ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

極楽湯HD(2340) 2023年3月期1Q決算発表【引き続き赤字計上も、債務超過を解消】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

shousanshouuoは、株式会社極楽湯ホールディングス(2340)の末席株主です。

株式会社極楽湯ホールディングス(2340)については、先日も記事にしたばかり

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

ですが、2023年3月期の第一四半期決算がリリースされましたので、その内容を記事にしたいと思います。

今回は極楽湯HD(2340) 2023年3月期1Q決算発表【引き続き赤字計上も、債務超過を解消】」についての記事です。

 

まとめ


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株式会社極楽湯ホールディングス(2340)は、
東京証券取引所スタンダード市場へと上場している東京の企業で_
日本および中国で「極楽湯」「RAKU SPA」を運営している温浴業界日本トップ企業です。

昨日、同社からは2023年3月期の第一四半期決算がリリースされていました。

中国事業ではゼロコロナ政策が大きく影響して赤字となっていましたが、

国内事業はコンテンツとのコラボ等が功を奏して、黒字転換となっています。

まだまだ会社全体としては赤字なのですが、債務超過は解消できたという結果で少し安心しました。

今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社極楽湯ホールディングス(2340)とは


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同社は、東京証券取引所スタンダード市場へと上場している東京の企業です。
日本の温浴業界では、トップ企業であり圧倒的な知名度を誇っています。
現在は日本国内だけではなくて、中国でも店舗を展開しています。

同社の歴史

同社の歴史に関しても、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社極楽湯ホールディングス(2340)の2023年3月期1Q決算

[rakuten:surugaya-a-too:199021400:detail]

昨日、同社の2023年3月期第一四半期決算がリリースされていました。
数字を確認しておきましょう。

売上高                26.97億円 (前年同期比 +21.6%)
営業利益             -1.01億円 (前年同期は -2.59億円)
経常利益             -0.56億円 (前年同期は -0.71億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -1.45億円 (前年同期は +0.09億円)

となっていました。
増収となって営業利益は大幅に改善していますね。
純損失が膨らんだのは、税金が昨年よりも1億円程度多く計上された事が原因であると思われます。

営業利益率は-3.75%ですので、前年度の通期よりも数値は良くなっています。
そして1Q末時点での自己資本比率-1.9%で、前期末より0.1%だけ改善しています。

株式会社極楽湯ホールディングス(2340)のセグメント別業績

同社の決算短信では、

  • 日本
  • 中国

の地域別セグメントでの記載がありました。
それぞれの数値を確認してみましょう。

日本

売上高               26.72億円 (前期比 +43.4%)
セグメント利益   1.80億円 (前期は -2.41億円)
セグメント利益率   6.74% (前期比 +19.69%)

増収、かつ黒字転換という結果です。

やはり、テレビアニメを中心としたコンテンツとのコラボイベントは好調な様ですね。このまま収益回復に大きく貢献を続けてくれる事を期待したいです。

中国

売上高                      0.24億円 (前期比 -93.2%)
セグメント利益      -2.44億円 (前期は +0.33億円)
セグメント利益率  -991.52% (前期比 -1,000.77%)

中国でのゼロコロナ政策が影響した臨時休業によってかなりの減収減益となっていますね。

株式会社極楽湯ホールディングス(2340)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想は、未定のままとなっています。
その理由ですが、新型コロナウィルス感染症拡大の影響に加えて、
エネルギーコスト上昇の先行きが不透明であるためとなっています。

株式会社極楽湯ホールディングス(2340)の配当利回り

同社の配当予想では、残念ながら無配当継続の予定となっています。 
債務超過は解消できたとはいえ、純資産合計がわずか784.2万円という綱渡りの状況です。

そのため財務体質の強化が喫緊の課題であることは相変わらずで、
累積の利益剰余金もマイナス78.10億円に膨らんでいますので、
配当に関してはまだ先の話になりそうですね。

株式会社極楽湯ホールディングス(2340)の株主優待

配当はゼロですが、同社は株主優待制度を継続してくれています。
内容ですが、

9月末時点での継続保有株主に対して入浴優待券を贈呈するというものです。

1年以上の継続保有が必要となりますが、2年以上の長期保有でさらに優遇される内容となっています。

1年以上保有

100~299株    無料入浴券4枚
300~499株    無料入浴券6枚
500~4,999株 無料入浴券10枚
5,000株~     無料入浴券20枚

2年以上保有

100~299株    無料入浴券6
300~499株    無料入浴券8
500~4,999株 無料入浴券12
5,000株~     無料入浴券22

入浴料は、高いところで980円ほどになりそうです。
昨日の同社株式終値は238円でしたので、

仮に100株を2年以上保有した場合

予想配当+優待利回り=0+6*9.8/238≒24.71%

という計算になりそうです。
これはかなりの高利回りとなりますね。

なお、実際に届いた優待券の券面は当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo