ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
レイという上場企業があります。
同社は、イベントやプロモーションの製作や映像制作を行っている企業です。
shousanshouuoは、株式会社レイの末席株主です。
今回は「株式会社レイ(4317)の業績予想の修正および期末配当予想の修正に関するお知らせ」についての記事です。
まとめ
株式会社レイ(4317)は、JASDAQ市場に上場している東京の企業です。
同社はイベントやセールスプロモーション、テレビCMの製作等を行っている企業です。
本日はこれまで未定となっていた、業績予想および配当予想の修正が発表されました。結果として、昨年よりも増収増益を達成し、配当額も前年度の2倍に増額となっています。
広告や展示会等の需要が回復したために、同社の業績は改善に至ったという事の様です。
まだまだ、新型コロナウィルス感染症の影響が残るとは思いますが、徐々にイベントやライブ等の再開に向けた動きもあるため、同社の業績は徐々にコロナ以前に近づいていくのではないかとshousanshouuoは期待しています。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社レイとは
JASDAQ市場に上場している東京の企業です。
同社は、CMをはじめとする映像制作、イベントやプロモーションの製作、デジタルコンテンツの制作等を行っている企業です。
同社の歴史
1981年に、レーザーディスプレイ事業を目的として「株式会社スタジオ・レイ」が設立されています。当時の事業は、レーザー光線によるショー演出の製作であった様です。
1991年になり、商号を「株式会社レイ」へと変更し、本格的にデジタル映像事業に進出しています。
1996年には、コマーシャル事業を目的とした子会社である「株式会社クラフト」が設立されていました。
2001年には、店頭登録銘柄として株式公開を果たしていますが、それまでに三菱商事、住友商事とも合弁事業を行っています。
上場前後では、事業拡大のために企業買収等も積極的に行っており、業界内での同社の地位を確立していった様です。
2017年には、テレビ朝日との資本業務契約を締結しています。
株式会社レイの業績予想
同社の通期業績予想は、これまで未定となっておりましたが、
本日発表された、同社の業績予想は以下の通りとなっています。
売上高 109.00億円 (前年度比 +54.72%)
営業利益 6.70億円 (前年度は -7.07億円)
経常利益 7.70億円 (前年度は -4.96億円)
親会社株主に帰属する当期純利益 4.70億円 (前年度は -3.67億円)
営業利益率は、6.15%です
なお、3Q末時点での、同社の自己資本比率は57.7%でした。
【関連記事】
同社の2023年2月期3Q決算については、当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
株式会社レイのセグメント別業績
以下は3Q決算における数値です。
同社のセグメントとしては、
- 広告ソリューション事業
- テクニカルソリューション事業
の2つが開示されています。
それぞれの数値を確認してみましょう。
広告ソリューション事業
売上高 39.56億円 (前年同期比 +61.3%)
セグメント利益 4.56億円 (前年同期は -0.13億円)
セグメント利益率 11.43% (前年同期比 +11.97%)
セールスプロモーションやイベント、テレビCM部門ともに、
イベント・展示会、広告需要の回復を受け、受注も堅調だった事から業績も堅調に推移した様です。
ちなみに、以下のテレビCMは同社のクリエイティブ・デザイン事業本部や子会社が製作したものの様です。
見た事ありますよね~。
テクニカルソリューション事業
売上高 28.95億円 (前年同期比 +32.7%)
セグメント利益 0.74億円 (前年同期は -3.07億円)
セグメント利益率 2.37% (前年同期比 +15.27%)
テレビCM編集業務を中心に需要が回復したそうです。
ただ、映像機器レンタル部門はやや低調だったとの事です。
株式会社レイの配当利回り
同社が本日明かした配当予想では、期末配当10円/株となっています。
本日、同社の終値は321円でしたので、
予想配当利回り=10/321≒3.12%
という事になりますね。
株式会社レイの株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入してはいません。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo