ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

文教堂GHD(9978) 2023年8月期決算を発表【減収となるも、営業利益 +40.2%、純利益 +32.0%に!!!】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

書店の文教堂をご存知でしょうか?

関東を中心に展開している書店チェーンで、現在は事業再生中の企業です。

shousanshouuoは、文教堂グループホールディングス(9978)の末席株主です。

今回は文教堂GHD(9978) 2023年8月期決算を発表【減収となるも、営業利益 +40.2%、純利益 +32.0%に!!!】」についての記事です。

まとめ


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文教堂グループホールディングス(9978)
は、

東京証券取引所スタンダード市場へ上場している神奈川の書店チェーンで、関東を中心に88店舗(2023年10月現在、ホームページで確認出来る限りでは)を運営しています。

昨日は同社の2023年8月期決算発表があり、

売上高 -6.2%、営業利益 +40.2%、純利益 +32.0%

という結果でした。

 

とはいえ、黒字も微々たるものでギリギリの水準ですね。
徐々に企業として、事業再生がうまくいくことを期待しながら、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

【関連記事】

shousanshouuoは、同社株が2024/3月に急騰した際に一部売却を行いました。

その経緯については、当ブログの以下の記事で紹介していますので宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

文教堂グループホールディングス(9978)とは


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文教堂グループホールディングス(9978)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している神奈川の企業です。

同社は、関東を中心に88店舗(2023年10月現在、ホームページで確認出来る限りでは)を運営しています。

 

書店からプログラミング教育等にも手を伸ばしていますが、
まだまだ業績は厳しくギリギリ黒字という状態ですね。

ある程度店舗数が減少して、プログラミング教育事業拠点が増えたところで「やる気スイッチグループ」からのTOBとかがあれば面白いんですけど・・・。

 

文教堂グループホールディングス(9978)の
2023年8月期決算

昨日、同社からは2023年8月期決算短信がリリースされていました。
数字を確認しておきましょう。

 

売上高            154.70億円 (前期比 -6.2%)
営業利益            0.73億円 (前期比 +40.2%)
経常利益            0.97億円 (前期比 +28.7%)
親会社株主に帰属する当期純利益 0.96億円 (前期比 +32.0%)

 

となっていました。
減収となるも増益という結果ですね。

営業利益率は0.47%と薄氷の様な利益率の低さです・・・。

そして期末時点での自己資本比率は12.8%で、前期末より1.2%アップしています。

 

不採算店舗3店の閉店を行った一方で、店舗の改装やカプセルトイ専門店の導入を行う等の施策を行っていますね。

 

また、プログラミング教育HALLOを5店舗に導入しています。
少しずつ、習い事としてのプログラミングも認知されてきており出店余地はありそうな事業ですが、まだまだインパクトは小さめですね。

教室へ入会すると文教堂でのお買い物が5%割引になる等、
相乗効果を狙った施策もされているみたいです。

 

文教堂グループホールディングス(9978)の
セグメント別業績

同社の決算短信を見ると、

  • 販売業
  • 教育プラットフォーム事業

上記の2つを報告セグメントとしているものの、

教育プラットフォーム事業の売上高が少なく、開示情報としての重要性が乏しいとのことでセグメント別の業績は開示がありませんでした。

 

文教堂グループホールディングス(9978)の
2024年8月期業績予想

同社の通期業績予想は以下の様になっています。

 

売上高            151.50億円 (前期比 -2.1%)
営業利益            0.50億円 (前期比 -31.8%)
経常利益            0.70億円 (前期比 -28.3%)
親会社株主に帰属する当期純利益 0.50億円 (前期比 -48.3%)

 

減収減益の見込みとなっていますね。

出版流通業界そのものが縮小することが見込まれていることに加え、
コスト増が見込まれるためでしょう。

教育プラットフォーム事業も年間数教室のペースで出店していくのでしょうが、急速に展開することは難しそうです。

出版業界の縮小に負けない、安定した事業モデルが確立されるまではもう少し時間がかかりそうです。

それまで業界や同社が耐え続けることが出来れば良いのですが・・・。

【関連記事】

同社の2024年月期中間決算が発表されていました。

減収減益で絶対値も小さいのですが、ギリギリ黒字を確保しており利益水準の進捗率は悪くない数値でした。

当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

文教堂グループホールディングス(9978)の配当利回り

同社は、現在事業再生中ということもあり、2024年8月期も無配の予定となっています。

優先株式も無配の状態ですので、しばらく復配は望めなそうですね。

のんびりと待つことにしようと思います。

 

文教堂グループホールディングス(9978)の株主優待

[rakuten:paternal22:10005172:detail]

同社は、店頭および株主専用優待サイトでの商品購入時割引優待を実施しています。

 

8月末、2月末の株主を対象としたもので、


100~999株    5%割引
1,000~9,999株 7%割引
10,000株~      10%割引

 

というものになっています。
割引のために1万株を買おうとは思えないですが、うまく活用することが出来ればメリットは大きそうです。

【関連記事】

同社は、かつてもっと太っ腹な優待を実施していたんですけどね・・・。

当時の優待については当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo