ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
アジアパイルホールディングス株式会社(5288)という企業をご存じでしょうか?
同社はコンクリートパイル(基礎杭)の製造・施工を行っている企業です。
shousanshouuoは、アジアパイルホールディングス株式会社(5288)の末席株主です。
今回は「アジアパイルHD(5288) 配当予想の修正を発表【期末配当10円⇒20円へ倍増に!】」についての記事です。
まとめ
アジアパイルホールディングス株式会社(5288)は、
東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業で事業子会社の
ジャパンパイルでは、建設用杭の製造・販売・施工で国内トップシェアを誇っています。
昨日、同社からは期末配当予想が10円⇒20円へと倍増するという発表がありました。
それだけ業績が好調みたいですね。
非常にありがたいことです。今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
アジアパイルホールディングス株式会社(5288)とは
同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業です。
同社は持ち株会社ですが、事業子会社であるジャパンパイルでは、建設用の杭を製造・販売・施工しており、国内トップシェアとなっています。
同社の歴史
2005年 「株式会社ジオトップ」「大同コンクリート工業株式会社」の株式移転で共同持ち株会社である「ジャパンパイル株式会社」を設立。
「ヨーコン株式会社」が株式交換により「ジャパンパイル株式会社」の完全子会社となる。
2006年 「株式会社ジオトップ」「大同コンクリート工業株式会社」「ヨーコン株式会社」の製品製造部門を会社分割により分離独立させ、「ジャパンパイル製造株式会社」を設立。
2008年 「基礎工業株式会社」の株式取得により「ジャパンパイル株式会社」の完全子会社となる。
2009年 東京証券取引所市場第二部へ上場。
2011年 「ジャパンパイル製造株式会社」を「ジャパンパイル株式会社」に吸収合併。
2012年 東京証券取引所市場第一部指定銘柄に昇格。
2013年 ベトナムの「Phan Vu社」株式取得により「ジャパンパイル株式会社」の連結子会社となる。
2015年 「ジャパンパイル株式会社」から商号変更し、持株会社へ移行。
2020年 「シントク工業株式会社」を子会社化。
大元となった、それぞれの企業の歴史を振り返ると、
大同コンクリート工業株式会社が1934年
株式会社ジオトップが1923年
ヨーコン株式会社が1958年
に設立されている様ですので、創業100周年というのは株式会社ジオトップのことみたいですね。
アジアパイルホールディングス株式会社(5288) 配当予想の修正に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
もともとの配当予想では、中間配当10円、期末配当10円で合計20円/株となっていたのですが、
期末配当 10円 ⇒ 20円(普通配 15円、記念配 5円)
へと倍増するというものです。
業績が好調である事と、今年の4月で創業100周年を迎えることで記念配当を付加するというものです。
同社株式の昨日終値は670円でしたので、
予想配当利回り=30/670≒4.48%
という事になりますね。
なかなか魅力的な利回りと言えます。
アジアパイルホールディングス株式会社(5288)の2023年3月期3Q決算
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2023/2/10に、同社の2023年3月期第三四半期決算がリリースされていました。
早速、数字を確認しておきましょう。
売上高 825.19億円 (前年同期比 +19.6%)
営業利益 54.02億円 (前年同期比 +161.9%)
経常利益 51.28億円 (前年同期比 +147.8%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 36.45億円 (前年同期比 +171.5%)
となっていました。
営業利益率は6.55%です。
そして3Q末時点での自己資本比率は41.9%で前年同期より1.6%ダウンしています。
アジアパイルホールディングス株式会社(5288)のセグメント別業績
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同社の決算短信では、
- 国内事業
- 海外事業
の2セグメントの記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
国内事業
売上高 678.12億円 (前年同期比 %)
セグメント利益 45.94億円 (前年同期比 %)
セグメント利益率 % (前年同期比 %)
国内事業
売上高 678.12億円 (前年同期比 +20.07%)
セグメント利益 45.94億円 (前年同期比 +235.08%)
セグメント利益率 6.77% (前年同期比 +4.34%)
設備投資が回復し、なかでも大規模な物流倉庫や工場等建設に用いられるコンクリートパイルの需要が増加したということもあって、全体の出荷量は前年同期比で増加しています。
また、新工法である「Smart-MAGNUM」工法の拡販にも取り組んだことが奏功した様です。
海外事業
売上高 148.35億円 (前年同期比 +17.96%)
セグメント利益 9.10億円 (前年同期比 +27.45%)
セグメント利益率 6.13% (前年同期比 +0.45%)
ミャンマーでは事業活動がほぼ停止した状況が続いたものの、
ベトナムの事業子会社は採算を重視した受注活動に注力したとの事で、
国内事業と同程度のセグメント利益率を確保しています。
アジアパイルホールディングス株式会社(5288)の業績予想・進捗率
同社の通期業績予想と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 1,090.00億円 (前期比 +17.0%、進捗率 75.71%)
営業利益 60.00億円 (前期比 +174.7%、進捗率 90.03%)
経常利益 55.00億円 (前期比 +153.5%、進捗率 93.24%)
親会社株主に帰属する当期純利益 37.00億円 (前期比 +147.6%、進捗率 98.51%)
同社が配当を増やしたくなるぐらいに業績が好調ということが良く分かりますね。
利益水準では、かなりの進捗率をこなしていることもありさらなる業績予想の修正という報告があるかもしれません。
アジアパイルホールディングス株式会社(5288)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
また、優待新設等の発表があれば当ブログで紹介したいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo