ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

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株式会社ADワークスグループ3Q決算補足資料について

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今回は「株式会社ADワークスグループ3Q決算補足資料」についての記事です。
shousanshouuoは、株式会社ADワークスグループの末席株主です。

株式会社ADワークスグループとは

現在は、不動産の売買、仲介、賃貸管理、鑑定、コンサルティングおよび投資顧問業務を行っている企業です。

同社の祖業は染色業であり、かつては株式会社青木染工場という企業でした。株式会社化される前を創業とすると、創業年は1886年2月となります。かなり老舗企業ですね。
1976年8月に宅地建物取引業者の免許を取得して不動産取引業を開始しています。
1995年には、株式会社エー・ディー・ワークスに商号変更となっています。社名の由来ですが、Aoki Dyeing Works(青木染工場の英訳)にちなんだものだそうです。
現在の様に不動産売買等をメインに据えたのは1999年3月の事です。
2007年10月にはジャスダックへと上場を果たしています。
海外でも事業を行っているのですが、2013年4月にカリフォルニアに子会社を設立していますので、海外事業も8年以上の経験があるのですね。
2015年4月には東京証券取引所市場第二部へと市場変更となり、そのわずか半年後には東京証券取引所第一部指定銘柄となっています。
その後、2020年4月には株式の単独移転で現在の「エー・ディー・ワークスグループ」に社名が変更となっています。

同社のメインビジネスモデルとしては、投資用不動産(一棟マンション等)を取得したのちにバリューアップして個人富裕層へと販売する事業です(最近は、小口化商品「ARISTO」の販売も行っています)。
もちろん、販売後の管理に関しても同社が対応する事が出来ますので、投資用物件を購入して、あとはお任せ、という感じになるのでしょう。
1棟目を購入した方は、それ以降も継続してお客様になってもらえる可能性もありますし、富裕層ネットワークを通じての紹介等もあるかもしれません。
また、実際に商品を販売する際にもプライベートコンサルティングを実施する事で顧客のニーズに対して「最適解」となるものを提案してくれるそうです。

こういったビジネスは、いちごアルデプロにも似ているところがありますね。


www.youtube.com

株式会社ADワークスグループの決算

昨日は、そんな同社の3Q決算補足資料がリリースされていました。
早速、中身を確認してみましょう。

売上高 179.44億円 (前年度比 +6.6%)
営業利益 32.75億円 (前年度比 +4.1%)
経常利益 4.17億円 (前年度比 -2.4%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 2.77億円 (前年度比 +5.0%)

となっていました。
営業利益率は、18.25%となりますね。
2Q末時点での、同社の自己資本比率は35.1%と昨年度より1.7%マイナスとなています。

株式会社ADワークスグループのセグメント別・地域別業績

セグメント別業績

収益不動産販売事業

売上高 145.44億円 (前年度比 +7.5%)
セグメントEBITDA*1 10.40億円 (前年度比 -1.0%)
セグメント利益率 7.15% (前年度比 -0.6%)
期中平残*2 268.73億円 (+10.2%)

比較的好調なビジネスだった様です。不動産価格は高騰している様ですのでビジネス環境は良いと言えそうですが、その一方で仕入れは大変かもしれません。
なお、福岡市中央区大名での環境に配慮した自社開発オフィスビルの開発資金として、クラウドファンディングを活用したグリーンローンによる資金調達を国内で初めて実施したそうです。この物件は来年の5月に竣工予定だそうです。
同社は過去にライツ・オファリングによる資金調達を行っていた事もあり、色々な資金調達手法に積極的な会社と言えそうです。

ストック型フィービジネス

売上高 36.12億円 (前年度比 +3.8%)
セグメントEBITDA*3 5.25億円 (前年度比 -18.9%)
セグメント利益率 14.53% (前年度比 -4.1%)
賃料収入EBITDA 5.39億円 (前年度比 -5.1%)

こちらは堅調なビジネスをされている様ですね。基本的には、売却した物件をそのまま同社のグループで管理するという、プロパティマネジメント事業の様です。

地域別業績

国内事業

売上高 158.42億円 (前年度比 +4.6%)
収益不動産残高 270.17億円 (前年比 +21.3%)

海外事業

売上高 21.02億円 (前年度比 +24.5%)
収益不動産残高 30.42億円 (前年比 +26.5%)

国内・海外ともに売上も残高も積みあがるという結果です。
特に、海外では昨年に一時残高を減らしていましたが、また投資先が決まったという事の様ですね。

株式会社ADワークスグループの業績予想・進捗率

同社の業績予想は、以下の様になっています。

売上高 230.00億円 (前年度比 +2.4%、進捗率 78.02%)
EBITDA 11.00億円 (前年度比 +8.7%、進捗率 65.91%)
経常利益 6.00億円 (前年度比 +5.4%、進捗率 69.50%)
親会社株主に帰属する当期純利益 3.80億円 (前年度比 +8.0%、進捗率 72.89%)

進捗率では、やや下振れするリスクはありそうですが不動産物件の売却があるかどうかによって数値は大きく変化しそうです。

なお、同社の中期経営計画では、
2023年12月期で

売上高 306.00億円
EBITDA 27.00億円
経常利益 20.00億円
税引前利益 20.00億円
収益不動産残高 500.00億円

を目標としており、更なる成長に向けて鼻息が荒い企業ですね。

株式会社ADワークスグループの配当利回り

同社の期末配当は、3.50円が予定されています。
昨日の同社株終値は160円でしたので、

予想配当利回り=3.5/160≒2.19%

という事になりますね。高利回りとまではいきませんがまずまずの配当額だと思います。

株式会社ADワークスグループの株主優待

同社の株主優待ですが、株主クラブに参加できるというものになっています。
特典として、業績情報のお知らせ、ニュース・トピックスの配信、株主アンケートの実施、会員向けイベントへの参加、その他・・・となっています。
その他って何だよ、って気もしますが。以前にアンケートに参加したら何か頂けた事があった様な気がします(証拠がないので断言は出来ませんが)。
なお、1,000~2,999株保有で、株主優待ポイント 2,000ポイントが年に2回もらえる事になっています。こういうポイント制の優待を導入する企業も最近多い様な気がしますね。内容はカタログギフトみたいなものなのでしょうか。
という事で、仮に1,000株を保有した場合には、

予想配当+優待利回り=3.5+4/160≒4.69%

という計算になりそうです。
これはなかなか良い利回りですね。買い増しも検討しようかな・・・。

まとめ

同社は、富裕層向けに一棟マンション等を仕入れてバリューアップしたのちに売却するというビジネスを行っています。現在は不動産価格も高騰しているので、業績は順調に伸びてきており、自社開発のオフィスビルや不動産小口化商品の販売も行っています。今後、不動産小口化商品をコアビジネスに成長させる方針の様です。
中期経営計画では、さらに成長を続ける意欲を見せており、予想配当利回りは2.19%予想配当+優待利回りは4.69%となっており、なかなか魅力的です。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

shousanshouuoのブログをご覧頂き、ありがとうございました。 またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo

*1:税引前利益+支払利息+減価償却費用で計算されるもの

*2:平均残高

*3:税引前利益+支払利息+減価償却費用で計算されるもの