ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

東京個別指導学院(4745) 通期業績予想の下方修正と優待廃止を発表【配当性向50%以上維持は継続の方針に】

◆目次◆

東京個別指導学院(4745)をご存じでしょうか?

駅前のオフィスビル等に入居している事が多い個別指導塾です。

shousanshouuoは、株式会社東京個別指導学院(4745)の末席株主です。


今回は

東京個別指導学院(4745) 通期業績予想の下方修正と優待廃止を発表【配当性向50%以上維持は継続の方針に】」

についての記事です。

まとめ


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株式会社東京個別指導学院(4745)は、

東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業です。


同社はベネッセグループの一員であり、個別指導塾をすべて直営で運営しているところに強みがあります。

 

昨日、同社からは

  • 株主優待制度の廃止
  • 通期業績予想の下方修正
  • 2023年2月期3Q決算

の3つが揃ってリリースされていました。


株主優待制度は、良い思い出が多かったために廃止となるのは寂しいですね・・・。

その代わりに、配当での還元を実施してもらえる事を強く期待したいと思います。

 

今後も、サービスの質の向上等で在席生徒数が堅調に推移する事を期待しながら末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

 

東京個別指導学院(4745)とは


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同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業です。

 

個別指導教育を中心とした教育事業を行っており、

  • 東京個別指導学院」(東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、福岡)
  • 「関西個別指導学院」(大阪、京都、兵庫)
  • 「ベネッセサイエンス教室」(東京、神奈川)
  • 「ベネッセ文章表現教室」(東京、神奈川、埼玉)

を運営しています。


同社の個別指導教室はすべて直営であるというところに強みがあります。

 

なお「子どもチャレンジ」でお馴染みのベネッセグループの一員でもあります。

 

同社の教室は駅の近くのビルに入居しており、ドミナント戦略を採用している事から地域での知名度を徐々に高める事で生徒を獲得しています。

 

また、生徒数が増えた場合には適切な規模の物件へと移転や増床を行う事に対しても積極的で、生徒にとって良い学習環境を保つ事を心掛けている様です。

 

同社の歴史

同社のホームページでは沿革が見当たらなかったのですが、
創立は1985年であり、

創立から18年後の2003年8月に東京証券取引所市場第一部指定銘柄となっています。

2007年になり、ベネッセが子会社化しています。

 

東京個別指導学院(4745) 株主優待制度の廃止に関するお知らせ

昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。

ちょっとショックですね・・・。

昨年は図書カードを選んでしまったのですが、それ以前に頂いた紅茶も美味しかったのです。

また、こういった優待の廃止というのはリリース後にラスト1回ぐらいは優待を頂けることもあるのですが、それもなく優待が廃止となってしまいました・・・。

【関連記事】

昨年頂いた、同社最後の優待は当ブログの以下の記事に記載しています。
もし、宜しければそちらもご参照下さい。

shousanshouuo.hatenablog.com

 

東京個別指導学院(4745) 連結業績予想の修正に関するお知らせ

なお、同社は昨日通期業績予想の下方修正についても、合わせて発表しています。

以下にお示しした様に、それなりにインパクトのある下方修正となってしまいました・・・。

               前回発表予想   今回修正予想

売上高              238.58億円 ⇒ 221.88億円 (増減率 -7.0%)
営業利益            26.32億円 ⇒   21.87億円 (増減率 -16.9%)
経常利益            26.33億円 ⇒   21.96億円 (増減率 -16.6%)
親会社株主に帰属する当期純利益 16.87億円 ⇒   14.75億円 (増減率 -12.6%)

 

とはいえ、それでも営業利益率は9.86%を想定しているのですから

同社の収益力自体は評価出来るのではないかとshousanshouuoは思います。

【関連記事】

同社の2024年2月期決算の結果は、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

東京個別指導学院(4745)の2023年2月期3Q決算

昨日、同社からは2023年2月期の第三四半期決算も同時にリリースされていました。数値を確認しておきましょう。

 

売上高             153.18億円 (前年同期比 -3.2%)
営業利益             4.69億円 (前年同期比 -60.5%)
経常利益             4.78億円 (前年同期比 -59.9%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 3.42億円 (前年同期比 -54.4%)

 

減収減益となっています。

営業利益率は、3.07%で、前年同期より大幅にダウンしています。
また、3Q末時点での同社の自己資本比率は73.7%と2022年2月期より5.9%上昇し、非常に高い自己資本比率を保っています。

【関連記事】

ちょうど1年前の3Q決算内容と比較すると、

営業利益が大きく減少しているのが分かりますが、

 

生徒配置システムの再構築や、債権管理システムの減価償却・運用保守費用増加等が大きく影響した様です。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

東京個別指導学院(4745)のセグメント別業績

同社の主たる事業は個別指導塾事業であるとの事で、記載は省略されていました。

ただし、売上の構成比として、小学生、中学生、高校生、その他の別に記載がありましたので紹介しておきます。

 

中高生の比率が非常に高いのがよく分かりますね。

 

小学生

売上高 16.97億円 (構成比 11.1%、前年同期比 +2.3%)

 

中学生

売上高 51.56億円 (構成比 33.7%、前年同期比 -0.8%)

 

高校生

売上高 81.34億円 (構成比 53.1%、前年同期比 -6.0%)

 

その他事業

売上高  3.29億円 (構成比  2.2%、前年同期比 +4.1%)

 

東京個別指導学院(4745)の配当利回り

同社の配当予想では、

中間配当13円、期末配当13円で合計26円/株となっています。

 

同社株式の昨日終値は531円でしたので、

予想配当利回り=26/531≒4.90%

という事になりますね。

 

利回りとしてはかなり魅力的と言えるのではないでしょうか。

 

昨日の取引

昨日は昨年末にかけて株価が上昇していた

JVCケンウッド(6632)

売却しました。

 

ここの株は、ずーっと前に300円台で購入してそこから低迷が続いてナンピンをしていた事もあったので、一部を売却して利益を確定させておこう、というものです。
売却益は微々たるものですが、次の投資先に資金を投じてみたいと思います。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo