ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
shousanshouuoは、
中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。
焼き鳥店の備長扇屋をご存じでしょうか?
郊外のロードサイド等での立地が多いチェーンの焼き鳥店を運営しているのが
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)です。
shousanshouuoは、株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)の末席株主です。
今回は
「ヴィアHD(7918) 2025年3月期1Q決算を発表【売上高 +4.9%、営業黒字 1.16億円、純利益 0.46億円に!!】」
についての記事です。
まとめ
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)は、
東京証券取引所プライム市場へ上場している、東京の企業です。
元々は印刷会社だったのですが、
現在は飲食事業を運営する企業となっており、
全国で310店舗(直営281、FC店29)(2024/6月末現在)
の運営に携わっています。
現在は事業再生中なのですが、店舗数の縮小は一服した様です。
今年の4-6月期には2店舗のみ閉店しています。
昨日、同社の2025年3月期第一四半期決算がリリースされました。
内容ですが、
売上高 43.33億円、営業利益 1.16億円
経常利益 1.01億円、純利益 0.46億円
と、いう結果でした。
再建までの道のりはまだ厳しそうですが、
前年同期は営業赤字だったことを考えると、
少しずつ業績は良い方向へ向いているのではないでしょうか。
末席株主として引き続き同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)とは
同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している、東京の企業です。
元々は印刷会社だったのですが、
現在は飲食事業を運営する企業となっており、
全国で310店舗(直営281、FC店29)(2024/6月末現在)
の運営に携わっています。
現在は事業再生中なのですが、店舗数の縮小は一服した様です。
今年の4-6月期には2店舗のみ閉店しています。
現在は、
損益分岐点を下げる施策
と
新業態・新メニュー導入への挑戦、
新規出店に向けた準備
等の取り組みを通じて
事業再生・再拡大に向けた取り組みを行っているところです。
同社の歴史
同社の歴史に関しては、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
の2025年3月期1Q決算
昨日、同社の2025年3月期の第一半期決算が
リリースされました。
早速、数字を確認しておきましょう。
売上高 43.33億円 (前年同期比 +4.9%)
営業利益 1.16億円 (前年同期は -0.28億円)
経常利益 1.01億円 (前年同期は -0.42億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.46億円 (前年同期は -0.74億円)
となっていました。
増収かつ営業黒字化しています。
企業業績は改善していると考えられそうです。
営業利益率は、2.68%です。
そして1Q末時点の自己資本比率は16.4%で、前期末よりも1.4%ダウンしています。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
のセグメント別業績
同社は「外食サービス事業」の単一セグメントであるため、
決算短信には、セグメント別の業績開示はされていませんでした。
ヴィア・ホールディングス(7918)
2024年6月度月次速報
なお、2024/7/10に同社から2024年6月度の月次売上速報がリリースされていました。
そちらの内容も確認しておきましょう。
全店実績の対前年比較
6月度売上高 108.6%
上半期累計売上高 105.2%
という数値になっています。
客数が昨対比 103.2%
客単価は昨対比 105.2%
となっており、客数・客単価ともに増加しています。
客単価を見ると、価格改訂も受け入れられているといえそうですね。
ただし、2ページ目の
全店実績の対2019年比較
では、
6月度売上高 69.6%
上半期累計売上高 67.5%
と、まだまだ残念な数値が記載されていました。
累計での客単価は116.1%と改善が続いているの
ですが、客数は58.1%・・・です。
えっ、そんなに悪いの??
というのが正直な感想です。
ただし、この数字ですが、下の数字をさらに確認するとまた別の数値が並んでいます。
【既存店実績の対2019年比較】
というところですね。
これを見ると、グループ合計の
6月度売上高 103.8%
上半期累計売上高 100.9%
とあります。
この数字を見ていると、2019年と遜色のない数値ということになります。
ようやくお客さんが居酒屋に戻ってきたという感じですね。
細かい説明がないので推定ですが、
閉店した店舗分の売上も単純に合算していたのが
【全店実績の対2019年比較】
ということの様です。
なので、今後も店舗の運営状況の実態は、
【既存店実績の対2019年比較】
を見て判断していこうかと思います。
【関連記事】
昨年9月度の月次速報については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
の2025年3月期通期連結業績予想・進捗率
同社の決算短信によれば、
2025年3月期の通期連結業績予想と、
1Q末時点での進捗率は、以下の様になっています。
売上高 175.00億円 (前期比 +3.1%、進捗率 24.76%)
営業利益 4.50億円 (前期比 +38.3%、進捗率 25.78%)
経常利益 3.70億円 (前期比 +48.4%、進捗率 27.30%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2.20億円 (前期比 +1.6%、進捗率 20.91%)
進捗率を考慮すると、概ね堅調と言えるのではないでしょうか。
今後の景気動向にもよりますが、
客数が大幅に予想を下回るということがなければ
通期業績予想の達成を概ね期待出来るのではないでしょうか。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
の配当利回り
[rakuten:f432113-uto:10000258:detail]
同社の予想では、残念ながら配当はゼロ円の予定になっています。
1Q末時点で、利益剰余金が -3.05億円となっていますので、
この欠損が一掃され、その後にC種・D種優先株式の処理が片付いてから
の復配という事になりそうですね。
まだまだ道のりは遠そうです。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)
の株主優待
同社は株主優待制度を導入しています。
内容ですが、3月末時点での株主に対して同社店舗で利用が可能な飲食割引券がいただけます。
贈呈額は所有する株数によって、以下の様に分かれています。
100~299株 250円割引券 10枚
300~599株 250円割引券 20枚
600~999株 250円割引券 30枚
1,000株~ 250円割引券 40枚
※お会計(税込) 1,000円毎に250円割引
税込1,000円につき1枚ずつの利用という制限がかかるため、
最大で25%割引という事になりますね。
残念ながら、利用条件としてテイクアウト利用が出来ないという問題があり、使い勝手は今一つとなっています。
仮に、同社株式を100株保有した場合には
2,500円分(250円×10枚)の優待券が贈呈されることになります。
昨日の同社株式終値は108円でしたので、仮に100株を保有した場合は
予想配当+優待利回り=0+25/108≒23.15%
の、超高利回り優待ということになります。
あとは最大でも25%割引をどの程度特別なものと考えるか
ですが・・・。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo