ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、イオンモールに行ったときに「ikka」というアパレル店を見かけることが多いことにお気づきでしょうか?
「ikka」は、イオングループのアパレル企業である株式会社コックス(9876)が運営しているブランドです。
shousanshouuoは、株式会社コックス(9876)の末席株主です。
今回は「コックス(9876) 2024年2月期中間決算を発表【売上高 +2.8%、営業利益 +157.3%、純利益 +371.7%の増収増益に!!】」についての記事です。
まとめ
株式会社コックス(9876)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している東京のアパレル企業で、現在は国内で177店舗(2023/9月現在)を運営しています。
昨日、同社からは2024年2月期中間決算がリリースされていたのですが、
売上高 +2.8%、営業利益 +157.3%、純利益 +371.7%
という増収増益の結果でした。
通期業績予想は、今後再度上方修正になりそうですので、このまま末席株主として同社の好調が続くことを期待したいです。
株式会社コックス(9876)とは
同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している東京のアパレル企業で、現在は国内で177店舗(2023/9月現在)を運営しています。
イオングループの一員ですので、同社店舗はイオングループ内への出店が目立ちます。
展開しているブランドとしては、
- ikka
- LBC
- VENCE
- TOKYO DESIGN CHANNEL BUYERS SELECT
- NO NEED
- sleeping.com
- Candy Beans
等がありますね。
shousanshouuoは、以前同社の株式を保有していたのですがマスク専門店出店をリリースした当たりで大きく上昇したため、一度手放していた銘柄です。
今年になって、また株価が下がったことと業績回復の兆しを感じたので再購入していたのでした。
【関連記事】
同社株式再購入の経緯については、当ブログの以下の記事で紹介していますので宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社コックス(9876)の
2024年2月期中間決算
昨日、同社からは2024年2月期第二四半期決算がリリースされていました。
早速、数字を確認しておきましょう。
売上高 75.10億円 (前年同期比 +2.8%)
営業利益 8.67億円 (前年同期比 +157.3%)
経常利益 10.15億円 (前年同期比 +222.5%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 8.76億円 (前年同期比 +371.7%)
となっていました。
営業利益率は11.55%と、高い数字になっています。
そして2Q末時点での自己資本比率は68.0%と、前期末より6.7%アップしています。
雑誌とのタイアップ企画や、店舗のリニューアル推進等が功を奏したみたいですね。
特記すべきなのは、前年同期と
売上高は同程度にもかかわらず棚卸資産を14%近く圧縮
していることです。
そのため、棚卸資産回転期間は前年同期よりも5-6日短縮されていそうです。
昨年と比較すると、
商品の動きが速く鮮度が良いものが店頭に並んでいる
というイメージでしょうか。
値引き販売の抑制等にもつながる良い影響が出ていることを期待したいです。
株式会社コックス(9876)のセグメント別業績
同社は、服飾販売を主とする企業であり単一セグメントのためか、
決算短信にセグメント別業績の開示はありませんでした。
株式会社コックス(9876)の
2024年2月期通期業績予想・進捗率
同社の通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 149.00億円 (前期比 +0.3%、進捗率 50.40%)
営業利益 5.85億円 (前期比 +37.0%、進捗率 148.21%)
経常利益 6.25億円 (前期比 +48.1%、進捗率 162.40%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.60億円 (前期比 +73.2%、進捗率 243..3%)
なんと、売上高はほぼ予想通りですが利益水準がすでに通期予想を上回るという結果です!!
同社の決算短信には、
「2024年2月期の業績予想については、2023年7月12日に公表いたしました業績予想から修正しておりません」
「しかしながら、利益面では上方修正値を大幅に超過しており、再度上方修正が必要であると認識しております。一方で、現時点では改善が続いている荒利益(おそらく粗利益の誤字でしょう・・・)に対する増益幅等を正確に見通すことが難しいため、第3四半期決算発表時、または確度の高い通期業績予想が確認でき次第、開示する予定です」
との文言がありました。
ということで、通期業績予想が上方修正されることは確実そうですね。また、リリースを期待したいと思います。
株式会社コックス(9876)の配当利回り
同社の配当予想では、
残念ながら中間配当0円、期末配当0円で合計0円/株
となっています。
利益剰余金がまだマイナス37.48億円ありますので、
それが解消されてからの復配という流れになるでしょうか。
今後、資本剰余金からの振り替え等で利益剰余金の欠損を埋める様な動きが出ることを期待したいです。
株式会社コックス(9876)の株主優待
同社は、ありがたいことに株主優待制度を実施しています。
内容ですが、
2月末の100株以上の株主を対象として、株主優待2割引券を贈呈する。
というものです。
枚数は、保有株式数によって異なっており
100~499株 3枚
500~999株 5枚
1,000~1,999株 8枚
2,000株~ 10枚
となっています。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo