ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
コンビニエンスストアチェーンのポプラをご存じでしょうか?
赤い看板でポプ弁を提供していた、あのコンビニです。
shousanshouuoは、株式会社ポプラ(7601)の末席株主です。
今回は「ポプラ(7601) 2024年2月期3Q決算を発表【昨年比で営業総収入 -5.8%も、経常利益 +747.9%に!!】」についての記事です。
まとめ
株式会社ポプラ(7601)は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、広島県の企業で、コンビニエンスストア事業を営んでいます。
2023年12月末のグループ全体での店舗数は424店舗となっています。
厳しい経営状況が続いているのですが、既存店ベースでの
日商は前年度よりプラス
となっています。
また、昨日は2024年2月期3Q決算がリリースされていました。
今回の発表を見る限りでは売上・収益ともに堅調に改善しているのではないか、と期待をしています。
まだ復配や株価上昇までは時間がかかりそうですが、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ポプラ(7601)とは
同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、広島県の企業です。
事業内容としては、コンビニエンスストア事業を営んでおり、
2023年8月末の店舗数は
- ポプラ・生活彩家 277店舗
- ローソン・ポプラ 114店舗
- 商品供給事業 28店舗
- ドラッグストア 3店舗
- 飲食事業 2店舗
となっており、グループ全体での店舗数は424店舗となっています。
今年の3月時点では、グループ全体で415店舗だったので、
今年に入ってから、店舗数を増やすことが出来ているんですね!
同社の歴史
同社の歴史については、当ブログの以下の記事で紹介していますので宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ポプラ(7601) 2024年2月期3Q決算
昨日、同社の2024年2月期第三四半期決算がリリースされていました。
その数値も確認しておきましょう。
営業総収入 94.31億円 (前年同期比 -5.8%)
営業利益 3.19億円 (前年同期は 0.21億円)
経常利益 2.81億円 (前年同期比 +747.9%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 3.64億円 (前年同期は 0.22億円)
となっていました。
営業利益率は3.39%です。
そして3Q末時点での自己資本比率は9.5%と、前期末よりも27.4%アップしており懸念だった債務超過も解消されています。
同日発表となった
「債務超過解消に向けた取り組みの進捗状況について」
では、
「主要取引銀行と10億円のコミットメントライン契約を締結しており、当面の資金を確保」
「また、総額7億円の当座貸越契約を締結している」
とあり、現時点では重要な資金繰りの懸念はないそうです。
少しゆっくりにも感じますが、
1Q終了時点では自己資本比率が3.0%しかなかったことを思えば、着実に財務基盤が改善していると感じますね。
【関連記事】
同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ポプラ(7601)のセグメント別業績
同社の決算短信では、報告セグメントとして
- スマートストア事業
- ローソン・ポプラ事業
- その他
の分類がされています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
スマートストア事業
売上高 39.44億円 (前年同期比 +4.04%)
セグメント利益 -0.15億円 (前年同期は -1.06億円)
セグメント利益率 -0.38% (前年同期より2.44%改善)
「ポプラ」「生活彩家」ブランドで施設内に展開している事業ですね。
1坪から出店出来る無人のミニコンビニ「スマートセルフ」店舗は、今期で20店舗を出店することが出来たようです。
こちらの無人店舗は、大型物流倉庫や工場への出店が成功しているみたいですね。
また、2023年6月から本格的に稼働を開始した冷凍弁当・総菜工場も順調に売り上げを伸ばしているとのことです。
ローソン・ポプラ事業
売上高 48.40億円 (前年同期比 -13.49%)
セグメント利益 5.48億円 (前年同期比 +76.15%)
セグメント利益率 11.33% (前年同期より5.76%改善)
新規出店に対しても積極的に取り組んだことで
当初予定を超える5店舗の出店を実現しています。
また、直営店舗をFC化計画を推進する事で、管理コストを削減しつつ、社員の独立支援や既存オーナーの複数店経営をサポートしたことで、ローソンのメガフランチャイザーとしての体制を確立していいます。
その他事業
売上高 6.45億円 (前年同期比 +3.14%)
セグメント利益 0.20億円 (前年同期比 +41.92%)
セグメント利益率 3.10% (前年同期より0.85%改善)
保険代理店事業、ドラッグストア及び外食事業を営んでいるものですが、
微増収微増益という結果ですね。
株式会社ポプラ(7601)
2024年2月期の通期連結業績予想・進捗率
同社の2024年2月期の連結業績予想と、現在の進捗率は以下の通りとなっています。
営業総収入 122.62億円(前期比 -6.1%、進捗率 76.91%)
営業利益 3.73億円(前期比 +570.4%、進捗率 85.52%)
経常利益 3.22億円(前期比 +341.2%、進捗率 87.27%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.88億円(前期比 1.08億円、進捗率 93.81%)
通期業績予想の見通しについては、今年の9/26に上半期分の上方修正を反映させた数値を公表していました。
当時は、下期での大きな修正は見込んでいない保守的な数値公表にとどまるものだった記憶があります。
現在の利益水準に対する進捗率は、かなり堅調であると言えそうですし、
今のところ売上等も好調な状態が続いていますので期末決算にかけて再度上方修正がある可能性が高いのではないか、とshousanshouuoは期待をしています。
【関連記事】
2023/9月に業績予想の修正を発表したことを、
ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ポプラ(7601)の配当利回り
同社の配当予想は、残念ながらゼロ円/株となっています。
現時点の自己資本比率を考えると、仕方ないな・・・と思います。
とはいえ、マイナス43億円あった利益剰余金が解消されていますので、安定して利益を出せる状態になれば復配も期待が出来るかもしれません。
株式保有を継続しつつ、復配を気長に待ってみようかと思っています。
株式会社ポプラ(7601)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
かつては株主優待制度を実施していた事もありますので、業績が回復したら・・・
に期待したいところですね。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo