株式会社篠崎屋(2926)の中間期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせについて

まとめ
株式会社篠崎屋とは
- 同社の歴史
2022年9月期第2四半期累計期間業績予想及び配当予想の開示に関するお知らせ
株式会社篠崎屋のセグメント別業績
株式会社篠崎屋の株主優待

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
篠崎屋という企業をご存じでしょうか？
では、「三代目茂蔵」というお店の事はご存じでしょうか？
篠崎屋は「三代目茂蔵」を運営している企業であり、shousanshouuoは、篠崎屋の末席株主です。
今回は「株式会社篠崎屋(2926)の中間期業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」についての記事です。

まとめ

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株式会社篠崎屋(2926)は、東京証券取引所市場第二部へ上場しており来週からはスタンダード市場への移行が予定されている埼玉県の企業です。
同社は関東を中心に全国160店舗ほど存在する豆腐店「三代目茂蔵」の直営と加盟店への卸売・経営指導を行っています。
本日、同社から中間業績予想の下方修正と中間配当ゼロの発表がありました。
そこまで強い期待は抱いてはおりませんでしたが、なかなか厳しい業績が続いており残念です。
商品自体は決して悪くないのではないか、と思っていますので、
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社篠崎屋とは

東京証券取引所市場第二部へ上場しており、次週からはスタンダード市場への移行が予定されている埼玉県の企業です。
ホームページによれば、事業内容は

店舗名「三代目茂蔵」の直営店による小売事業
店舗名「三代目茂蔵」の加盟店への卸売事業及び販売指導等、業務用得意先への卸売事業並びに通販事業

となっています。
2022年2月末の時点では、直営店43店舗を運営している様です。
また、2021年12月末の時点での加盟店数は124店舗でしたので加盟店の数は結構多いみたいですね。
現在、同社の店舗は茨城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県に存在している様でした。

同社の歴史

企業ホームページで沿革を探したのですが、該当するページが見当たらず・・・
1987年に同社が設立された事ぐらいしか分かりませんでした。

2022年9月期第2四半期累計期間業績予想及び配当予想の開示に関するお知らせ

本日、同社からは上記名称のリリースがありました。
復配でもしてくれるのかな、なんて期待をして開いたのですが

残念ながら中間業績予想の下方修正と中間配当ゼロ決定のお知らせでした。

中間期の業績予想は、以下の様に変更となっています。

　　　　　　　前期業績　　　今回発表予想

売上高　　　15.38億円　⇒　15.34億円　(前年度比　-0.2%)
営業利益　　　0.51億円　⇒　 0.09億円　(前年度比　-81.3%)
経常利益　　　0.51億円　⇒　 0.09億円　(前年度比　-81.3%)
四半期純利益　0.34億円　⇒　 -0.06億円

なんと、減収減益という事で最終赤字となってしまう様です。
営業利益率は、0.59％とかなり低い数値になってしまっています。
午前中の営業時間に「朝市」を開催して、懐石弁当等の高付加価値・高価格帯商品を提供する事で顧客の誘引出来たものの、客単価が低下してしまったために売上・利益ともに予想を下回る結果になった、という事の様です。

期末配当予想が未定となっているため、期待ゼロではありませんが・・・
本日のリリースに
「利益配分に関する基本方針は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題とし、業績及びその時点での経営状況に応じた成果の配分を配当として実施することを目指すとともに、将来の事業展開に備えて財務体質の強化を図ることに努めることとしております」
とあります。
この文章を読んだら
「配当したくない訳じゃないけど・・・、と事業環境の悪化のために配るカネがない」という事を改めて伝えたいのかな、と感じてしまいました。