ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

ポプラ(7601) 2024年2月期中間・通期業績予想を修正【中間営業総収入 +1.2%、純利益 +81.0%に上方修正!!】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
コンビニエンスストアチェーンのポプラをご存じでしょうか?
赤い看板でポプ弁を提供していた、あのコンビニです。

shousanshouuoは、株式会社ポプラ(7601)の末席株主です。
今回は「ポプラ(7601) 2024年2月期中間・通期業績予想を修正【中間営業総収入 +1.2%、純利益 +81.0%に上方修正!!】」についての記事です。

まとめ


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株式会社ポプラ(7601)は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、広島県の企業で、コンビニエンスストア事業を営んでいます。
2023年8月末のグループ全体での店舗数は419店舗となっています。

厳しい経営状況が続いているのですが

月次売上は前年度よりプラス

となっており、

昨日は2024年2月期中間・通期での業績予想の上方修正がリリースされていました。

今回の発表を見る限りでは売上・収益ともに堅調に改善しているのではないか、と期待をしています。

まだまだ復配や株価上昇までの道のりは長そうですが、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社ポプラ(7601)とは


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同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、広島県の企業です。

事業内容としては、コンビニエンスストア事業を営んでおり、
2023年8月末の店舗数は

  • ポプラ・生活彩家 273店舗
  • ローソン・ポプラ 112店舗
  • 商品供給事業     29店舗
  • ドラッグストア      3店舗
  • 飲食事業      2店舗

となっており、グループ全体での店舗数は419店舗となっています。

同社の歴史

同社の歴史については、当ブログの以下の記事で紹介していますので宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社ポプラ(7601)
2024年2月期 第2四半期および通期業績予想の修正に関するお知らせ

昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
早速、数字を確認しておきましょう。

2024年2月期第2四半期累計期間

                 前回予想   今回修正予想

営業総収入               62.22億円 ⇒ 63.95億円(増減率 +2.7%)
営業利益             0.77億円 ⇒   2.31億円(増減率 +200.0%)
経常利益             1.86億円 ⇒   1.94億円(増減率 +4.3%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1.69億円 ⇒   3.06億円(増減率 +81.0%)

 

わずかな増収に加えて、大幅な利益増額となっています。

この理由としては、全体的にポプラが運営しているコンビニの
売上高が前年同期比で109.8-109.9%と高い水準で推移したことが背景にある様です。

 

また、直営店のフランチャイズ化を計画より前倒しで進めたことで直営店の売上が減少し、営業総収入は概ね予想通りになった、ということの様ですね。

なお、純利益が増加したことについては、投資有価証券、固定資産の売却益が含まれています。

2024年2月期第2四半期累計期間

                 前回予想   今回修正予想

営業総収入            121.10億円 ⇒ 122.62億円(増減率 +1.2%)
営業利益            2.17億円 ⇒  3.73億円(増減率 +71.6%)
経常利益            3.17億円 ⇒  3.22億円(増減率 +1.4%)
親会社株主に帰属する当期純利益 2.67億円 ⇒  3.88億円(増減率 +45.2%)

 

通期業績予想の見通しについては、上半期分の上方修正を反映させたもの、とのことで下期での大きな修正は見込んでいない保守的な数値、とのことです。

ということは、好調な状態が続けば再度上方修正があるかも
しれない、ということですね。

末席株主としては、期待せずにはいられません!

株式会社ポプラ(7601) 2024年2月期1Q決算

[rakuten:auc-yuyou:10156265:detail]

同社の2024年2月期第一四半期決算は、2023/7/11にリリースされていました。
その数値も確認しておきましょう。

 

営業総収入              32.54億円 (前年同期比 -5.8%)
営業利益               0.83億円 (前年同期は -0.35億円)
経常利益               0.50億円 (前年同期は -0.31億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益   1.52億円 (前年同期は -0.45億円)

 

となっていました。
営業利益率は2.56%です。
そして1Q末時点での自己資本比率は3.0%で、前期末よりも20.9%アップで
債務超過も解消されています。

 

決算短信には、

「主要取引銀行と20億円のコミットメントライン契約を締結しており、当面の資金を確保している」

「また、総額7億円の当座貸越契約を締結している」

とあり、現時点では重要な資金繰りの懸念はないそうです。

今のペースのままだと、少しゆっくりにも感じますが着実に財務基盤が改善しているのではないかと感じますね。

【関連記事】

同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社ポプラ(7601)のセグメント別業績

同社の決算短信では、報告セグメントとして

  • スマートストア事業
  • ローソン・ポプラ事業
  • その他

の分類がされています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

スマートストア事業

売上高               3.20億円 (前年同期比 +5.79%)
セグメント利益 0.10億円 (前年同期は -0.34億円)
セグメント利益率  0.80% (前年同期より3.60%改善)

「ポプラ」「生活彩家ブランドで施設内に展開している事業ですね。

1坪から出店出来る無人のミニコンビニ「スマートセルフ」事業では、この1Qの間だけで10店舗を出店することが出来たようです。

また、冷凍弁当工場も本格的に稼働する様になった様で、調理済冷凍総菜の外販等が開始されている様です。

ローソン・ポプラ事業

売上高               17.23億円 (前年同期比 -13.77%)
セグメント利益  1.64億円 (前年同期比 +142.54%)
セグメント利益率  9.57% (前年同期より6.17%改善)

また、店舗のFC化計画を推進する事で、管理コストはさらに削減された他、ローソンのメガフランチャイザーとしての体制づくりが実現してきた様です。

その他事業

売上高                2.10億円 (前年同期比 +1.75%)
セグメント利益  0.07億円 (前年同期比 +7.50%)
セグメント利益率   3.42% (前年同期より0.18%改善)

保険代理店事業、ドラッグストア及び外食事業を営んでいるみたいです。
微増収微増益という結果ですね。

株式会社ポプラ(7601)の配当利回り

同社の配当予想は、残念ながらゼロ円/株となっています。
現時点の業績や自己資本比率を考えると、仕方ないかな・・・と思いますが。

とはいえ、マイナス43億円あった利益剰余金が解消されていますので、安定して利益を出せる状態になれば復配も期待が出来るかも・・・

と、気長に待つつもりで思っています。

株式会社ポプラ(7601)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません
かつては株主優待制度を実施していた事もありますので、業績が回復したら・・・
に期待したいところですね。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo