ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
不二精機株式会社(6400)をご存じでしょうか？
精密金型や、成形品の製造を行っている企業で、年内には2つの新工場が稼働する予定になっています。
shousanshouuoは、不二精機株式会社(6400)の末席株主です。
今回は「不二精機(6400) 2022年12月期中間決算発表【予想比 +18.3%の営業利益、+40.9%の経常利益】」についての記事です。
まとめ
不二精機株式会社(6400)は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している大阪の企業です。
事業内容としては、精密金型、成型システム、および精密成型品の製造・販売となっており、昨年度は、売上高のうち75.7%が自動車用成形品となっていました。
昨日、同社からは2022年12月期の中間決算発表がありました。減収減益ではあったものの、当初予想よりも
売上高 -6.6%、営業利益+18.3％、経常利益 +40.9%、純利益 +7.1%
という結果であり、為替差益が利益増加につながっていました。
減収減益となった背景としては、今年稼働予定の2工場(鈴鹿・宿毛)に関連した減価償却費用等の影響が大きいと考えられ、新工場稼働で電気自動車関連部品(鈴鹿なので、おそらくホンダ車でしょう)製造が増えると中長期的には同社の成長につながるのではないかと期待をしています。
同社は株価が100円前後だった頃からの長いつきあいという事もあり、引き続き末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
不二精機株式会社(6400)とは
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している大阪の企業です。
事業内容としては、精密金型、成型システム、および精密成型品の製造・販売となっています。
昨年度は、売上高のうち75.7%が自動車用成形品となっていました。
同社の歴史
同社の歴史については、以前に当ブログの記事で簡単にまとめた事がありました。
宜しければそちらもご参照下さい。
不二精機株式会社(6400)の2022年12月期中間決算
昨日、同社からは2022年12月期の中間決算発表がありました。
数値を確認しておきましょう。
売上高 37.42億円 (前年同期比 -1.2％)
営業利益 2.58億円 (前年同期比 -31.3％)
経常利益 2.72億円 (前年同期比 -31.6％)
親会社株主に帰属する四半期純利益 1.65億円 (前年同期比 -55.0％)
となっていました。
残念ながら、減収減益という結果ですが、
当初の予想値からすると、
売上高 -6.6%、営業利益+18.3％、経常利益 +40.9%、純利益 +7.1%
という結果であり、為替差益が利益増加につながっていました。
営業利益率は6.90％です。
そして2Ｑ末時点での自己資本比率は29.7％で、前年度よりも2.9％アップしています。
ただ、今回の減益は今年稼働予定の2工場(鈴鹿・宿毛)に関連した減価償却費等が影響していると考え、shousanshouuoはそこまでネガティブにはとらえていません。
鈴鹿工場の操業によって、電気自動車関連部品等の生産が開始となれば売上・利益ともに増加する事が期待できるからです。
不二精機株式会社(6400)のセグメント別業績
同社の決算短信には、セグメント別の業績開示はありませんでした。
不二精機株式会社(6400)の業績予想・進捗率
[rakuten:southbank:10488222:detail]
同社の通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 79.09億円 (前年同期比 +5.9％、進捗率 47.31%)
営業利益 4.27億円 (前年同期比 -29.5％、進捗率 60.42%)
経常利益 3.75億円 (前年同期比 -39.1％、進捗率 72.53%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.00億円 (前年同期比 -40.7％、進捗率 55.00%)
進捗率としては、まずまずと言えそうです。
原料費の高騰等がどうなるかにもよりますが、通期業績に関しても予想を若干上振れる可能性がありそう、と勝手に期待を膨らませています。
【関連記事】
同社の2023年12月期決算について、残念ながら下方修正のリリースがありました。
当ブログの以下の記事で紹介していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
不二精機株式会社(6400)の配当利回り
同社の配当予想では、期末配当7円/株となっています。
同社株式の昨日終値は406円でしたので、
予想配当利回り＝7/406≒1.72％
という事になりますね。
利回りとしては、まずまずではないでしょうか。
不二精機株式会社(6400)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
新設のニュースがあれば、当ブログで紹介したいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo
