ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

アゴーラホスピタリティG(9704) 2023年12月期決算を発表【赤字継続だが、来期はついに黒字化か?】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)をご存じでしょうか?
かつての東海観光と言うと、ピンとくる方もおられるかもしれません。


shousanshouuoは、株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)の末席株主です。

今回はアゴーラホスピタリティG(9704) 2023年12月期決算を発表【赤字継続だが、来期はついに黒字化か?】」についての記事です。

 

まとめ


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株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)

東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。

 

業務内容としては、宿泊事業とその他投資事業となっており、

日本国内で9の宿泊施設を運営しています。

 

昨日、同社からは2023年12月期決算のリリースがありました。

 

売上高 73.09億円、営業利益 -0.93億円

経常利益 -1.95億円、純利益 -1.49億円

 

と赤字決算が続いていましたが、事業環境が改善してきていることもあり

ようやく黒字化する見込みが出てきたのではないか、と思えます。

 

まぁ、この会社のことですので、あまり期待し過ぎない様にしながら末席株主として同社を応援したいと思っています。

【関連記事】

応援したい、と書いておきながらshousanshouuoは

2024/3月に同社株が大幅上昇した際に売却してしまいました・・・。

当ブログの以下の記事で経緯を紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)とは

東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。

業務内容としては、宿泊事業とその他投資事業となっています。

現在は、日本国内で9の宿泊施設を運営しており、

旗艦ホテルとしてはホテル アゴーラリージェンシー 大阪堺ホテル アゴーラ大阪守口があります。

 

同社の歴史

同社の歴史については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)の
2023年12月期決算

 

昨日、同社の2023年12月期決算がリリースされていました。

数値を確認しておきましょう。

 

売上高               73.09億円 (前期比 +47.6%)
営業利益            -0.93億円 (前期は -14.01億円)
経常利益            -1.95億円 (前期は -11.06億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 -1.49億円 (前期は -12.98億円)

 

となっていました。
増収となっており、赤字は残っているものの縮小しています。

営業利益率は-1.28%と、以前よりは大幅に改善を認めています。
そして期末時点での自己資本比率は18.7%で、前期末より3.0%ダウンしています。

 

株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)の
セグメント別業績

 

同社の決算短信では、

  • 宿泊事業
  • その他投資事業

に分かれて記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

宿泊事業

売上高              64.19億円 (前期比 +58.34%)
セグメント利益  1.44億円 (前期は -12.08億円)
セグメント利益率  2.55% (前期より32.36%改善)

 

不採算部門からの撤退を経て、

東京・大阪・京都などのインバウンド需要が強い地域の運営に注力できたこともあって、宿泊事業全体の売上は大きく伸びています。

その一方で、コスト増の影響も受けてしまったとのことです。

 

それでも、営業利益を確保することが出来るほどに業績の回復を認めています。

【関連記事】

不採算部門からの撤退で、伊豆の温泉施設を売却したことについては当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

その他投資事業

売上高                  8.90億円 (前期比 -0.78%)
セグメント利益    1.04億円 (前期比 -19.01%)
セグメント利益率  11.79% (前期より2.65%悪化)

 

マレーシアにおける霊園事業の売上高も昨年並みだった様です。

利益が減少してしまったのは、水道光熱費の増加等が影響したとのことでした。

 

証券事業は、まだ営業損失が出ていますが前期よりは縮小となっています。

【関連記事】

同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)の
2024年12月期業績予想

同社の2024年12月期の通期業績予想は、以下の通りとなっていました。

 

売上高               81.00億円 (前期比 +10.8%)
営業利益            4.00億円 (前期は -0.93億円)
経常利益            3.50億円 (前期は -1.95億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 1.50億円 (前期は -1.49億円)

 

宿泊部門では、インバウンド需要の取り込みによる稼働率の確保と販売単価上昇に向けた施策を行うとのことで、増収増益で黒字転換を見込んでいる、とのことです。

 

今までは黒字予想が未達に終わるばかりでしたが、そろそろ本当に黒字化できるのかも!?

という印象です。

 

株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)の配当利回り

同社の配当予想では、中間配当、期末配当ともに0円/株となっています。

バランスシートでは、利益剰余金がマイナス68.27億円もありますので復配までの道のりは険しいでしょうね。

株式会社アゴーラホスピタリティグループ(9704)の株主優待

 

 

同社は、株主優待制度を実施しています。

 

内容ですが、12月末時点で1,000株以上を保有する株主を対象として以下の様な優待を受けることが出来ます。

  • フレキシブル宿泊レートから30%割引アゴーラ東京銀座、アゴーラプレイス東京浅草、ONE@Tokyo、TSUKI東京、ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺、ホテルアゴーラ大阪守口、アゴーラプレイス大阪難波
  • ラウンジ10%割引アゴーラ東京銀座
  • レストラン20%割引アゴーラプレイス東京浅草
  • バー10%割引:TSUKI東京
  • レストラン10%割引:ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺、ホテルアゴーラ大阪守口

 

shousanshouuoは、同社の優待をいただいた事はありませんが同社の施設をよく利用する人にとってはありがたい優待と言えますね。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo