ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
コンフォートホテルを利用されたことはあるでしょうか?
株式会社グリーンズ(6547)が運営しているビジネスホテルです。
今年の夏に宿泊した際には、無料朝食にスムージーが置いてあってビックリしました。ジューサーから出にくいことも多くて、スタッフはなかなか大変そうでしたが、なかなか美味しかったですよ。
shousanshouuoは、株式会社グリーンズ(6547)の末席株主です。
今回は「グリーンズ(6547) 22棟 2,205室の出店を発表【来夏チサンインからリブランド予定に】」についての記事です。
まとめ
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株式会社グリーンズ(6547)は、
東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へと上場している企業で、97店舗のホテル、14,407室を運営しています。
(チョイスホテルズ 11,428室、オリジナルブランド 2,979室)
昨日、同社からは出店計画に関するお知らせ(長野県塩尻市他21物件)が公開されました。
内容ですが、既存ホテル22物件、2,205室を10年契約のリースにより賃借してコンフォートインとして運営する予定、とのことです。
同社の中期経営計画では、2025/6月期には15,000室、2027/6月期に17,000室の出店計画でしたから、前倒しで達成となりそうですね。
今後の成長に向けた投資にも積極的な姿勢がみられることもあり、
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社グリーンズ(6547)とは
東京証券取引所スタンダード市場、名古屋証券取引所プレミア市場へと上場している、三重の企業です。
同社は全国で97店舗のホテル、14,407室を運営しています。
(チョイスホテルズ 11,428室、オリジナルブランド 2,979室)
同社が運営している
コンフォートホテルの特徴として
- 無料朝食
- 全室禁煙
- ウェルカムドリンク
- 小学生6年生まで添い寝であれば宿泊無料
といったサービスがあります。
何度かコンフォートホテルを利用した事がありますが、朝食は美味しいですし、
客室も清潔で快適だった記憶があります。
そして、shousanshouuoは、いちごホテルリート投資法人(3463)を保有しているので、専用サイトから公式サイトよりも、さらに安い価格で予約することが出来るというメリットがあります。
全室禁煙なので、部屋でくつろいでいても匂いを気にしなくて良いのはありがたいです。
同社の歴史
【関連記事】
同社の歴史等については、以前に当ブログで紹介したことがあります。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社グリーンズ(6547)
出店計画に関するお知らせ(長野県塩尻市他21物件)
昨日、同社から上記名称のリリースがあり、内容を確認してみると以下のことが分かりました。
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- 2024/7月に22物件、2,205室を運営開始
- 22物件は、「チサンイン」から「コンフォートイン」へのリブランド
- 2030年までに、同様のロードサイドホテルを20店舗開発予定
とのことです。
実際に運営を開始するのは、2024/7月中旬頃からとのことですので今期業績への寄与はなさそうですが、大量出店ですので来期以降の業績には大きく影響することが期待されます。
すでに存在しているホテルのオペレーターチェンジですので、各ホテルの強み弱みも把握しやすいでしょうし、一気に大量出店できるというのは強みですね。
また、新規開発よりリスクを抑えられる出店なのではないかと思います。
その後は、ロードサイドホテル運営のノウハウをさらに蓄積しながら2030年までに同様のコンフォートインを20店舗程度の開発を目指しているとのことです。
立地にもよりますが、フェアフィールド・バイ・マリオットやHOTEL AZあたりが競合となりそうです。
コンフォートインのブランドポジションを考慮すると、恐らくチサンインと同程度の客室単価設定になるのではないかと思われます。
そうなると、フェアフィールド・バイ・マリオットよりも安く、HOTEL AZよりも高いホテル、という感じになるのではないでしょうか。
なんとも言えないですが、ロードサイドホテルの立地条件を考えると
高速のインターチェンジ近くで経営が苦しくなっているファッションホテルを取得したうえで、改築する、なんて開発もあり得るかもしれませんね。
株式会社グリーンズ(6547)の2023年6月期決算
2023/8/14に、同社からは2023年6月期決算がリリースされています。
内容を確認しておきましょう。
売上高 364.39億円 (前期比 +43.3%)
営業利益 36.97億円 (前期は -21.57億円)
経常利益 34.92億円 (前期は -20.21億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 41.91億円 (前期は -21.78億円)
となっていました。
増収増益で、完全なV字回復となっています。
営業利益率は10.15%です。
そして期末時点での自己資本比率は22.6%と、前期末より17.4%アップしています。
客室稼働状況
同社の客室稼働状況は昨年よりも高く、以下の通りになっていました。
客室稼働率 80.9% (前年比 +8.4%)
客室単価 7,921円 (前年比 +29.7%)
客室稼働率および客室単価は大幅な改善となっています。
株式会社グリーンズ(6547)のセグメント別業績
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同社の主たる事業は、ホテル事業の単一セグメントであるため特別開示はありませんでしたが、事業部門ごとの売上が記載されていたので確認しておきます。
チョイスホテルズ事業
売上高 299.04億円 (前期比 149.0%)
オリジナルブランド及びその他の事業
売上高 65.34億円 (前期比 121.7%)
株式会社グリーンズ(6547)の2024年6月期業績予想
同社の2024年6月期の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 380.00億円 (前期比 +4.3%)
営業利益 37.00億円 (前期比 +0.1%)
経常利益 34.00億円 (前期比 -2.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 33.00億円 (前期比 -21.3%)
新ブランドである、
Ascend Hotel Collection
コンフォートホテルERA
の立ち上げ、展開もあるために、やや保守的な数値となっている印象です。
着実な新店開発についても、重点戦略の1つとして取り組む様ですので新規ホテルが増加することで一時的に収益が悪化することを織り込んでいるのかもしれません。
【関連記事】
同社は、2024/2月に通期業績予想の上方修正を発表してくれました。それでも、まだ保守的な数字には見えますが・・・
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社グリーンズ(6547)の配当利回り
同社の配当予想では、中間配当0円、期末配当20円で合計20円/株となっています。 同社株式の昨日終値は1,728円でしたので、
予想配当利回り=20/1,728≒1.16%
という事になりますね。
残念ながら、配当利回りはそこまで高くはない状況です。
株式会社グリーンズ(6547)の株主優待
- 価格: 1400 円
- 楽天で詳細を見る
同社は、株主優待を実施しています。
内容ですが、
自社が運営するホテル、レストラン、宴会場で利用可能な割引券を進呈
というものです。
対象となるのは12月末日時点の株主で、
保有株数によって内容が以下の様に異なっています。
100~199株 優待券 2,000円分
200~499株 優待券 4,000円分 (3年以上継続保有で+1,000円分)
500~999株 優待券 8,000円分 (3年以上継続保有で+2,000円分)
1,000~9,999株 優待券 10,000円分 (3年以上継続保有で+5,000円分)
10,000株~ 優待券 20,000円分 (3年以上継続保有で+10,000円分)
こうしてみると、200株を長期保有するのが最も利回りが良い、ということになりますね。
仮に、200株を長期保有した場合には、
予想配当+優待利回り=20+25/1,728≒2.60%
という計算になりそうです。
配当のみの場合よりも利回りはアップしますね。
また、コンフォートホテルは日本各地にありますので使い勝手もそれなりに良いのではないかと思います。
ちなみに、いちごホテルリート投資法人(3463)を保有していれば、専用サイトから公式サイトよりも、さらに安い価格(10%割引、連泊だと13%割引)で予約することが出来、株主優待券の併用も可能というメリットがあります。
【関連記事】
いちごホテルリート投資法人(3463)の優待については
以下の記事で
実際に、同社から頂いた優待券は以下の記事で、それぞれ紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo