ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

タカキュー(8166) 2024年2月期決算発表【赤字幅が大幅縮小、来期はついに黒字転換か!?】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

株式会社タカキュー(8166)をご存知でしょうか?

 

かつてはイオンが筆頭株主となっていた紳士服販売チェーン店ですが、現在は事業再生計画に沿って再建をはじめたばかりの企業です。

shousanshouuoは、株式会社タカキュー(8166)の末席株主です。

 

今回は

「タカキュー(8166) 2024年2月期決算発表【赤字幅が大幅縮小、来期はついに黒字転換か!?】」

についての記事です。

 

まとめ


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株式会社タカキュー(8166)は、

東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。

 

全国に120店舗(2024/2月末時点)を展開している紳士服チェーンですが、債務超過を経て事業再生中です。

 

昨日、同社からは2024年2月期決算がリリースされていました。

内容は、

売上高 100.26億円(前期比 -16.3%)

営業利益 -0.40億円(前期は -7.85億円)

経常利益 0.52億円(前期は -7.06億円)

当期純利益 -1.02億円(前期は -10.50億円)

 

と、売上高は減少したものの、赤字幅は大幅に縮小しており経営再建に向けた努力の結果が窺えます。

 

また、2025年2月期に関しては黒字転換の予想を打ち出しています。

 

まだ綱渡り状態は続くためハラハラしますが、

なんとか事業再生を成功させてもらえる様に、

末席株主として同社の行く末を応援したいと思っています。

 

株式会社タカキュー(8166)とは


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東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。

同社の事業内容は「紳士服・婦人服及び関連洋品雑貨の企画・販売」となっており、全国に120店舗(2024/2月末時点)を展開しています。

 

現在は、債務超過解消に向けた取り組みと事業再生を行っているところです。

 

同社の歴史

同社の歴史等については、以前に当ブログでも紹介していた事があります。
宜しければ、そちらの記事も参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社タカキュー(8166)の2024年2月期決算

昨日、同社の2024年2月期決算が発表されていました。

数値を確認しておきましょう。

 

売上高   100.26億円 (前年同期比 -16.3%)

営業利益  -0.40億円 (前年同期は -7.85億円)

経常利益    0.52億円 (前年同期は -7.06億円)

当期純利益 -1.02億円 (前年同期は -10.50億円)

 

となっていました。

営業利益率は -0.40%です。

そして期末時点での自己資本比率-34.1%と、前期末から3.9%悪化しています。

 

ただ、こちらに関しては

既存債務の債権放棄と既存債務の株式化に加えて

優先株式による資本増強を行うことで債務超過解消が予定されています。

【関連記事】

同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社タカキュー(8166)のセグメント別業績

同社は、衣料品の販売という単一セグメントであるとしてセグメント別の業績開示はありませんでした。

 

株式会社タカキュー(8166)の
2025年2月期業績予想

同社の2025年2月期通期業績予想は、以下の通りとなっています。

 

売上高     98.00億円 (前期比 -2.3%)

営業利益    0.50億円 (前期は -0.40億円)

経常利益    2.30億円 (前期比 +238.9%)

当期純利益 17.00億円 (前期は -1.02億円)

 

純利益が大きな値になるのは、

約15億円の債務免除益計上を見込んでいるためと思われます。

 

営業黒字に転換できることをshousanshouuoは少し期待しています。

その理由としては、

2023年2月期と比較して2024年2月期では以下の様に数値が改善してきているからです。

 

  • 客単価の上昇 (前期比 109.5%)
  • 棚卸資産回転率の改善 (6.1⇒7.4)
  • 1㎡あたり売上高の改善 (33.4万円⇒41.4万円)
  • 1人当たり売上高の改善 (1,563.4万円⇒1,730.0万円)

 

また、今後も衣類販売という業界自体が厳しいことには変わりないと思いますが、事業再生の推移を末席株主として見守りたいと思います。

 

株式会社タカキュー(8166)の配当利回り

残念ながら、同社は事業再生中という厳しい状況にあるため

配当予想はゼロとなっています。

 

また、仮に債務超過が解消されたとしても復配までの道のりは遠そうです・・・。

 

株式会社タカキュー(8166)の株主優待

[rakuten:stylife:12989774:detail]

同社は株主優待制度を導入しています。

 

内容ですが、

2月末時点の500株以上の株主に対して買い物優待券を贈呈

するというものです。

 

優待券の金額は、以下の様に保有株式数に応じて変化します。

500~999株       2,000円分

1,000~1,499株 4,000円分

1,500~1,999株 6,000円分

2,000~2,499株 8,000円分

2,500株以上      10,000円分

 

昨日の同社株式終値は135円でしたので、仮に500株を保有した場合

予想配当+優待利回り=0+4/135≒2.96%

という計算になりそうです。

 

利回りは悪くないですが、事業再生中という状況を考慮すると、

優待廃止や近隣店舗閉鎖となるリスクもあるため、積極的に買いに行きたいとは言いづらいですね・・・。

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo