ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
明豊ファシリティワークス株式会社(1717)という企業をご存じでしょうか?
オフィスの移転や、建築計画等を実現するための縁の下の力持ち的な存在の企業です。
shousanshouuoは、明豊ファシリティワークスの末席株主です。
今回は「明豊ファシリティワークス(1717) 2022年3月期決算説明資料公開」についての記事です。
まとめ
明豊ファシリティワークス株式会社(1717)は、東京証券取引所スタンダード市場へと上場している東京の企業です。
事業内容としては、建設事業の発注者をサポートする業務
を行っています。
昨日、同社からは決算説明等の動画配信に関するお知らせがありました。
同社株式を購入してからは、長い期間が経過していますがその間も増配を続けてくれており、予想配当利回りも4.47%という高利回りになっています。
今後も成長が期待できると考えており、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
明豊ファシリティワークス株式会社(1717)とは
同社は、東京証券取引所スタンダード市場へと上場している、東京の企業です。
事業内容としては、
オフィスビル、庁舎、校舎、駅舎、工場、研究所、医療施設、データセンター等、各種施設及び働き方改革・オフィス移転プロジェクトにおける「コンストラクションマネジメント」と「プロジェクトマネジメント」サービス
を提供しているとあります。
分かった様で、よくわからない事業内容なのですが
要約すると、
建設事業の発注者をサポートする業務
という事になりそうです。
同社の歴史
1980年 「明豊産業株式会社」設立。
1990年 「明豊株式会社」へ商号変更。情報・通信をコアとしたオフィスづくりへの取り組みを開始。
1994年 プライスウォーターハウスコンサルタント社、青山監査法人のオフィス統合移転プロジェクトを完了。同事例が日経ニューオフィス賞推進賞を受賞。
2001年 「明豊ファシリティワークス株式会社」へ商号変更。現在の事業内容へとビジネスの転換を図る。
2004年 ニュービジネス大賞優秀賞を受賞。JASDAQ市場へ上場。
その後は、
A-FACTORY新築プロジェクト、星野リゾートトマム、TOKYO STATION CITY Keiyo Street、さくらインターネット 石狩データセンター、レゴランド等のコンストラクションマネジメントに関わる事で知名度が上昇しています。
2018年 東京証券取引所市場第二部へと市場変更。
2019年 東京証券取引所市場第一部指定銘柄へ昇格。
2020年 所属業種を「建設業」⇒「サービス業」へと変更。
明豊ファシリティワークス株式会社(1717)の2022年3月期決算
2022/5/13に同社の2022年3月期決算が発表されていましたので、その数値を確認しておきましょう。
売上高 42.60億円 (前年同期比 +0.5%)
営業利益 8.65億円 (前年同期比 -4.9%)
経常利益 8.65億円 (前年同期比 -5.0%)
当期純利益 6.06億円 (前年同期比 -2.3%)
となっていました。
増収するも微減益という結果です。
とはいえ、営業利益率は驚きの20.31%です。
そして期末時点での自己資本比率は74.7%と前年度よりも3.7%アップしています。
明豊ファシリティワークス株式会社(1717)のセグメント別業績
同社の報告セグメントは、
オフィス事業、CM事業、CREM事業、DX支援事業
の4事業に分かれています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。
オフィス事業
売上高 9.33億円 (前年同期比 -10.4%)
セグメント利益 0.65億円 (前年同期比 -68.79%)
セグメント利益率 7.06% (前年同期比 -13.22%)
前年度は大きく利益が低下してしまった事業です。
オフィスの移転・新設・改修のプロジェクトマネジメント等をサポートする事業です。
テレワークが進んだ事で、顧客となる様な一流企業ではオフィス新設の動きが鈍ってしまったのかもしれません。
CM事業
売上高 24.60億円 (前年同期比 +5.8%)
セグメント利益 5.61億円 (前年同期比 +18.76%)
セグメント利益率 22.84% (前年同期比 +2.50%)
ビルや学校、工場、医療施設、鉄道施設、商業施設、その他各種施設の建設・運用に関する業務をサポートしている事業だそうです。
CREM事業
売上高 7.31億円 (前年同期比 -11.2%)
セグメント利益 1.93億円 (前年同期比 -11.88%)
セグメント利益率 26.47% (前年同期比 -0.21%)
CREMって何かな?
と思ったのですが、
Corporate Real Estate Management:固定資産の管理・運用業務、多拠点統廃合業務を最適化するサービスを提供しているみたいです。
DX支援事業
売上高 1.34億円 (前年同期比 +177.1%)
セグメント利益 0.43億円 (前年同期比 +663.25%)
セグメント利益率 32.64% (前年同期比 +20.79%)
企業社員のアクティビティ可視化による働き方改革や、プロジェクト・マネジメント情報の可視化システム、複数拠点の発注プロセスのシステム化等のデジタルトランスフォーメーションに対する支援事業を行っている様です。
明豊ファシリティワークス株式会社(1717)の業績予想
[rakuten:bookoffonline:13364617:detail]
同社の2023年3月期通期業績予想は、以下の様になっています。
売上高 45.00億円 (前年同期比 +5.6%)
営業利益 8.65億円 (前年同期比 +0.0%)
経常利益 8.65億円 (前年同期比 +0.0%)
当期純利益 6.00億円 (前年同期比 -1.0%)
ほぼ横ばいという予想ですね。
【関連記事】
なお、同社からは2023年3月期の業績予想で上方修正がありました。
当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
明豊ファシリティワークス株式会社(1717)の配当利回り
同社の配当予想では、期末配当29円/株となっています。
同社株式の昨日終値は649円でしたので、
予想配当利回り=29/649≒4.47%
という事になりますね。
これは、かなり利回りとしては高めだと思います。
また、同社の過去の配当実績を考慮すると増配を続けている企業でもあり今後ますますの株主還元についても期待をしておきたいところです。
【関連記事】
なお、同社からは2023年3月期の配当予想が上方修正となりました。
当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。
明豊ファシリティワークス株式会社(1717)の株主優待
残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません。
新設等の発表があれば、また当ブログで紹介していきたいと思います。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo