ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社クラウディアホールディングス(3607)をご存じでしょうか?
ウエディングドレスの製造・レンタルを主力としている企業で、
結婚式場の運営も行っています。
shousanshouuoは、クラウディアホールディングス(3607)の末席株主です。
今回は「クラウディアHD(3607) 2022年8月期決算発表【売上高35.5%増、営業利益・純利益は黒字転換に】」についての記事です。
まとめ
株式会社クラウディアホールディングス(3607)は、東京証券取引所スタンダード市場に上場している京都の企業で、
総合ブライダル企業であるクラウディアを中心としたグループ会社の経営管理等を行っています。
クラウディアのウェディングドレスは、
DisneyやJILLSTUART等の人気ブランドと協業したものがあり、
他社との差別化が図られています。
また、都市部ならびにリゾート地での結婚式場運営事業も行っており、同社は総合ブライダル企業として一定の地位を有していると考えます。
昨日、同社からは2022年8月期の決算短信がリリースされており
【売上高35.5%増、営業利益・純利益は黒字転換】
という結果に落ち着いたことが発表されました。
また、気になる2023年8月期の業績予想ですが、
助成金収入の減少で経常利益・純利益は減少してしまう事が予想されるものの、
売上高は+15.7%、営業利益+284.3%
という増収増益を見込んでいるとの事です。
中間配当も復活となるみたいですし、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
クラウディアホールディングス(3607)とは
東京証券取引所スタンダード市場に上場している京都の企業で、
事業内容としては、総合ブライダル企業であるクラウディアを中心としたグループ会社の経営管理等、という事になっています。
同社のウエディングドレスですが、
- Disney Wedding Dress Collection
- JILLSTUART
等のブランドラインを保有しているのが強みと言えそうです。
また、結婚式場は
に加えて、リゾートウエディングを総合的にプロデュースする
- クチュールナオコウェディング
もあり、ウエディングに関する様々なニーズに対応できる様になっています。
同社の歴史
同社の歴史については、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
クラウディアホールディングス(3607)の2022年8月期決算
[rakuten:neowing-r:14533420:detail]
昨日リリースされた決算短信の数字を確認しておきましょう。
売上高 95.07億円 (前年同期比 +35.5%)
営業利益 1.04億円 (前年同期比 -%)
経常利益 6.86億円 (前年同期比 -%)
親会社株主に帰属する当期純利益 8.24億円 (前年同期比 -%)
となっていました。
営業利益率は1.09%と、まだ低めではあります。
そして期末時点での自己資本比率は23.1%と、前期末よりも5.9%アップしています。
クラウディアホールディングス(3607)のセグメント別業績
同社のグループは「ブライダル事業」の単一セグメントであるため、決算短信では記載が省略されていました。
なお、決算説明資料では
部門ごとの売上として
- コンシューマー事業部門 75.84億円 (前期比 +39.44%)
- ホールセール事業部門 19.23億円 (前期比 +22.09%)
であることが開示されていました。
ホールセール事業の受注残も4.56億円と、
2019年8月期末に迫る数値に回復していますね。
コンシューマー事業は、ル・センティフォーリア天保山を事業譲渡してしまった影響もあり受注組数・受注残組数は減少しています。
それでも、ブライダル市場全体の緩やかな回復が続く見込みとして、次期は
- コンシューマー事業部門 85.00億円 (前期比 +12.08%)
- ホールセール事業部門 25.00億円 (前期比 +30.00%)
を見込んでいるとの事です。
クラウディアホールディングス(3607)の2023年8月期業績予想
同社の2023年8月期の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 110.00億円 (前期比 +15.7%)
営業利益 4.00億円 (前期比 +284.3%)
経常利益 3.80億円 (前期比 -44.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.20億円 (前期比 -61.2%)
増収となるも、減益を見込んでいるみたいですね。
減益となる理由ですが、雇用調整助成金等による助成金収入の減少によるものだそうです。
助成金収入として、2022年8月期には4.16億円が計上されていましたので実質は経常利益もアップする見込み、ということになりそうですね。
クラウディアホールディングス(3607)の配当利回り
同社の配当予想では、中間配当2円、期末配当3円で合計5円/株となっています。
同社株式の昨日終値は312円でしたので、
予想配当利回り=5/312≒1.60%
という事になりますね。
利回りとしては、まずまずと言えそうです。
クラウディアホールディングス(3607)の株主優待
先日、同社が発表した株主優待再開の案内では、
元々の優待券贈呈に加えて、
QUOカード優待の再開という事がリリースされています。
こちらは、8月末時点で100株以上を保有する事で優待を頂けます。
よって、shousanshouuoの様な末席株主でも500円分のQUOカードが頂けるということです。
ですので、仮に100株を保有した場合には
予想配当+優待利回り=5+5/312≒3.21%
という計算になり、配当利回りの倍にアップするという事です。
この水準であれば、なかなかに魅力的であると言えそうですね。
【関連記事】
同社の株主優待再開については、当ブログの以下の記事に
実際に届いた優待券の券面については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo