ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
shousanshouuoは、
中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。
焼き鳥店の備長扇屋をご存じでしょうか?
郊外のロードサイド等での立地が多いチェーンの焼き鳥店を運営しているのが
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)です。
shousanshouuoは、株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)の末席株主です。
今回は
「ヴィアHD(7918) 2024年3月期中間業績予想を修正【売上高微減も、営業黒字、経常黒字を達成!!】」
についての記事です。
まとめ
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)は、
東京証券取引所プライム市場へ上場している、東京の企業です。
元々は印刷会社だったのですが、
現在は飲食事業を運営する企業となっており、
全国で315店舗(直営285、FC店30)(2023/9月末現在)
の運営に携わっています。
現在は事業再生中のため、運営する店舗数は縮小傾向となっており今上半期にも8店舗の撤退をしています。
昨日、同社の2024年3月期中間業績予想の修正に関するお知らせがリリースされました。
内容ですが、予想比で
売上高 -1.9%、営業利益 +0.97億円
経常利益 +1.27億円、純利益 +1.0億円
と、概ね上振れした数値でした。
再建までの道のりはまだ厳しそうですが、少しずつ業績が良い方向へ向いているのではないでしょうか。末席株主として引き続き同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)とは
同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している、東京の企業です。
元々は印刷会社だったのですが、
現在は飲食事業を運営する企業となっており、
全国で315店舗(直営285、FC店30)[2023/9月時点]
の運営に携わっています。
現在は事業再生中のため、運営する店舗数は縮小傾向となっており上半期に8店舗の撤退をしています。
現在は、
ランチ強化での二毛作、ダブルネーム(2ブランド併存店舗)、店舗の小型化等の取り組みを通じて早期の黒字化に向けた取り組みを行っているところです。
同社の歴史
同社の歴史に関しては、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
の2024年3月期中間連結業績予想の修正に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
2024年3月期の中間業績予想との乖離は、以下の様になっています。
前回予想 今回修正予想
売上高 86.00億円 ⇒ 84.35億円 (増減率 -1.9%)
営業利益 -0.20億円 ⇒ 0.77億円 (増減額 +0.97億円)
経常利益 -0.80億円 ⇒ 0.47億円 (増減額 +1.27億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -1.30億円 ⇒ -0.30億円 (増減額 +1.0億円)
なんと、予想よりも売上を落としたにも関わらず、営業黒字・経常黒字を達成する見込みとなった様なのです!!
コロナ禍以前から赤字企業だったので、そこまで期待していなかったのですが、
コストコントロール等の取り組みが功を奏した結果みたいですね。
各店舗での損益分岐点が以前よりも低下していて生産性が向上しているのかもしれません。
今後の景気動向にもよりますが、客数が大幅に予想を下回るということがなければ
通期業績予想の修正も期待して良いのではないでしょうか。
2023年9月度月次速報
なお、2023/10/10に同社から2023年9月度の月次売上速報がリリースされていました。
内容を確認しておきましょう。
全店実績の対前年比較
9月度売上高 123.7%
上半期累計売上高 120.8%
という数値になっています。
客数が昨対比111.4%
客単価は昨対比111.0%
となっており、客数・客単価ともに大きな回復となっています。
価格改訂も、概ね受け入れられているといえそうですね。
ただし、2ページ目の
全店実績の対2019年比較
では、
9月度売上高 68.1%
上半期累計売上高 66.3%
と、まだまだ残念な数値が記載されていました。
累計での客単価は111.1%と改善が続いているの
ですが、客数は59.6%・・・です。
えっ、そんなに悪いの??
というのが正直な感想です。
ただし、この数字ですが、下の数字をさらに確認するとまた別の数値が並んでいます。
【既存店実績の対2019年比較】
というところですね。
これを見ると、グループ合計の
9月度売上高 98.0%
上半期累計売上高 96.6%
とあります。
細かい説明がないので推定ではありますが、
閉店した店舗分の売上も単純に合算していたのが
【全店実績の対2019年比較】
ということの様です。
なので、今後も店舗の運営状況の実態は、
【既存店実績の対2019年比較】
を見て判断していこうかと思います。
【関連記事】
昨年9月度の月次速報については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
の2024年3月期1Q決算
rakuten:f462195-itikikusikino:10000698:detail
2023/8/9に同社の2024年3月期の第一半期決算がリリース
されていましたので、中身を確認しておきましょう。
売上高 41.30億円 (前年同期比 +15.2%)
営業利益 -0.28億円 (前年同期は -2.19億円)
経常利益 -0.42億円 (前年同期は -2.30億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -0.74億円 (前年同期は -2.14億円)
となっていました。
増収かつ赤字幅は縮小しています。
営業利益もマイナスではありますが、均衡圏に近づきつつありますね。
企業業績としては改善していると考えられそうです。
営業利益率は、-0.68%です。
そして1Q末時点の自己資本比率は11.5%で、前年度末よりも2.1%ダウンしています。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
のセグメント別業績
同社の決算短信には、セグメント別の業績開示はされていませんでした。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
の配当利回り
[rakuten:f432113-uto:10000258:detail]
同社の予想では、残念ながら配当はゼロ円の予定になっています。
1Q末時点で、利益剰余金が-6.43億円となっていますので、
この欠損が一掃され、その後にC種・D種優先株式の処理が片付いてから
の復配という事になりそうですね。
まだまだ道のりは遠そうです。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
の株主優待
同社は株主優待制度を導入しています。
内容ですが、3月末時点での株主に対して同社店舗で利用が可能な飲食割引券がいただけます。
贈呈額は所有する株数によって、以下の様に分かれています。
100~299株 250円割引券 10枚
300~599株 250円割引券 20枚
600~999株 250円割引券 30枚
1,000株~ 250円割引券 40枚
※お会計(税込) 1,000円毎に250円割引
税込1,000円につき1枚ずつの利用という制限がかかるため、
最大で25%割引という事になりますね。
残念ながら、利用条件としてテイクアウト利用が出来ないという問題があり、使い勝手は今一つとなっています。
仮に、同社株式を100株保有した場合には2,500円分(250円×10枚)の優待券が贈呈されるということになります。
昨日の同社株式終値は105円でしたので、仮に100株を保有した場合は
予想配当+優待利回り=0+25/105≒23.81%
の、超高利回り優待ということになります。
あとは最大でも25%割引をどの程度特別なものと考えるか
ですが・・・。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo