有株式数と保有期間によって異なり、

 

継続保有期間3年未満では、

100~999株    QUOカード 1,000円分
1,000~4,999株 QUOカード 2,500円分
5,000株~     QUOカード 4,500円分

 

継続保有期間3年以上では、

100~999株    QUOカード 1,500円分
1,000~4,999株 QUOカード 3,000円分
5,000株~     QUOカード 5,000円分

 

となっています。

 

以前はお米券を頂けましたが、お米券は 1kg分で440円分相当になるので、それよりも10%ぐらい実質優待額がアップした、という感覚ですね。

 

昨日の同社株式終値は、1,351円だったので

 

仮に100株を3年以上保有した場合には、

予想配当+優待利回り=30+15/1,351≒3.33%

という計算になりそうです。

 

利回りとしては、まずまずと言えそうですね。

【関連記事】

なお、同社は、ずっと隠れ優待を継続してくれていました。

今回の株主優待制度変更を受けて、隠れ優待がどうなるか。

そちらについても、今後当ブログで取り上げたいと思います。

 

ちなみに、過去の優待品と隠れ優待の内容は当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo