ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)2022年2月度月次速報について

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
焼き鳥店の備長扇屋をご存じでしょうか?
郊外のロードサイド等での立地も見られる焼き鳥店です。
shousanshouuoは、株式会社ヴィア・ホールディングスの末席株主です。
今回は「株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)2022年2月度月次速報」についての記事です。

まとめ


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株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)は、東京証券取引所市場第一部へ上場しており、プライム市場への移行を予定している東京の企業です。
同社は、

  • やきとりの扇屋
  • 備長扇屋
  • 紅とん
  • 魚や一丁
  • ぼちぼち
  • Pastel

等に代表される30のブランドで店舗を展開している外食サービス企業です。
本日、同社の2月月次売上速報が開示されていました。
数値としては、前年度対比95.1%、年間累計前年度対比83.5%とまずまずの数値でしたが、2019年と比較すると散々な数値となっていました・・・。
同社は事業再生ADRが成立しており、現在は必死に事業再生に取り組んでいる状況です。そのため、配当はゼロとなっています。
予想優待利回りは16.78%と高い数値になっていますが、残念ながら同社の株主優待券は少し使い勝手が悪いと感じてしまいます。
まだまだ再建までの道のりは厳しそうですが、末席株主として引き続き同社を応援していきたいと思っています。

株式会社ヴィア・ホールディングスとは

東京証券取引所市場第一部へ上場しており、来月からはプライム市場への移行が予定されている東京の企業です。
ただし、2021/6/30時点では「流通株式時価総額がプライム市場の上場維持基準を満たしていなかったため、2021/12/15に「新市場区分の上場維持基準の適合に向けた計画書」がリリースされていました。

同社は、36都道府県において30ブランド、356店舗を運営している飲食企業です。
事業再生のため、同社は
2020/7~2021/9月までに
直営店55店舗の大量撤退、42名(約1割)の早期退職を実施しています。

2021/10~2022/9月にかけては、
ランチ強化での二毛作、ダブルネーム(2ブランド併存店舗)、店舗の小型化等の取り組みを通じて早期の黒字化を予定しています。

同社の歴史

同社のルーツは、1934年に操業した新聞社活版印刷所となっています。
1944年には、戦災によって全工場設備を焼失するという悲劇に見舞われていますが
1948年には暁印刷株式会社が設立され、再興をはかっています。
1963年には、早くも店頭登録銘柄として株式公開を果たしています。
その後は、工場の移転や集約等を繰り返していましたが1999年には「あかつきビーピー株式会社」へと商号が変更となっています。
2001年になり「備長扇屋」のフランチャイズ1号店を開店させると、
2003年には、お好み焼き店「ぼちぼち」のフランチャイズ1号店を開店させています。
2004年には「株式会社扇屋コーポレーション」と「株式会社エンゼルフードシステムズ」の株式を取得しており、外食事業への依存度が高まっていきます。
2005年には、現在の「株式会社ヴィア・ホールディングス」へと商号を変更しています。
その後も、意欲的に他社の株式を取得する事で外食事業を拡大していましたが
2013年には、ついに祖業であった印刷業の「株式会社暁印刷」の株式を譲渡した事で外食サービス専業となっていました。
2015年には、プリンが有名なパステル」の事業を譲受しており、
2016年には東京証券取引所市場第一部指定銘柄となっていました。

しかし、その後は新型コロナウィルス感染症の影響もあって債務超過に陥った事から
2021/2/15に事業再生ADR手続に関するお知らせ」をリリースし、
2021/4/20に事業再生ADR手続の成立及び債務の株式化等の金融支援のお知らせ」がリリースされています。
この事業再生ADR手続のおかげで、

債務の株式化(45億円)+優先株式による出資(15億円)

の支援を受けられる事となり、債務超過を解消する事が出来ています。
ただ、未だに厳しい経営環境が続いている事を考えると、まだまだ気が抜けない状態と言えます。


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2022年2月度月次速報

全店実績の対前年比較では、

2月度売上高   95.1%
年次累計売上高 83.5%

と健闘している様に見えますが、2ページ目の
全店実績の対2019年比較では、

2月度売上高   34.8%
年次累計売上高 37.3%

とかなりショッキングな数値となっています。
比較的、マシな数字なのは中華系ファミリーレストランパステぐらいですね。
まだまだ厳しい経営状況が続きそうです。

株式会社ヴィア・ホールディングスの3Q決算


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2022/2/9に同社の3Q決算発表がありましたので、
中身を確認しておきましょう。

売上高              76.23億円 (前年度比 -21.3%)
営業利益             -8.62億円 (前年度は -20.48億円)
経常利益             -5.99億円 (前年度は -20.52億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 10.09億円 (前年度は -38.89億円)

となっていました。
減収ながらも赤字幅は縮小しており、純利益はプラスとなっています。
営業利益率は、-11.31%です。
そして3Q末時点での、同社の自己資本比率は28.9%で前年度よりも72%改善しています(前年度は-43.1%でした・・・)。


特別損失が3Q末までに累計で15.15億円、
特別利益は3Q末までに累計で32.35億円が計上されています。

株式会社ヴィア・ホールディングスのセグメント別業績

同社の決算短信には、セグメント別の業績開示はされていませんでした。

株式会社ヴィア・ホールディングスの業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高              102.00億円 (前年度比 -16.2%、進捗率 74.74%)
営業利益           -13.50億円 (前年度は -26.31億円)
経常利益           -11.00億円 (前年度は -25.43億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 4.00億円 (前年度は -56.06億円、進捗率 252.25%)

3月の数字次第ではありますが、概ね2月度の月次速報の数値からは大きく乖離していない印象ですので、売上高はある程度予想通りにいきそうな気がします。

株式会社ヴィア・ホールディングス配当利回り

同社の予想では、残念ながら配当はゼロ円となっています。 
利益剰余金が3Q末の時点で-43.42億円となっていますので、
まずはこの欠損が一掃され、その後にC種・D種優先株式の処理が片付いてから
という事になりそうですね。

株式会社ヴィア・ホールディングス株主優待

同社の株主優待ですが、同社店舗で利用が可能な飲食割引券がいただけます。
利用条件として、テイクアウト利用が出来ないというのは大きな制度上の欠点だと思いますが・・・。
仮に、3月末の時点で100株を保有していた場合には2,500円分(250円×10枚)の優待券が贈呈されます。
税込1,000円につき1枚ずつの利用という制限がかかるため、最大で25%の割引という事になりますね。
本日、同社株式の終値は149円でしたので、100株を保有した場合は

予想配当+優待利回り=25/149≒16.78%

という計算になりそうです。
あとは、25%割引をどの程度特別なものと考えるか、ですが・・・。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo