ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
北海道のスーパーマーケットについて、皆さんはどの程度ご存知でしょうか?
北雄ラッキーなんかは有名どころですよね。
今回の記事で紹介するのは、
北海道で食品スーパーを営んでいる株式会社ダイイチ(7643)です。
shousanshouuoは、株式会社ダイイチ(7643)の末席株主です。
今回は「ダイイチ(7643) 2023年9月期中間決算の上方修正を発表【売上高 +3.0%、営業利益 +34.2%、純利益 +55.7%】」についての記事です。
まとめ
株式会社ダイイチ(7643)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している北海道の食品スーパーです。イトーヨーカ堂との資本・業務提携を行っており、
移動スーパーの拡充に注力しています。
北海道に限りませんが、高齢になって免許を返納した場合には生活維持が大変となってしまう地域もあるでしょうから、
こういった移動スーパーの需要はますます増加するのではないでしょうか。
昨日、そんな同社からは2023年9月期中間決算の上方修正が発表されていました。
内容ですが、
売上高 +3.0%、営業利益 +34.2%
経常利益 +34.8%、四半期純利益 +55.7%
というありがたい結果でした。
現時点では、通期業績については予想通りを見込んでいるとの事ですが、コスト削減等の取り組みを通じて増益修正のリリースも期待できるのでは、と個人的には期待をしています。
引き続き末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ダイイチ(7643)とは
同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している北海道の企業です。
同社の事業は食品スーパーです。帯広が地盤ですが、旭川と札幌にも出店しており、イトーヨーカ堂との資本・業務提携を行っています。
最近では移動スーパーの拡充へと注力していることが特長です。
株式会社ダイイチ(7643) 2023年9月期第2四半期業績予想の修正に関するお知らせ
昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
コスト増が影響して、消費者の財布の紐も固くなってきているため、スーパー等の小売業にとってはやや厳しい事業環境ですが、上方修正という嬉しいサプライズでしたね。
早速、内容を確認しておきます。
前回発表予想 今回修正予想
売上高 233.88億円 ⇒ 240.84億円 (前年同期比 +3.0%)
営業利益 7.78億円 ⇒ 10.44億円 (前年同期比 +34.2%)
経常利益 7.78億円 ⇒ 10.49億円 (前年同期比 +34.8%)
四半期純利益 4.61億円 ⇒ 7.18億円 (前年同期比 +55.7%)
売上高はそこまで変化ないのですが、増益になっています。
もともとの業績予想がかなり保守的だったという事に加えて、各店舗における営業努力等によって増益に至った様です。
なお、通期の業績に関してはほぼ業績通りを見込んでいる、とのことですが、わずかながら増益にならないかな、と個人的には期待をしています。
【関連記事】
同社の2023年9月期の月次売上を確認したところ、通期売上高は前期比 +4.8%での着地となりました。
ですので、単純計算では通期売上高も上方修正が期待できそうです。
当ブログの以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ダイイチ(7643)の2023年9月期1Q決算
[rakuten:hsalpha:12047255:detail]
2023/2/9に同社の2023年9月期第一四半期決算がリリースされていました。
内容を確認しておきましょう。
売上高 126.70億円 (前年同期比 +5.1%)
営業利益 6.55億円 (前年同期比 +29.2%)
経常利益 6.57億円 (前年同期比 +29.3%)
四半期純利益 4.52億円 (前年同期比 +29.5%)
となっていました。
営業利益率は5.17%と、食品スーパーとしてはやや高めなのではないかと感じました。
そし1Q末時点での自己資本比率は65.1%で、前期末と比較すると1.5%ダウンしています。
株式会社ダイイチ(7643)のセグメント別業績
同社は食品スーパー事業のみを営んでいるため、
セグメント別の業績開示はありませんでした。
株式会社ダイイチ(7643)の配当利回り
同社の配当予想では、中間配当0円、期末配当21円で合計21円/株となっています。
同社株式の昨日終値は805円でしたので、
予想配当利回り=21/805≒2.61%
という事になりますね。
配当利回りとしては、まずまずといえるのではないでしょうか。
株式会社ダイイチ(7643)の株主優待
同社は株主優待制度を実施しています。
対象となるのは9月末時点での株主で、保有する株式数によって優待内容が異なるものとなっています。
100~499株 VJAギフトカード 1,000円分
500~999株 VJAギフトカード 2,000円分
1,000株~ いずれかから選択
①北海道特産品5品のうち1品 (4,000円相当)
②自社商品券 4,000円分
③VJAギフトカード 4,000円分
ですので、仮に100株を保有していた場合は
予想配当+優待利回り=21+10/805≒3.85%
という計算になりそうです。
VJAギフトカードは使い勝手もよく、期限もないですから利回りとしてはまずまずではないでしょうか。
【関連記事】
実際に届いた優待品については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo