ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

秀英予備校(4678) 株主優待制度の変更を発表【図書カード 2回/年⇒QUOカード 1回/年へ縮小】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
shousanshouuoは、株式会社秀英予備校(4678)の末席株主です。

株式会社秀英予備校(4678)は、静岡地盤として小学生・中学生・高校生を対象とした学習塾を運営している企業です。

今回は秀英予備校(4678) 株主優待制度の変更を発表【QUOカード優待 2回⇒1回/年へ縮小】」についての記事です。

 

まとめ


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株式会社秀英予備校(4678)は、

東京証券取引所スタンダード市場へ上場している静岡の企業で

小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾を運営しています。

本日、同社からは悲報とも言える内容の

株主優待制度の変更と、
2023年3月期3Q決算がリリースされていました。

株主優待制度の縮小は大変残念ですが、
その分も含めて長期的に配当での株主還元をしてくださる事を期待して、
今後も末席株主として同社を応援したいと思います。

株式会社秀英予備校(4678)とは


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同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している静岡の企業で

小学生、中学生、高校生を対象とした学習塾を運営しています。

同社の歴史

1984年 「秀英進学塾株式会社」を設立。
     静岡市内6校で学習塾事業と、中学3年生を対象とした「秀英模試」を開始。
1987年 「秀英模試」から「静岡県統一テスト」へ名称を変更。
          中学受験を目指す小学生を対象に「中学受験クラス」を設置。 
1988年 問題集の書店販売(静岡県下)を開始。
1989年 愛知県での教室展開を開始。
1990年 現役高校生対象の部門を開始。
     社名を「株式会社秀英予備校」へ変更。
1991年 現役生・既卒生を対象とした大学受験部を本格的に開始。
     山梨県での教室展開を開始。
1994年 大学受験部に、静岡県内初となる高校別クラスを開設。
1997年 株式を店頭登録し、株式公開を果たす。
     業界初となる、講習料金のコンビニ出納システムを導入。
1999年 神奈川県での教室展開を開始。
2000年 東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。
2002年 東京証券取引所市場第一部指定銘柄へ昇格。
2004年 岐阜県での教室展開を開始。
2005年 北海道での教室展開を開始。
2006年 三重県での教室展開を開始。
2007年 宮城県での教室展開を開始。
     「株式会社東日本学院」の株式を取得し、子会社化。
2008年 新規事業として個別指導本部を設置。
     福岡県での教室展開を開始。
2012年 「秀英iD予備校」を全国30校舎一斉に開校。
2013年 「秀英iD予備校」のフランチャイズ事業を開始。
2019年 静岡市浜松市、札幌市での学童保育事業「秀英KIDS」を設置。
2020年 静岡市と補充学習による学びサポート事業に関する協定を締結。
     北海道比布町と学習サポート(チャレンジゼミ)の協定を締結。
     北海道愛別町と学習サポートの協定を締結。
2022年 東京証券取引所スタンダード市場へ移行。

株式会社秀英予備校(4678) 株主優待の変更に関するお知らせ

[rakuten:book:15852897:detail]

本日、同社からは上記名称のリリースがありました。

内容ですが、悲報とも言える内容でした・・・。

というのも、

これまでは年間2回頂けていた優待が、

年1回に縮小してしまう

というものだったからです。

内容も、これまでは図書カード 500円分であったものが、

QUOカード 500円分へと変更になる見込み、とのことです。

つまり、年間の優待金額でいうと

1,000円 ⇒ 500円

に減額になってしまった、ということです。

同社株式の本日終値は437円でしたので、

予想配当+優待利回り=10+5/437≒3.43%

という計算になりそうです。

優待額は減少になるものの、まだ利回りとしては比較的魅力が残る水準で良かったです。

【関連記事】

同社から届いた、初めてのQUOカード券面は当ブログの以下の記事で

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

同社からいただいた優待品の図書カード券面については、
当ブログの以下の記事にそれぞれ記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社秀英予備校(4678) 2023年3月期3Q決算

[rakuten:book:20336180:detail]

本日、同社からは2023年3月期第三四半期決算が合わせてリリースされていました。
早速、その数値を確認しておきましょう。

売上高              78.54億円 (前年同期比 -1.4%)
営業利益             1.57億円 (前年同期比 -4.0%)
経常利益             1.62億円 (前年同期比 +0.3%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.51億円 (前年同期は -1.36億円)

となっていました。

営業利益率は2.01%です。
そして3Q末時点での自己資本比率は44.1%と、前年同期よりも0.9%アップしています。

株式会社秀英予備校(4678)のセグメント別業績

[rakuten:book:20336169:detail]

同社の決算短信では、

  • 小中学部
  • 高校部
  • その他の教育事業

に分かれて業績の記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

小中学部

売上高               67.17億円 (前年同期比 -1.57%)
セグメント利益   6.53億円 (前年同期比 -3.33%)
セグメント利益率   9.72% (前年同期より0.18%悪化)

低学年での業績が順調に推移したとのことで、集団部門での生徒数が増加に転じたということです。

また、経費削減等にも取り組んでいたという事で
コスト増に対してもそれなりに対応する事が出来た様です。

高校部

売上高               10.83億円 (前年同期比 +0.22%)
セグメント利益   1.61億円 (前年同期比 -10.93%)
セグメント利益率 14.95% (前年同期より1.88%悪化)

高校1年生の生徒数が増加に転じたという事です。
ということですので、

このまま堅調に推移してくれるのであれば、来年・再来年の業績アップに寄与する事が期待できるのではないかと思います。

その他の教育事業

売上高                 0.69億円 (前年同期比 -5.25%)
セグメント利益   0.27億円 (前年同期比 +0.21%)
セグメント利益率 39.14% (前年同期より2.13%改善)

フランチャイズ部門における売上高は、生徒数が減少してしまったために予算を下回る結果となっています。
なかなか群雄割拠の個別指導塾業界で存在感を示すのは難しいのかもしれませんが、
業績の向上に期待をしたいと思っています。

株式会社秀英予備校(4678)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高            109.00億円 (前年同期比 -0.1%、進捗率 72.06%)
営業利益            3.50億円 (前年同期比 -20.3%、進捗率 44.86%)
経常利益            3.55億円 (前年同期比 -18.6%、進捗率 45.63%)
親会社株主に帰属する当期純利益 1.45億円 (前年同期比 +247.0%、進捗率 35.17%)

同社は学習塾業界に属しているということもあり、
冬期講習がある第四四半期が最も売り上げ等が大きくなると思われます。

そのため、上記の進捗率ですが今のところ通期業績予想の修正はないという事です。

株式会社秀英予備校(4678)の配当利回り

同社の配当予想では、中間配当0円、期末配当10円で合計10円/株となっています。

同社株式の本日終値は437円でしたので、

予想配当利回り=10/437≒2.29%

という事になりますね。
利回りとしては、まずまずだと思います。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo