ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
焼き鳥店の備長扇屋をご存じでしょうか?
郊外のロードサイド等での立地が多いチェーンの焼き鳥店を運営しているのが株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)です。
shousanshouuoは、株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)の末席株主です。
今回は「ヴィアHD(7918) 2022年9月度月次速報発表【売上高昨対比249.3%、客数昨対比171.8%】」についての記事です。
まとめ
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)は、
東京証券取引所プライム市場へ上場している、東京の企業です。
元々は印刷会社だったのですが、現在は飲食事業を運営する企業となっており、
全国で330店舗(直営296、FC店34)の運営に携わっています。
現在は事業再生中のため、運営する店舗数は縮小傾向となっており上半期に15店舗の撤退をしています。
昨日、同社の2022年9月の月次売上速報が開示されていました。
数値としては、売上高昨対比249.3%、客数昨対比171.8%と復調を感じさせるものでしたが、
2019年と比較すると半分ちょっと・・・というのは寂しい限りです。
まだまだ再建までの道のりは厳しそうですが、末席株主として引き続き同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)とは
同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している、東京の企業です。
元々は印刷会社だったのですが、現在は飲食事業を運営する企業となっており、
全国で330店舗(直営296、FC店34)[2022/9月時点]の運営に携わっています。
現在は事業再生中のため、運営する店舗数は縮小傾向となっており上半期に15店舗の撤退をしています。
現在は、
ランチ強化での二毛作、ダブルネーム(2ブランド併存店舗)、店舗の小型化等の取り組みを通じて早期の黒字化に向けた取り組みを行ってています。
同社の歴史
同社の歴史に関しては、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
2022年9月度月次速報
昨日、同社からは2022年9月度の月次売上速報がリリースされていました。
内容を確認しておきましょう。
全店実績の対前年比較
9月度売上高 249.3%
上半期累計売上高 175.8%
という数値になっています。
客数が昨対比171.8%
客単価は昨対比145.1%
となっており、客数・客単価ともに大きな回復となっています。
すごい改善だなー、と驚きです。
ずいぶんとリオープンが進んできているということですよね。
ただし、2ページ目の
全店実績の対2019年比較
では、
9月度売上高 55.1%
上半期累計売上高 54.8%
と、まだまだ残念な数値が記載されていました。
客単価は103.4%となっているのですが、客数は半分程度・・・です。
というのが正直な感想です。
比較的、マシな数字なのは紅とん、ぼちぼち、パステルぐらいですね。
まだまだ厳しい経営状況が続きそうです。
【関連記事】
2023年8月度の月次速報については、当ブログの以下の記事に記載しています。
ある程度業績は安定してきたのではないか、と思える数字でしたよ。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)の2023年3月期1Q決算
2022/8/10に同社の2023年3月期の第一半期算発表がリリースされていましたので、
中身を確認しておきましょう。
売上高 35.85億円 (前年度比 +64.0%)
営業利益 -2.19億円 (前年度は -3.73億円)
経常利益 -2.30億円 (前年度は -2.68億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -2.14億円 (前年度は 4.79億円の黒字)
となっていました。
増収かつ赤字幅は縮小しています。
純利益はマイナスですが、前期は特別利益が13.59億円あったのでその影響が大きいと思われ、企業業績としては改善していると考えられそうです。
営業利益率は、-6.11%です。
そして1Q末時点の同社自己資本比率は24.4%で,前年度よりも2.2%ダウンしています。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)のセグメント別業績
同社の決算短信には、セグメント別の業績開示はされていませんでした。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)の業績予想・進捗率
同社の2023年3月期通期業績予想と、1Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 161.00億円 (前年度比 +56.9%、進捗率 22.27%)
営業利益 5.50億円 (前年度は -11.23億円)
経常利益 4.30億円 (前年度は -8.27億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 2.50億円 (前年度比 -54.0%)
単純に考えると、売上高昨対比156.9%を通年で継続するという事ですから現状の勢いがそのまま続くことを見込まなくてはならないですね。
次のコロナの大きな波が影響しなければ良いのですが・・・。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)の配当利回り
同社の予想では、残念ながら配当はゼロ円の予定になっています。
1Q末時点で、利益剰余金が-4.46億円となっていますので、
この欠損が一掃され、その後にC種・D種優先株式の処理が片付いてから
の復配という事になりそうですね。
まだまだ道のりは遠そうです。
株式会社ヴィア・ホールディングス(7918)の株主優待
同社は株主優待制度を導入しています。
内容ですが、3月末時点での株主に対して同社店舗で利用が可能な飲食割引券がいただけます。
贈呈額は所有する株数によって、以下の様に分かれています。
100~299株 250円割引券 10枚
300~599株 250円割引券 20枚
600~999株 250円割引券 30枚
1,000株~ 250円割引券 40枚
※お会計(税込)1,000円毎に250円割引
税込1,000円につき1枚ずつの利用という制限がかかるため、最大で25%割引という事になりますね。
残念ながら、利用条件としてテイクアウト利用が出来ないという問題があり、利用をためらう方もおられるかもしれません。
仮に、同社株式を100株保有した場合には2,500円分(250円×10枚)の優待券が贈呈されるということになります。
昨日の同社株式終値は138円でしたので、仮に100株を保有した場合は
予想配当+優待利回り=0+25/138≒18.11%
という計算になり、超高利回り優待ということになります。
あとは、25%割引をどの程度特別なものと考えるか、ですが・・・。
ちなみに、shousanshouuoの場合は
オオギヤと宇奈とと
の店舗を利用して、土日のお昼に家族で鰻をいただくときに本優待券を2回ほど利用させてもらいました。
普段焼き鳥で利用している炭火を活用して、鰻を焼くという二毛作のアイデアは良く考えたものだなぁ。と個人的には思っています。
ランチ利用でアルコールも頼んではいないので、お店には申し訳ないなぁと思うのですが、特別嫌な顔をせずに優待券を利用させてくれるのはありがたい限りです。
また、子どもがお冷やをこぼしてしまったりしても良い対応だったのは非常に有難かったですね。
自分も含めて、鰻が好きな家族ですのできっとまた近いうちに行くことになると思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo