ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
女性向けアパレル企業の株式会社ハニーズホールディングス(2792)をご存じでしょうか？
ショッピングセンターや総合スーパー店舗にテナントとして入居していることが多い「Honeys」という店舗を運営している企業です。
shousanshouuoは、株式会社ハニーズホールディングス(2792)の末席株主です。
今回は「ハニーズHD(2792) 2023年5月期中間決算、通期業績予想修正を発表【売上高、利益水準ともにコロナ前を上回る】」についての記事です。
まとめ
株式会社ハニーズホールディングス(2792)は、
東京証券取引所プライム市場へ上場している、福島の企業です。
ミャンマーに自社工場を保有し、全国870店舗(2022/12/31現在)に
高品質な商品をリーズナブルな価格で提供すべく努力しています。
ショッピングセンター等でよく目にする同社の店舗は立ち寄りやすいデザインで、
比較的幅広い世代のお客さんがいるのが特徴的だと個人的には思っています。
昨日、同社の2023年5月期中間決算と通期業績予想の上方修正がリリースされており、
中間決算は
売上高 +14.2%、営業利益 +57.1%
経常利益 +59.6%、純利益 +59.5%
と好調な結果でした。
売上高も利益水準も、
コロナ前の2019年11月末時点を上回るという業績です。
また、通期業績予想は
売上高 +3.0%、営業利益 +9.1%
経常利益 +10.9%、純利益 +11.4%
とこちらは、やや控えめの上方修正にとどまりました。
今のところ業績も財務内容も安定していますし、
月次業績も好調です。
優待券も家族に使ってもらえますので、
引き続き末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ハニーズホールディングス(2792)とは
東京証券取引所プライム市場へ上場している、福島の企業です。
同社はミャンマーに工場を保有しており、ミャンマーでの生産比率が45%を超えています。
一時、同国の政情が不安定になった際にはどうなるものかと心配もしましたが問題なく事業を継続出来ていました。
なお、今年秋頃にはミャンマー第三工場が稼働する予定です。
同社は、1985年よりSPA(Speciality store retailer of Private label Apparel：自社企画・製造・販売)システムを取り入れており、業界最速の約40日で新商品が店頭に並ぶという強味を有しています。
全国に870店舗を展開(2022/12/31現在)しているため
ショッピングセンター等でも身近に目にする事が多いですね。
店舗は立ち寄りやすいデザインで、キャラクターとのコラボ商品等が平積みになり、比較的幅広い世代のお客さんがいるのが特徴的だと個人的には思っています。
現在はガンガン出店する方針から、
既存店の好立地への移転や増床・改装を積極的に実施
することで売上の底上げを図るという方針になっている様です。
また、同社のオンラインショップでは店舗受け取りサービスが開始され
1点から送料無料
と、消費者にとってとてもありがたいサービスが開始されています。
同社の歴史
同社の歴史については、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ハニーズホールディングス(2792)の2023年5月期中間決算
[rakuten:honeys-online:10032483:detail]
昨日、同社からは2023年5月期の第二四半期決算がリリースされていました。早速、数値を確認しておきましょう。
売上高 260.67億円 (前年同期比 +14.2％)
営業利益 30.85億円 (前年同期比 +57.1％)
経常利益 32.96億円 (前年同期比 +59.6％)
親会社株主に帰属する四半期純利益 21.73億円 (前年同期比 +59.5％)
となっていました。
増収増益という嬉しい結果が続いていますね。
営業利益率は11.84％と1Q時点よりも高い数値となっています。
そして2Ｑ末時点での自己資本比率は81.9％と、前年同期よりも0.8%アップしています。
【関連記事】
なお、2023年5月期1Qの業績については当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ハニーズホールディングス(2792)のセグメント別業績
[rakuten:honeys-online:10032649:detail]
同社は、現在日本のみで事業を展開しており、その他のセグメントの割合も僅少とのことで開示はありませんでした。
株式会社ハニーズホールディングス(2792)の業績予想・進捗率
[rakuten:honeys-online:10032760:detail]
同社の通期業績予想は、昨日以下の様に上方修正がありました。
前回発表予想 今回発表予想
売上高 505.00億円 ⇒ 520.00億円 (増減率 +3.0％)
営業利益 55.00億円 ⇒ 60.00億円 (増減率 +9.1％)
経常利益 55.00億円 ⇒ 61.00億円 (増減率 +10.9％)
親会社株主に帰属する当期純利益 35.00億円 ⇒ 39.00億円 (増減率 +11.4％)
仕入れコストの上昇はあったものの、値上げを受容してもらえたことで客数・買い上げ点数への影響も軽微であった様で、業績予想は上方修正の見込みとなっています。
ただ、この数値は足元の業績と比較するとやや控えめな上方修正である様にshousanshouuoには思えました。
2Q末時点での進捗率は以下の様になっており、
売上高 50.13％
営業利益 51.42％
経常利益 54.03％
親会社株主に帰属する当期純利益 55.72％
さらなる上方修正もあるかも！ と個人的には期待をしています。
【関連記事】
同社の2023年5月期3Q決算については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ハニーズホールディングス(2792)の配当利回り
[rakuten:honeys-online:10032785:detail]
同社の配当予想では、中間配当20円、期末配当2025円で合計4045円/株となっています。
同社株式の昨日終値は1,399円でしたので、
予想配当利回り＝4045/1,399≒2.863.22％
という事になりますね。
配当利回りとしては、まずまずと言えるのではないでしょうか。
後述する様に、同社は株主優待制度も導入していますので、
優待も活用できる場合はさらにお得感が増すという非常にありがたい銘柄です。
【関連記事】
同社は、2023/3/30に期末配当増額の発表をしています。
当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社ハニーズホールディングス(2792)の株主優待
同社は、5月末日の株主を対象として株主優待制度を導入しています。
ただし、注意が必要なのは
継続保有1年以上
が求められる様になったということです。
つまり、次回の優待をゲットしようと思った場合には昨年5月末の時点で株主である必要がある上に、貸株に出したり、途中で売却してはダメということです。
なかなか優待をもらうまで時間がかかる様になってしまったのですが、その分優待内容は充実しています。
優待品は、自社商品引換券で
100～299株 3,000円分 (500円券×6枚)
300～499株 5,000円分 (500円券×10枚)
500～999株 7,000円分 (500円券×14枚)
1,000株～ 10,000円分 (500円券×20枚)
が頂けることになります。
仮に100株を1年以上保有した場合
予想配当＋優待利回り＝4045+30/1,399≒5.005.36％
という計算になります。
利回りとしては十分かな、と思えます。
【関連記事】
なお、実際に届いた優待券の券面は当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo
