ショウサンショウウオの投資部屋

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日本フイルコン(5942) 2024年11月期1Q決算を発表【売上高、営業利益は横ばいも、法人税等の影響で減益に!!】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

shousanshouuoは、

中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。

 

皆さんは、日本フイルコン株式会社(5942)をご存じでしょうか?

日本フイルコン株式会社(5942)は、産業用のフィルターやコンベアを製造している企業で、shousanshouuoは同社の株主となっています。

 

今回は

「日本フイルコン(5942) 2024年11月期1Q決算を発表【売上高、営業利益は横ばいも、法人税等の影響で減益に!!】」

についての記事です。

 

まとめ


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日本フイルコン株式会社(5942)は、

東京証券取引所スタンダード市場へと上場している、東京の企業です。

 

同社は、製紙用のワイヤー(抄紙網)の供給を目的に主要な国内製紙会社からの出資で創業しており、以降は国内産業界のニーズに応える形で

  • 産業用機能フィルター・コンベア事業
  • 電子部材・フォトマスク事業
  • 環境・水処理関連事業

が主力事業になっています。

 

昨日、同社からは2024年11月期1Q決算の発表があり、

 

売上高 +13.1%、営業利益 -5.7%

経常利益 -3.3%、純利益 -54.7%

 

という結果でした。

 

環境・水処理事業が少し足を引っ張る形になってしまったみたいですが、

主力事業は好調の様ですので、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

 

日本フイルコン株式会社(5942)とは


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同社は、東京証券取引所スタンダード市場へと上場している、

東京の企業です。

 

同社は、製紙用のワイヤー(抄紙網)の供給を目的に主要な国内製紙会社からの出資で創業しており、以降は国内産業界のニーズに応える形で

  • 産業用機能フィルター・コンベア事業
  • 電子部材・フォトマスク事業
  • 環境・水処理関連事業

が主力事業になっています。

抄紙網の供給では、国内首位みたいですね。

 

日本フイルコン株式会社(5942)の
2024年11月期1Q決算

昨日、同社からは2024年11月期第一四半期決算がリリースされていました。

数値を確認しておきましょう。

 

売上高               69.24億円 (前年同期比 +13.1%)
営業利益             1.21億円 (前年同期比 -5.7%)
経常利益             2.29億円 (前年同期比 -3.3%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.95億円 (前年同期比 -54.7%)

 

となっていました。

増収となるも減益という結果ですね。

 

営業利益率は1.75%です。

そして1Q末時点での自己資本比率は52.5%で、前期末より0.6%ダウンとなっています。

 

日本フイルコン株式会社(5942)のセグメント別業績

同社の決算短信では、

  • 産業用機能フィルター・コンベア事業
  • 電子部材・フォトマスク事業
  • 環境・水処理関連事業
  • 不動産賃貸事業

に分かれて記載がありました。

それぞれの数値を確認しておきましょう。

 

産業用機能フィルター・コンベア事業

売上高              48.27億円 (前年同期比 +12.21%)
セグメント利益  3.19億円 (前年同期比 +69.68%)
セグメント利益率   6.61% (前年同期より2.24%改善)

 

同社の主力事業ですが、販売先となる製紙業界は右肩下がりの状況です。

このような逆風下ではありますが、増収増益を果たしています。

食品業界向けのコンベアベルトの製造・販売が増加したということもあるみたいですね。

 

電子部材・フォトマスク事業

売上高               10.66億円 (前年同期比 +9.48%)
セグメント利益   1.11億円 (前年同期比 +23.68%)
セグメント利益率  10.44% (前年同期より1.20%改善)

 

増収増益となっていますね。

通信デバイス業界や自動車業界の得意先の試作品・開発品の需要をとらえることができていた、とのことでした。

 

環境・水処理関連事業

売上高                  7.72億円 (前年同期比 +30.88%)
セグメント利益  -1.66億円 (前年同期は -0.28億円)
セグメント利益率 -21.50% (前年同期より16.65%悪化)

 

プール並びにろ過装置の設計・販売天然ガスパイプラインの腐食・ガス漏れを防ぐ絶縁継手の販売等を行っているみたいです。

大型案件の工事があった影響で

売上は大きく伸びていますが、コストアップの影響で採算性は悪化してしまった様です。

 

不動産賃貸事業

売上高                  2.61億円 (前年同期比 +0.14%)
セグメント利益    2.00億円 (前年同期比 -0.26%)
セグメント利益率   76.39% (前年同期より0.31%悪化)

 

店舗・マンション・駐車場等の賃貸を行っており、安定した売り上げ・利益を上げているみたいですね。

 

日本フイルコン株式会社(5942)の
2024年11月期の通期業績予想・進捗率

同社の2024年11月期の通期業績予想と、1Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

 

売上高            275.00億円 (前年同期比 -1.7%、進捗率 25.18%)
営業利益            6.00億円 (前年同期比 -5.0%、進捗率 20.17%)
経常利益            8.50億円 (前年同期比 -16.6%、進捗率 26.94%)
親会社株主に帰属する当期純利益 4.50億円 (前年同期比 -64.6%、進捗率 21.11%)

 

通期では、減収減益予想となっているのですね。

進捗率を考えると、まずまず達成が期待出来そうな数値となっているのではないでしょうか。

 

日本フイルコン株式会社(5942)の配当利回り

同社の配当予想では中間配当13円、期末配当14円で合計27円/株となっています。

同社株式の昨日終値は571円でしたので、

 

予想配当利回り=27/571≒4.73%

 

という事になりますね。

配当利回り企業であると言えると思います。

 

日本フイルコン株式会社(5942)の株主優待

残念ながら、同社は公式には株主優待制度を実施していません

 

ですが、隠れ優待的な案内を頂いたことがあります。

それは、同社が取り扱っているワインの優待販売でした。

【関連記事】

同社の隠れ優待の内容については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo