ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ヤマトインターナショナル株式会社(8127)をご存知でしょうか？
同社は、クロコダイル等のブランドを展開しているアパレル企業です。
shousanshouuoは、ヤマトインターナショナル株式会社(8127)の末席株主です。
今回は「ヤマトインターナショナル(8127) 業績予想、配当予想の上方修正を発表【純利益は予想比1.5倍に、期末配6
⇒12円へ倍増!!】」についての記事です。
まとめ
ヤマトインターナショナル株式会社(8127)は、
東京証券取引所スタンダード市場に上場している大阪の企業で、
「カジュアルウェアを中心としたアパレル製品の企画・製造・販売」を行っています。
2023/9/22に、同社から2023年8月期の業績予想修正の発表がありました。
増益に至った主要な要因は、セールでの値引き率抑制によるものだそうです。
また、配当額が年間6円⇒12円へと倍増することも合わせて発表されました。そのため、予想配当利回りは4.15%と高利回りとなっています。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
ヤマトインターナショナル株式会社(8127)とは
東京証券取引所スタンダード市場に上場している、大阪の企業です。
事業内容としては「カジュアルウェアを中心としたアパレル製品の企画・製造・販売」となっており、
日本国内では直営店12店舗、総合スーパーの衣料品コーナーにおける販売店舗が868店舗となっており、日本全体では880店舗を有しています(2023年8月期中間決算時点)。
主力のブランドは「クロコダイル」ですが、
オンラインショップベースで「CITERA」というブランドや、
米国発のアウトドアファッションブランドである「Penfield」や
ハワイ発のカジュアルサーフブランドである「Lightning Bolt」のライセンス事業も行っています。
同社の歴史
同社の歴史については、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
ヤマトインターナショナル株式会社(8127)
業績予想及び配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
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2023/9/22に同社からは上記名称のリリースがありました。
2023年8月期通期連結業績予想数値の修正
内容ですが、以下の通り通期連結業績予想が上方修正となっています。
前回発表予想 今回修正予想
売上高 214.60億円 ⇒ 208.00億円 (増減率 -3.1%)
営業利益 2.50億円 ⇒ 3.00億円 (増減率 +20.0％)
経常利益 4.80億円 ⇒ 5.80億円 (増減率 +20.8％)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.60億円 ⇒ 5.60億円 (増減率 +55.6％)
減収となったものの、値引き率の抑制等が功を奏したために、
全段階の利益において前回の業期予想を上回る見込みとなっています。
営業利益率は1.44％と、前年度の水準と比較すると倍ぐらいに回復
していますね。
2022年8月期の配当予想修正
合わせて、同社からは
期末配当 6円 ⇒ 12円
へと増配となる見通しについても発表がありました。
純利益のうち44％ほどの配当還元となるので、かなりの配当性向になりますね。
同社株式の先週末終値は289円でしたので、
予想配当利回り＝12/289≒4.15％
という事になります。
高利回り銘柄と言えるのではないでしょうか。
【関連記事】
たしか、昨年も同社からは、同じような時期に上方修正のリリースがあったのを覚えています。当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ヤマトインターナショナル株式会社(8127)の
2023年8月期3Q決算について
同社からは、2023/7/7に2023年8月期の第三四半期決算がリリースされていました。
内容を確認しておきましょう。
売上高 160.52億円 (前年同期比 +9.0%)
営業利益 4.73億円 (前年同期比 +95.8%)
経常利益 7.18億円 (前年同期比 +18.1%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 5.78億円 (前年同期比 +20.5%)
営業利益率は2.95%となっていますね。
また、同社の自己資本比率は72.0%と前期末からは2.8%のダウンになっていますが、高い水準を保っています。
ヤマトインターナショナル株式会社(8127)の
セグメント別業績
同社の決算短信によると、
- 繊維製品製造販売業
- 不動産賃貸事業
の2セグメントの記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
繊維製品製造販売業
売上高 158.35億円 (前年同期比 +9.11%)
セグメント利益 8.29億円 (前年同期比 +40.58%)
セグメント利益率 5.24％ (前年同期より1.14%改善)
同社の基幹事業です。
TVCMの放映や、店舗什器やディスプレイの見直し等を行っている様です。
今のところ、同社の施策はプラスに作用しているみたいですね。
また、米国発のアウトドアファッションブランドである「Penfield」では、
中国でのライセンス事業展開が加速しています。
不動産賃貸事業
売上高 2.16億円 (前年同期比 -0.21%)
セグメント利益 1.25億円 (前年同期比 -1.24%)
セグメント利益率 57.91％ (前年同期より0.60%悪化)
こちらに関しては、概ね安定した事業環境にある様ですね。
ヤマトインターナショナル株式会社(8127)の
株主優待
同社は株主優待制度を導入しています。
条件ですが、毎年8/31現在に300株以上を保有している場合に優待品を頂くことができます。
現在は、業績が厳しく末席株主では優待がいただけなくなってしまいましたが、
かつては、もう少しゆるい優待贈呈基準でした。
そのため、我が家にもクロコダイルの靴下が何足か優待として届いたことがあります。
300～499株では自社製品1,000円相当がいただけますので、
予想配当＋優待利回り＝6+3.33/258≒3.62％
という計算になりそうです。
利回りとしては、比較的高い方なのではないでしょうか。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo
