ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
中道リース株式会社(8594)をご存じでしょうか？
同社は、北海道が地盤のリース会社です。
shousanshouuoは、中道リース株式会社(8594)の末席株主です。
今回は「中道リース(8594) 2022年12月期3Q決算を発表【売上高+11.6％、営業利益+17.6％、純利益+21.6％】」についての記事です。
まとめ
中道リース株式会社(8594)は、
札幌証券取引所へ上場している、北海道の企業です。
事業内容は総合リース業となっており、北海道、東北、関東地区に支店を有しています。
昨日、同社の2022年12月期3Q決算がリリースされており、
売上高 +11.6%、営業利益 +17.6%
経常利益 +26.2%、純利益 +21.6%
という増収増益の内容でした。
通期業績予想の修正はありませんでしたが、この調子であれば十分に業績の上振れや増配が期待できるのではないかとshousanshouuoは考えています。
公式に優待実施はアナウンスされていませんが、前回は隠れ優待を頂けたこともあり、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
中道リース株式会社(8594)とは
札幌証券取引所へ上場している、北海道の企業です。
事業内容は総合リース業となっており、北海道、東北、関東地区に支店を有しています。
同社の歴史
1972年 資本金2,000万円で「中道リース株式会社」を設立。
1973年 旭川営業所を開設。
1074年 レンタル部門を分離し、リース専業となる。
1976年 函館営業所を開設。
1977年 帯広営業所を開設。
1982年 東北支店を開設。
1983年 東京支店、青森営業所を開設。
1989年 釧路、苫小牧営業所、盛岡駐在所を開設。
1991年 郡山営業所を開設。
1992年 山形営業所を開設。
1995年 千葉駐在所を開設。
1996年 大宮支店を開設。
1998年 横浜支店を開設。
2002年 本社でISO9001認証取得。
2004年 全社でISO9001認証取得。
2008年 ISO14001認証取得。
2010年 水戸営業所を開設。
2013年 宇都宮支店を開設。
2017年 高崎支店を開設。
2021年 秋田支店を開設。
中道リース株式会社(8594)の2022年12月期3Q決算
![Q＆Aリース・ノンバンクファイナンス取引の実務 [ 井上雅彦（公認会計士） ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/6583/9784532356583.jpg?_ex=128x128 "Q＆Aリース・ノンバンクファイナンス取引の実務 [ 井上雅彦（公認会計士） ]")
昨日、同社からは2022年12月期の第三四半期決算がリリースされていました。
数値を確認しておきましょう。
売上高 328.79億円 (前年同期比 +11.6％)
営業利益 6.68億円 (前年同期比 +17.6％)
経常利益 8.06億円 (前年同期比 +26.2％)
四半期純利益 5.20億円 (前年同期比 +21.6％)
となっていました。
増収増益という結果です。
営業利益率は2.03％で低めです。
そして3Ｑ末時点での自己資本比率は7.0％と前年同期よりも0.5%アップしています。
中道リース株式会社(8594)のセグメント別業績
[rakuten:orixauto:11689422:detail]
同社の決算短信では
- リース・割賦・営業貸付
- 不動産賃貸
- その他
としてセグメント別業績が記載されていました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
リース・割賦・営業貸付
売上高 297.97億円 (前年同期比 +11.72%)
セグメント利益 2.91億円 (前年同期比 +27.92%)
セグメント利益率 0.98％ (前年同期より0.12%改善)
新規受注高が318.85億円と前年同期比 +3.1%となり、営業資産残高も1,039.72億円と前期末より +3.1%となっています。
半導体不足や輸送用機械等の受注環境悪化の中で、着実な成長を続けている事は評価したいと思います。
不動産賃貸
売上高 30.55億円 (前年同期比 +10.84%)
セグメント利益 8.50億円 (前年同期比 +4.24%)
セグメント利益率 27.84％ (前年同期より1.77%悪化)
新規受注高が8.83億円と前年同期比 -72.6%でしたが、営業資産残高は179.56億円で前期末より +2.0%となっています。
その他
売上高 0.26億円 (前年同期比 +24.19%)
セグメント利益 0.21億円 (前年同期比 +11.64%)
セグメント利益率 79.73％ (前年同期より8.96%悪化)
このセグメントですが、ヘルスケアサポート事業等を含んでいる様です。
新規受注高が0.86億円と、前年同期比 +764.8%となり、営業資産残高は1.55億円と前期末より +2.0%となっています。
中道リース株式会社(8594)の業績予想・進捗率
同社の通期業績予想と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 425.00億円 (前期比 +8.2％、進捗率 77.36%)
営業利益 6.10億円 (前期比 -8.9％、進捗率 109.51%)
経常利益 7.00億円 (前期比 -8.1％、進捗率 115.14%)
当期純利益 4.50億円 (前期比 -8.5％、進捗率 115.56%)
利益水準はすでに年間予想を上回っていますが、
業績予想は変更しないとの事でした。
これから期末にかけて利益率の低い案件が控えているのか、それとも慎重なだけなのか・・・。その背景はよくわからないですね。
中道リース株式会社(8594)の配当利回り
同社の配当予想では、中間配当0円、期末配当7円で合計7円/株となっています。
同社株式の昨日終値は430円でしたので、
予想配当利回り＝7/430≒1.63％
という事になりますね。
利回りとしては、まずまずと言えると思います。
ただ、同社は今年の2月に前期末の配当を6円⇒10円へと増配した過去があります。
もちろん業績次第ではありますが、今期末の配当に関しても7円+αとなることを多少なりとも期待できるのではないでしょうか。
中道リース株式会社(8594)の株主優待
同社は、株主優待制度を導入してはいません
が、隠れ優待を実施していました。
前回は、恐らく12月末時点での株主を対象としてでしょうか、議決権行使とは関係なくQUOカード 500円分を頂いた記憶があります。
今期も実施されるかどうかは分かりませんが、
仮に継続されるとした場合に100株を保有していたのならば
予想配当＋優待利回り＝7+5/430≒2.79％
という計算になりそうです。
【関連記事】
実際に届いたQUOカードについて、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo
