ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
コンフォートホテルを利用されたことはあるでしょうか?
株式会社グリーンズ(6547)が運営しているビジネスホテルです。
先日宿泊した際には、無料朝食にスムージーが置いてあってビックリしました。ジューサーから出にくいことも多くて、スタッフはなかなか大変そうでしたが、なかなか美味しかったですよ。
shousanshouuoは、株式会社グリーンズ(6547)の末席株主です。
今回は「グリーンズ(6547) 2023年6月期決算説明資料を公開【2027/6月期までに17,000室運営を目標に!】」についての記事です。
まとめ
株式会社グリーンズ(6547)は、
東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へと上場している企業で、97店舗のホテル、14,407室を運営しています。
(チョイスホテルズ 11,428室、オリジナルブランド 2,979室)
昨日、同社からは2023年6月期決算説明資料が公開され、
中期経営計画の進捗状況も合わせて開示されていました。
今後の成長に向けた投資にも積極的な姿勢がみられることもあり、
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社グリーンズ(6547)とは
東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へと上場している、三重の企業です。
同社は全国で97店舗のホテル、14,407室を運営しています。
(チョイスホテルズ 11,428室、オリジナルブランド 2,979室)
同社が運営している
コンフォートホテルの特徴として
- 無料朝食
- 全室禁煙
- ウェルカムドリンク
- 小学生6年生まで添い寝であれば宿泊無料
といったサービスがあります。
何度かコンフォートホテルを利用した事がありますが、朝食は美味しいですし、
客室も清潔で快適だった記憶があります。
全室禁煙なので、部屋でくつろいでいても匂いを気にしなくて良いのはありがたいです。
同社の歴史
【関連記事】
同社の歴史等については、以前に当ブログで紹介したことがあります。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社グリーンズ(6547) 2023年6月期決算説明資料
昨日、同社からは上記の資料がリリースされていました。
内容を確認してみると、以下のことが分かりました。
決算の概要
客室単価・稼働率がともにV字回復している
チョイスブランドの売上高が大きく回復している
小型ホテルや老朽化施設の閉鎖で客室数が微減
中期経営計画の進捗と取り組み
新たなポジションに位置するブランドの創設で価格帯アップを模索
着実な新店開発で2027/6月期には17,000室規模を目標とする
”人財”の確保・育成に向けた取り組み
DX推進による競争力強化
2024年6月期業績予想と株主還元
増収を見込みつつ、営業利益は横ばいを予想
自己資本比率は30.1%まで回復を予定
となっていました。
そのための投資として、2023/6月期~2025/6月期までに
- リブランドを含めた戦略投資 15.9億円
- 新店投資 32.1億円
と積極的な投資継続を予定する見込みとなっています。
【関連記事】
2023/10/24に、同社からは22店舗・2,205室をリースで一気に出店することを発表しました。当ブログの以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社グリーンズ(6547)の2023年6月期決算
2023/8/14に、同社からは2023年6月期決算がリリースされています。
内容を確認しておきましょう。
売上高 364.39億円 (前期比 +43.3%)
営業利益 36.97億円 (前期は -21.57億円)
経常利益 34.92億円 (前期は -20.21億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 41.91億円 (前期は -21.78億円)
となっていました。
増収増益で、完全なV字回復となっています。
営業利益率は10.15%です。
そして期末時点での自己資本比率は22.6%と、前期末より17.4%アップしています。
客室稼働状況
同社の客室稼働状況は昨年よりも高く、以下の通りになっていました。
客室稼働率 80.9% (前年比 +8.4%)
客室単価 7,921円 (前年比 +29.7%)
客室稼働率および客室単価は大幅な改善となっています。
株式会社グリーンズ(6547)のセグメント別業績
同社の主たる事業は、ホテル事業の単一セグメントであるため特別開示はありませんでしたが、事業部門ごとの売上が記載されていたので確認しておきます。
チョイスホテルズ事業
売上高 299.04億円 (前期比 149.0%)
オリジナルブランド及びその他の事業
売上高 65.34億円 (前期比 121.7%)
株式会社グリーンズ(6547)の2024年6月期業績予想
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同社の2024年6月期の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 380.00億円 (前期比 +4.3%)
営業利益 37.00億円 (前期比 +0.1%)
経常利益 34.00億円 (前期比 -2.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 33.00億円 (前期比 -21.3%)
新ブランドである、
Ascend Hotel Collection
コンフォートホテルERA
の立ち上げ、展開もあるために、やや保守的な数値となっている印象です。
着実な新店開発についても、重点戦略の1つとして取り組む様ですので新規ホテルが増加することで一時的に収益が悪化することを織り込んでいるのかもしれません。
株式会社グリーンズ(6547)の配当利回り
同社の配当予想では、中間配当0円、期末配当20円で合計20円/株となっています。 同社株式の昨日終値は1,728円でしたので、
予想配当利回り=20/1,728≒1.16%
という事になりますね。
残念ながら、配当利回りはそこまで高くはない状況です。
株式会社グリーンズ(6547)の株主優待
同社は、株主優待を実施しています。
内容ですが、
自社が運営するホテル、レストラン、宴会場で利用可能な割引券を進呈
というものです。
対象となるのは12月末日時点の株主で、
保有株数によって内容が以下の様に異なっています。
100~199株 優待券 2,000円分
200~499株 優待券 4,000円分 (3年以上継続保有で+1,000円分)
500~999株 優待券 8,000円分 (3年以上継続保有で+2,000円分)
1,000~9,999株 優待券 10,000円分 (3年以上継続保有で+5,000円分)
10,000株~ 優待券 20,000円分 (3年以上継続保有で+10,000円分)
こうしてみると、200株を長期保有するのが最も利回りが良い、ということになりますね。
仮に、200株を長期保有した場合には、
予想配当+優待利回り=20+25/1,728≒2.60%
という計算になりそうです。
配当のみの場合よりも利回りはアップしますね。
また、コンフォートホテルは日本各地にありますので使い勝手もそれなりに良いのではないかと思います。
【関連記事】
実際に、同社から頂いた優待券は以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo