ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
昨日は、個人的に色々と気になる適時開示が多かったです。
例えば、
などです。
ただ、そんな中でも本日記事にしたいと思ったのは、
三光合成株式会社(7888)の増配と中間決算発表です。
三光合成株式会社(7888)をご存じでしょうか?
車載部品等を中心とした、プラスチック等精密工業製品の製造メーカーです。
shousanshouuoは、三光合成株式会社(7888)の末席株主です。
今回は「三光合成(7888) 2024年5月期中間決算と増配を発表【中間・期末とも9円⇒10円へと10%の増配!!】」についての記事です。
まとめ
三光合成株式会社(7888)は、
東京証券取引所プライム市場に上場している富山の企業です。
事業内容は
- 合成樹脂成型品の製造並びに販売
- 機械、電子部品の製造並びに組立加工
- 合成樹脂用金型の設計、製造並びに販売
- 工業製品用のデザイン、設計、試作並びに販売
- 工業用ロボット、各種機械器具の自動制御装置の設計、製造並びに販売
- 前各号に附帯関連する一切の事業
ということになっています。
昨日、同社からは
2024年5月期の中間決算と、増配のお知らせがリリースされました。
内容は、
- 中間・期末配当を、ともに9円 ⇒10円へと増配する
- 中間決算では売上高 +19.2%、営業利益 +24.2%、純利益 -1.0%
というものでした。
同社は、地味ながらも着実に成長している企業であると思いますので、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
三光合成株式会社(7888)とは
同社は、東京証券取引所プライム市場に上場している、富山の企業です。
事業内容としては
- 合成樹脂成型品の製造並びに販売
- 機械、電子部品の製造並びに組立加工
- 合成樹脂用金型の設計、製造並びに販売
- 工業製品用のデザイン、設計、試作並びに販売
- 工業用ロボット、各種機械器具の自動制御装置の設計、製造並びに販売
- 前各号に附帯関連する一切の事業
ということになっています。
とはいえ、売上の大半が自動車向け部品の成形となります。
同社の歴史
同社の歴史については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
三光合成株式会社(7888)
剰余金の配当(中間配当・増配)及び期末配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
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昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容ですが、
同社の配当予想を、
中間配当9円 ⇒ 10円
期末配当9円 ⇒ 10円
へと増配する見通しを発表し、年間配当予想は合計20円/株となっています。
同社株式の昨日終値は516円でしたので、
予想配当利回り=20/516≒3.88%
という事になりますね。
利回りとしては、比較的高い方になると思います。
三光合成株式会社(7888)の
2024年5月期中間決算
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昨日、同社の2024年5月期の中間決算がリリースされていましたので、
数値を確認しておきましょう。
売上高 459.24億円 (前年同期比 +19.2%)
営業利益 20.41億円 (前年同期比 +24.2%)
経常利益 19.77億円 (前年同期比 +5.0%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 13.31億円 (前年同期比 -1.0%)
となっていました。
概ね増収増益という結果ですね。
営業利益率は4.44%です。
そして期末時点での自己資本比率は39.0%で、前期末と比較して0.1%アップしています。
【関連記事】
同社の過去の業績については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
三光合成株式会社(7888)のセグメント別業績
同社の決算短信では、地域別の業績が報告されていました。
地域別の数値を確認しておきましょう。
日本
売上高 162.62億円 (前年同期比 +3.69%)
セグメント利益 19.30億円 (前年同期比 +53.42%)
セグメント利益率 11.87% (前年同期より3.86%の改善)
金型は減収となったものの、自動車メーカーの生産回復を受けて車両用内外装部品が増収となっています。
利益率も大きく上昇しており、コスト削減もしくは価格転嫁にも成功した可能性が推定されますね。
欧州
売上高 63.06億円 (前年同期比 +49.57%)
セグメント利益 -1.20億円 (前年同期は 1.71億円の黒字)
セグメント利益率 -1.90% (前年同期より5.96%の悪化)
日本と同様に金型は減収となっていましたが、車両用内外装部品は増収となっています。
急激な受注増加による労務費増加や経費増加によって損失を継続してしまいましたが、
今後の生産が軌道に乗ってくれれば利益率が改善することを期待したいところです。
アジア
売上高 174.79億円 (前年同期比 +11.01%)
セグメント利益 4.29億円 (前年同期比 +16.58%)
セグメント利益率 2.45% (前年同期より0.11%改善)
タイ、インドネシア及びインドで好調となっています。
車両用内外装部品、金型のいずれも増収に至ったとの事です。
北米
売上高 80.11億円 (前年同期比 +38.34%)
セグメント利益 2.11億円 (前年同期比 +50.71%)
セグメント利益率 2.63% (前年同期より0.21%改善)
こちらも日本・欧州と同様に金型は減収となるも、車両用内外装部品が増収に至ったとの事です。
三光合成株式会社(7888)の
2024年5月期の通期連結業績予想
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同社の2024年5月期の通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 850.00億円 (前期比 +3.6%、進捗率 54.03%)
営業利益 38.00億円 (前期比 +9.1%、進捗率 53.71%)
経常利益 36.00億円 (前期比 +3.8%、進捗率 54.92%)
親会社株主に帰属する当期純利益 23.00億円 (前期比 +9.7%、進捗率 57.87%)
で、増収増益見込みとなっています。
進捗率の数字を見る限りでは、若干の上振れも期待して良いかもしれません。
【関連記事】
同社の今後の業績展望については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
売上高はすでに今年で目標を前倒しで達成となっている様ですね。
あとは利益率がどれだけ上昇するか・・・
三光合成株式会社(7888)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入してはいません。
新設のニュースがあれば、当ブログで取り上げたいと思います
当ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo