ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
インターライフホールディングス株式会社(1418)という企業をご存知でしょうか?
同社は商業施設等の設計施工、管理メンテナンス等を行っている企業です。
昨日、同社からは、増配と株主優待制度の廃止について案内がありました。
shousanshouuoは、インターライフホールディングス株式会社(1418)の末席株主です。
今回は「インターライフHD(1418) 増配・株主優待廃止を発表【年間配当4円⇒5円へ】」についての記事です。
まとめ
インターライフホールディングス株式会社(1418)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している東京の企業で
商業施設等の設計施工、管理メンテナンス等を行っています。
昨日、同社から配当予想の修正(増配)ならびに株主優待制度の廃止のニュースがありました。
今後の動向を窺いつつも、末席株主として引き続き同社を応援したいと考えています。
インターライフホールディングス株式会社(1418)とは
上記店舗は、同社が設計施工したものだそうです。
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。
事業内容としては、
商業施設・公共施設の設計施工、管理メンテナンスなどのトータルサービスならびに、通信業界への人材派遣などを展開するグループの持株会社として、グループの経営管理及びそれに付帯する業務
を行っています。
中核となるのは、株式会社日商インターライフという企業ですね。
同社の歴史
同社の歴史については、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
インターライフホールディングス株式会社(1418) 配当予想の修正(増配)について
昨日、同社から上記名称のリリースがありました。
内容ですが、
期末配当を4円/株⇒5円/株
へと増配するというものです。
昨日の同社株式終値は167円でしたので、
予想配当利回り=5/167≒2.99%
という事になりますね。
この株価の企業にしては、継続して配当を出してくれていますし、配当利回りもまずまず良い方だと思います
(というか、配当があるだけありがたいです)。
インターライフホールディングス株式会社(1418) 株主優待制度の廃止に関するお知らせ
また、同社からは昨日上記名称のリリースも同時にされていました。
元々の優待内容は、
2月末の時点で1,000株以上の株式を保有している場合
クオカード1,000円分 or 5,000円分を株式数に応じて贈呈する
というものでしたが、
こちらを廃止して配当での利益還元に集約する
ということの様ですね。
shousanshouuoは、末席株主ですのでこちらに関してはノーダメージということになります。
インターライフホールディングス株式会社(1418)の2023年2月期3Q決算
同社の2023年2月期の第三四半期決算ですが、2023/1/13にリリースされていました。
早速、数値を確認しておきましょう。
売上高 79.58億円 (前年同期比 -1.4%)
営業利益 -0.35億円 (前年同期は -2.10億円)
経常利益 -0.27億円 (前年同期は -2.04億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -0.44億円 (前年同期は -1.47億円)
となっていました。
減収ではあるものの赤字幅減少という結果です。
営業利益率は -0.45%ですね。
そして3Q末時点での自己資本比率は45.6%で、前年度より6.2%ダウンしています。
【関連記事】
同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
インターライフホールディングス株式会社(1418)のセグメント別業績
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こちらの店舗も、同社が施工したものだそうです。
同社の決算短信では、
- 内装工事事業
- 音響・照明設備事業
- 設備・メンテナンス事業
- 人材サービス事業
- その他
に分かれて報告されています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
内装工事事業
売上高 35.98億円 (前年同期比 +5.71%)
セグメント利益 -0.27億円 (前年同期は -0.74億円)
セグメント利益率 -0.76% (前年同期より1.44%改善)
主力事業ですね。大型工事案件の完工や受注の増加等で前年同期を上回る売上となっています。
音響・照明設備事業
売上高 24.94億円 (前年同期比 +45.73%)
セグメント利益 0.73億円 (前年同期は -0.47億円)
セグメント利益率 2.96% (前年同期より5.76%改善)
黒字転換を果たしていますね。こちらも大型工事案件の完工が影響したみたいです。
設備・メンテナンス事業
売上高 10.58億円 (前年同期比 -2.23%)
セグメント利益 0.21億円 (前年同期比 -44.83%)
セグメント利益率 2.04% (前年同期より1.57%悪化)
清掃業務等の受注は回復傾向にある様ですが、主要取引先からの受注が伸び悩んでしまったとの事で減収減益となっています。
人材サービス事業
売上高 6.48億円 (前年同期比 -20.81%)
セグメント利益 0.24億円 (前年同期は -34.81%)
セグメント利益率 3.83% (前年同期より0.82%悪化)
事業再編のため、子会社株式の売却等もあり、大幅な減収減益となっています。
今後も利幅を確保できるかどうか、が気になるところですね。
その他
売上高 2.72億円 (前年同期比 -77.36%)
セグメント利益 0.10億円 (前年同期は -0.02億円)
セグメント利益率 3.69% (前年同期より3.89%改善)
前年同期の数値には、譲渡した子会社2社分の業績が含まれていた様ですので、売上高は大きく減少となっているのも納得です。
インターライフホールディングス株式会社(1418)の2023年2月期通期業績予想
同社の通期業績予想は、以下の様になっています。
なお、今のところ業績予想修正の発表はありませんね。
売上高 120.00億円 (前年度比 +1.7%)
営業利益 1.50億円 (前年度比 +231.4%)
経常利益 1.30億円 (前年度比 +167.8%)
親会社株主に帰属する当期純利益 1.00億円 (前年度比 +39.5%)
大幅アップの様にも思えますが、売上以外は2021年2月期並みという事ですね。
なお、現在の中期経営計画では
等が掲げられています。
今後の動向にも着目しておきたいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo