ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社クラウディアホールディングス(3607)をご存じでしょうか?
同社は、ウエディングドレスの製造・レンタルを主力としている企業で、結婚式場の運営も行っています。
shousanshouuoは、クラウディアホールディングス(3607)の末席株主です。
今回は
「クラウディアHD(3607) 二条丸八の株式取得を発表【売上高7億円規模の和装製販・レンタル企業をM&A!!】」
についての記事です。
まとめ
株式会社クラウディアホールディングス(3607)は、
東京証券取引所スタンダード市場に上場している京都の企業で、
総合ブライダル企業であるクラウディアを中心としたグループ会社の経営管理等を行っています。
クラウディアのウェディングドレスは、
DisneyやJILLSTUART等の人気ブランドと協業したものがあり、
他社との差別化が図られています。
また、都市部ならびにリゾート地での結婚式場運営事業も行っており、同社は総合ブライダル企業として一定の地位を有していると考えます。
昨日、同社からは
株式会社二条丸八の株式取得(子会社化)に関するお知らせがリリースされています。
内容は、和装を中心とした婚礼衣装の企画、製造販売やクリーニング・メンテナンスで高い技術を有する同社を買収するというものでした。
総合ブライダル企業である同社にとって、技術力のある和装企業をグループに加えることはシナジーを期待しやすいのではないかと思います。
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
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ちなみに、同社の2024年8月期中間決算の結果は本M&Aの効果もあってか、極めて良いものでした。
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
クラウディアホールディングス(3607)とは
東京証券取引所スタンダード市場に上場している京都の企業で、
事業内容としては、総合ブライダル企業であるクラウディアを中心としたグループ会社の経営管理等、という事になっています。
同社のウエディングドレスですが、
- Disney Wedding Dress Collection
- JILLSTUART
等のブランドラインを保有しているのが強みと言えそうです。
また、結婚式場は
に加えて、リゾートウエディングを総合的にプロデュースする
- クチュールナオコウェディング
もあり、ウエディングに関する様々なニーズに対応できる様になっています。
同社の歴史
同社の歴史については、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
クラウディアホールディングス(3607)
株式会社二条丸八の株式取得(子会社化)に関するお知らせ
昨日リリースされたのは、和装の製造・販売とレンタルを行う企業である
株式会社二条丸八のM&Aでした。
短期的に大きく利益を伸ばすことは難しいかもしれませんが、同社の運営する結婚式場の中には神社挙式と提携しているものもありますので、そこで活用が出来そうですね。
なお、二条丸八のラインナップにはIKKOさんとのコラボ商品もある様です。
また、同社のホールセール事業部門がこれまでに構築してきたネットワークを通じて質の高い和装を提供することで
二条丸八の製品をこれまで以上に多くの人に知ってもらい、その魅力を伝えることが出来るのではないかとshousanshouuoは思います。
クラウディアホールディングス(3607)の
2023年8月期決算
2023/10/3に同社からは、2023年8月期決算の結果がリリースされていました。ここで数字を確認しておきましょう。
売上高 115.21億円 (前期比 +39.8%)
営業利益 5.53億円 (前期比 +431.8%)
経常利益 6.17億円 (前期比 -10.1%)
親会社株主に帰属する当期純利益 5.62億円 (前期比 -31.8%)
となっていました。
営業利益率は4.80%です。
そして2023年8月期末時点での自己資本比率は31.1%と、前期末よりも8.0%アップしています。
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なお、その前の期末決算については当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
クラウディアホールディングス(3607)のセグメント別業績
同社のグループは「ブライダル事業」の単一セグメントであるため、
決算短信では記載が省略されていました。
ただ、部門ごとの売上として
- コンシューマー事業部門 23.09億円 (前期比 +20.1%)
- ホールセール事業部門 92.11億円 (前期比 +21.5%)
であることが開示されていました。
また、
ホールセール事業の受注残は7.41億円と、
新型コロナウィルス感染症の影響を受ける前である
2020年8月期の1~2Q末とほぼ同程度までに回復しています。
コンシューマー事業は、
新型コロナの影響で延期されていた挙式の施行がほぼ完了したとのことで受注残組数は減少しています。
が、受注数は安定して推移しており、
さらに1組当たりの単価も上昇傾向となっています。
クラウディアホールディングス(3607)の
2024年8月期業績予想・進捗率
[rakuten:book:21070741:detail]
同社の2024年8月期の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 125.00億円 (前期比 +8.5%)
営業利益 6.00億円 (前期比 +8.4%)
経常利益 5.70億円 (前期比 -7.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 5.00億円 (前期比 -11.0%)
増収となるも、減益を見込んでいるみたいですね。
決算短信には受注回復に対応するための生産能力強化という文言もあったのですが、今回のM&Aがうまくいけば、衣装のラインナップ充実と生産能力強化が可能となりそうですね。
やはり、相乗効果を期待したいところです。
また、リゾート婚事業が再度増加する局面になれば
同社のハワイでの式場稼働率がアップすることで利益が大きく伸びる、という期待が出来るかもしれません。
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なお、同社の2024年8月期中間決算の結果は本M&Aの効果もあってか、極めて良いものでした。
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
クラウディアホールディングス(3607)の
2024年8月期配当予想
同社の配当予想では、中間配当3円、期末配当7円で合計10円/株となっています。
なお、期末配当金は創業50周年の記念配当として2円が織り込まれている様です。
同社株式の昨日終値は410円でしたので、
予想配当利回り=10/410≒2.44%
という事になりますね。
利回りとしては、まぁまぁといったところでしょうか。
クラウディアホールディングス(3607)の株主優待
同社は株主優待を実施してくれています。
内容ですが、8月末時点で100株以上を保有する事で
優待券とQUOカード
を頂く事が出来るんです。
株主優待券は、
直営店および優待協賛店での婚礼衣装の購入・レンタルと、挙式・披露宴の割引等に利用可能
なものですので、活用できる人は限られてしまうと思います。
また、QUOカードは以下の様に保有株数によって頂ける金額が異なっています。
100~299株 500円分
300~999株 1,000 円分
1,000株~ 3,000円分
ですので、仮に100株を保有した場合には
予想配当+優待利回り=10+5/410≒3.66%
という計算になります。
それなりに魅力的であると言えそうですね。
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実際に届いた優待券の券面については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo