ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

クリエイト株式会社(3024)の業績上方修正と配当増額のお知らせについて

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
クリエイトという会社をご存じでしょうか?
なかなか一般消費者の目に触れる事はありませんが、パイプや継手といった製品の販売を行っている大阪の企業です。
shousanshouuoは、クリエイト株式会社の末席株主です。
今回は「クリエイト株式会社(3024)の業績上方修正と配当増額のお知らせ」についての記事です。

まとめ


www.youtube.com

クリエイト株式会社(3024)は、JASDAQ市場に上場しており、4月以降はスタンダード市場への移行が予定されている大阪の企業です。

同社の取り扱う製品は「管工機材及び住宅設備機器」となっており、なかなか一般消費者の目に触れる事は多くないかもしれませんが、縁の下の力持ちとして大切な仕事をしている企業です。
上に掲載したYouTubeの動画は、子会社のダイドレが製造しているものです。

本日、同社は業績予想の上方修正ならびに期末配当を倍に増額するというリリースを行いました。

その結果、

予想配当利回り≒1.32%
予想配当+優待利回り≒2.98%

となっていました。
配当利回りだけでは今一つ物足りないところがありますが、
配当+優待であればまずまずの予想利回りではないかと思います。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

クリエイト株式会社とは

JASDAQ市場に上場しており、4月以降はスタンダード市場への移行が予定されている大阪の企業です。

同社のホームページによると、事業内容は「管工機材及び住宅設備機器の販売」となっています。社会基盤を支える管工機材の商社なのですね。

同社の歴史

同社の歴史ですが、ルーツとなった「福井清一商店」が創業したのはなんと100年以上前の1916年の事でした。
その後、1948年になってから鉄管継手を中心とした管工機材の販売を目的に「株式会社福井一夫商店」が設立されています。
当時より、トーロー印が用いられていた様ですね。
1955年には、日本住宅公団から、トーロー印ドレネージ継手と排水器具類が指定品に選ばれています。
1964年には「福井管材株式会社」へ社名変更を果たしていましたが、
1983年に「フクイ株式会社」へ再度社名変更を行っています。
現在の社名である「クリエイト株式会社」となったのは1993年の事でした。
その後はフランチャイズ企業の吸収合併を行ったり、全国各地へと営業拠点を開設する動きがみられます。
また、2006年にはJASDAQ市場に上場を果たす事で株式公開に至っています。

クリエイト株式会社(3024)の業績上方修正と配当増額のお知らせ

本日、そんな同社から「連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」がリリースされていました。
早速、内容を確認してみましょう。

業績予想の修正

                前回予想    今回修正予想

売上高            310.00億円 → 312.60億円 (+0.8%)
営業利益            1.50億円 →  1.96億円 (+30.7%)
経常利益            2.20億円 →  2.60億円 (+18.2%)
親会社株主に帰属する当期純利益 0.60億円 →  1.38億円 (+130.0%)

売上は想定通りの推移だったものの、新型コロナウィルス感染症が影響した事で、営業活動に伴う費用が減少したとの事です。
出張等を減らす事が出来たためにコスト削減につながったということでしょうか。

配当予想の修正

なお、期末配当ですが、4円→8円と倍増となっています。

【関連記事】

なお、同社は2023年1月にも業績予想・配当の上方修正をリリースしています。
株主還元に積極的な姿勢を打ち出していることが分かりますね。

当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

クリエイト株式会社の3Q決算


www.youtube.com

ちなみに、2/4に同社からは3Q決算が発表されていました。
こちらも、内容を確認してみましょう。

売上高             234.56億円 (前年度比 +0.2%)
営業利益             1.51億円 (前年度は -0.60億円)
経常利益             1.84億円 (前年度比 +372.0%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.99億円 (前年度は -0.22億円)

となっていました。
増収増益なのですが、営業利益率は、0.64%と薄利です。
そして3Q末時点での、同社の自己資本比率は25.2%と前年度よりも2.3%ダウンしています。

クリエイト株式会社のセグメント別業績

同社の決算短信では、セグメント毎の報告はありませんでした。

クリエイト株式会社の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想(本日の修正分)と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高             234.56億円 (前年度比 +0.2%、進捗率 75.04%)
営業利益             1.51億円 (前年度は -0.60億円、進捗率 77.04%)
経常利益             1.84億円 (前年度比 +372.0%、進捗率 70.77%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.99億円 (前年度は -0.22億円、進捗率 71.74%)

ですね。
営業利益率はとっても低い企業なのですが、今期は増収増益に持ち込める見込みという事の様です。

クリエイト株式会社の配当利回り

同社の配当予想では、前述の通り期末配当8円/株となっています。
本日、同社の終値は604円でしたので、

予想配当利回り=8/604≒1.32%

という事になりますね。
利回りとしては、やや低めで保守的な企業と言えそうです。

クリエイト株式会社の株主優待

ただし、同社は株主優待制度を導入しています。
3月末時点で100株以上を保有する場合、
一律でQUOカード1,000円分が贈呈されます。
そのため、仮に100株を保有した場合には

予想配当+優待利回り=8+10/604≒2.98%

という計算になり、総合利回りとしてはまずまずになっています。

【関連記事】

なお、頂いたQUOカードの券面は、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo