ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ツインバード工業をご存じでしょうか?
ビジネスホテルなんかのデスクライト等を製造・販売していた事もある企業ですが、現在は生活家電や小型家電のメーカーとして一定の地位を築いているメーカーです。
shousanshouuoは、ツインバード工業株式会社の末席株主です。
今回は「ツインバード工業株式会社(6897)の株主優待制度拡充に関するお知らせ」についての記事です。
まとめ
ツインバード工業株式会社(6897)は、東京証券取引所市場第二部へ上場しており、4月以降はスタンダード市場への移行が予定されている新潟の小型家電メーカーです。
同社の製品はシンプルな中にもセンスを感じられ、長く愛されるものが多い様に感じています。
同社の今期の業績は比較的順調な推移となっていますが、本日は同社の株主優待制度を拡充するというお知らせがありました。
その結果、同社の予想配当利回りは2.26%、予想配当+優待利回りは5.28%以上になる見込みです。
今後も、shousanshouuoは末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
ツインバード工業株式会社とは
[rakuten:ebest:12617851:detail]
同社は、東京証券取引所市場第二部へ上場しており、4月以降はスタンダード市場への移行が予定されている新潟の企業です。
以前に2Q決算についてのブログ記事を書いた際にも触れたのですが、調理機器やクリーナー等の小型家電メーカーとしての地位を築いています。
同社は企画・開発スタッフが全社員数の20%にものぼるという事と、小ロット製品でも開発が出来てしまうという、大手家電メーカーではなかなかチャレンジできない事をやってのけるところに強みがあります。
また、グッドデザイン賞をいただいている製品も多く、シンプルな中にもセンスが光る、そんな製品が多い様に思います。
同社の歴史
1951年に、新潟県三条市でメッキ加工を行っていた「野水電化被膜工業所」が創業しています。
1962年になり「野水電化株式会社」が設立され、
翌1963年からは家庭用器物の製造・販売がスタートしていました。
1977年になり、社内に企画開発部が設置され、
1979年には、現在の社名である「ツインバード工業株式会社」へ商号変更となっています。
その後は、日本各地への営業拠点の開設を続けて徐々に知名度が高まり
1996年には、新潟証券取引所への上場を果たしています。
2000年に新潟証券取引所が東京証券取引所と合併した事で、東京証券取引所市場第二部への市場変更となり、以降は同市場での上場を続けています。
「株主優待制度の拡充に関するお知らせ」
本日、同社からは上記名称のリリースがされていました。
内容としては、以下の2点です。
- 全対象者への株主優待クーポン進呈金額の増額
- 5,000株以上の継続株主に対する優待を新設
純粋に優待の拡充となっているのがありがたいですね。
2022年2月期の株主優待制度より変更、との事です。
shousanshouuoは昨年に初めて優待を頂いたので、
今年からは「1年超継続保有者」となるため優待クーポンの増額という恩恵に与ることができます。
ツインバード工業株式会社の3Q決算
せっかくですので、同社の3Q決算の内容も確認しておきましょう。
中間決算との比較をしたい方は、以下の記事も参照して頂ければ幸いです。
2022年2月期 3Q決算
売上高 95.64億円 (前年度比 +23.2%)
営業利益 6.00億円 (前年度は -2.07億円)
経常利益 5.51億円 (前年度は -3.09億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 3.57億円 (前年度は -2.32億円)
となっていました。
営業利益率は、6.27%です。
そして3Q末時点での、同社の自己資本比率は74.7%と前年度よりも12.5%アップしています。
ツインバード工業株式会社のセグメント別業績
同社のセグメントは、
- 家電製品事業
- FPSC (フリー・ピストン・スターリング・クーラー)事業
の2つとなっています。
家電製品事業
売上高 75.40億円 (前年度比 +0.7%)
セグメント利益 4.99億円 (前年度比 +23.3%)
セグメント利益率 6.62% (前年度比 +1.21%)
商品点数を絞りながらも、売り上げ規模を維持する事が出来た様で、その結果として利益率も向上しています。
なお、本事業は年末年始や新生活に向けて需要が多くなるために4Qに売上高と利益が集中する傾向にあるとの事です。
FPSC (フリー・ピストン・スターリング・クーラー)事業
売上高 20.24億円 (前年度比 +629.3%)
セグメント利益 8.36億円 (前年度比 +1,584.8%)
セグメント利益率 41.31% (前年度比 +23.43%)
新型コロナウィルス感染症ワクチン用のディープフリーザーが国内、国外に向けて売れた事で業績が大きく伸長しています。
ツインバード工業株式会社の
業績予想・進捗率
同社の通期業績予想と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。
売上高 137.90億円 (前年度比 +10.3%、進捗率 69.35%)
営業利益 8.20億円 (前年度比 +34.7%、進捗率 73.17%)
経常利益 6.70億円 (前年度は +38.4%、進捗率 82.24%)
親会社株主に帰属する当期純利益 4.70億円 (前年度は +186.5%、進捗率 75.96%)
前述の様に、家電事業は年末年始や新生活に向けて需要が多くなるために4Qに売上高と利益が集中する傾向にあるとの事ですので、数値としては十分に達成可能性がありそうです。
ツインバード工業株式会社の
配当利回り
同社の配当予想では、中間配当3円、期末配当12円で合計15円/株となっています。
本日、同社の終値は663円でしたので、
予想配当利回り=15/663≒2.26%
という事になりますね。
利回りとしてはまずまずだと思います。
ツインバード工業株式会社の
株主優待
[rakuten:ec-current:11944092:detail]
前述の様に、本日同社の優待は拡充が発表されています。
ですので、
2月末の時点で仮に100株を保有した場合(保有1年以下)は
予想配当+優待利回り=15+20/663≒5.28%
となり、shousanshouuoの様に100株を1年以上継続保有した場合は、
予想配当+優待利回り=15+30/663≒6.79%
いう計算になりそうです。
いずれにしても、かなりの利回りとなるため同社製品をお得に試してみるチャンスになりそうです。
なお、実際に届いた優待案内については、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo