ショウサンショウウオの投資部屋

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梅の花(7604) 2024年4月期中間決算を発表【営業黒字 0.43億円、純利益 2.87億円に回復】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、梅の花というお店を利用された事はあるでしょうか?
では、さくら水産はいかがでしょう?

いずれの店舗も、梅の花(7604)が運営を行っています。

shousanshouuoは、梅の花(7604)の末席株主です。

今回は梅の花(7604) 2024年4月期中間決算を発表【営業黒字 0.43億円、純利益 2.87億円に回復】」についての記事です。

まとめ


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株式会社梅の花(7604)は、東京証券取引所スタンダード市場に上場している福岡の企業で、

湯葉と豆腐の店 梅の花」「和食鍋処 すし半」「海産物居酒屋 さくら水産」「熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅」等の飲食店とテイクアウト店舗を、全国で285店舗(2023/10/31現在)運営しています。

 

昨日、同社からは2024年4月期の中間決算がリリースされていました。

内容ですが、


売上高 140.71億円(前年同期比 +11.2%)
営業利益  0.43億円(前年同期は -4.00億円)


という結果でした。

月次業績をみても、売上はコロナ禍から順調に回復を続けていると考えられそうです。

同社の運営する店舗の中には、和を感じられる雰囲気の中、個室でゆっくりと食事が出来る、ということもあってインバウンドの集客も期待したいところです。

個人的には、お店の雰囲気、お料理ともに大好きですので、
今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社梅の花(7604)とは


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同社は、東京証券取引所スタンダード市場に上場している福岡の企業です。

事業内容としては、

 

湯葉と豆腐の店 梅の花
「和食鍋処 すし半」
「海産物居酒屋 さくら水産
熊本あか牛 しゃぶしゃぶ 甲梅」

等の飲食店とテイクアウト店舗を、全国で285店舗(2023/10/31現在)運営しています。

 

【関連記事】

同社の株式を取得した経緯については、以前に当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

shousanshouuo.hatenablog.com

株式会社梅の花(7604)の2024年4月期中間決算

昨日、同社の2024年4月期第二四半期決算がリリースされました。
内容を確認しておきましょう。

 

売上高               140.71億円 (前年同期比 +11.2%)
営業利益             0.43億円 (前年同期は -4.00億円)
経常利益              -0.01億円 (前年同期は -4.50億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 2.87億円 (前年同期は -2.36億円)

 

となっていました。
前年同期と比較すると、増収増益で営業黒字に転換という結果ですね。
営業利益率は0.31%と、かなり低めです。

一応、黒字ではありますがちょっとした外部環境の影響で赤字転落も危惧される状態と言えそうです。
そして第一四半期末時点での自己資本比率は10.6%で、前期末よりも0.7%アップしています。

株式会社梅の花(7604)のセグメント別業績

同社の決算短信では、事業セグメントは以下の4つが記載されています。

  • 外食事業
  • テイクアウト事業
  • 外販事業
  • その他事業

それでは、それぞれの数値を確認しておきましょう。

外食事業

売上高               80.17億円 (前年同期比 +14.76%)
セグメント利益   2.02億円 (前年同期は -2.74億円)
セグメント利益率   2.52% (前年同期より6.44%改善)

新型コロナウィルス感染症の5類への移行もあり、売上高は回復傾向が続いているとのことですね。

 

アプリからも店舗のWEB予約が出来るというのは、この価格帯のお店の中では、なかなか利便性がアップしている様に感じます。

電話するのが苦手な人が増えている様にも感じますし、客層を広げたり外国の方にも利用してもらうことを考えると良い取り組みなのではないでしょうか。

 

各業態に合わせて、満足度の向上を図ったり、「まぐろの解体ショー」等での集客や認知度向上を図ったりと戦略的に対応されている様です。

 

テイクアウト事業

売上高                 50.34億円 (前年同期比 +3.18%)
セグメント利益     3.03億円 (前年同期比 +41.96%)
セグメント利益率     6.02% (前年同期より1.64%改善)

 

こちらの事業に関しても新型コロナウィルス感染症の5類への移行もあり、売上高は回復傾向が続いているとのことですね。

コスト増を受けての価格改定やコスト抑制策も効いている様です。

こちらの事業は、小型店舗が多いということやオペレーションの人手が少なく済むこともあってか、外食事業よりも利益率が高くなっています。

 

株主や一般客を対象とした公開試食会も開催している、と決算短信には記載がありました。

何か少しはアイデアを捻りだすので、是非そういう会に参加したいものですね(笑)。

 

外販事業

売上高               10.12億円 (前年同期比 +26.95%)
セグメント利益 -0.70億円 (前年同期は -0.58億円)
セグメント利益率 -7.01% (前年同期より0.36%改善)

 

本セグメントは、まだ赤字ですが改善しています。

「通販本舗 梅あそび」については、引き続き他社通販サイトへの出品強化とWEB広告を通じての顧客へのアプローチに努めているとのことでした。

その他事業

売上高                  0.09億円 (前年同期比 +28.19%)
セグメント利益    0.01億円 (前年同期は -0.01億円)
セグメント利益率  16.35% (前年同期より23.60%改善)

 

こちらは、土地・建物の賃貸等の事業が含まれているみたいですね。

現在は、大阪のセントラルキッチン跡地に賃貸物件を建設しているとのことであり、物件が完成した後は売上高・利益ともに伸長することが期待出来そうです。

株式会社梅の花(7604)の
2024年4月期通期業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と中間決算までの進捗率は以下の様になっています。

売上高             298.84億円 (前期比 +8.8%、進捗率 47.09%)
営業利益              5.91億円 (前期比 +558.5%、進捗率 7.28%)
経常利益                    5.09億円 (前期は +0.14億円)
親会社株主に帰属する当期純利益    3.22億円 (前期は -4.40億円、進捗率 89.13%)

今の勢いを維持したまま増収増益の見込みですね。
進捗率では純利益が伸びていますが、

こちらは特別利益として投資有価証券売却益の1.91億円が計上されている影響が非常に大きいと思われます。

本業で十分な利益が出せる状況に一日でも早く回復してくれることを期待しています。

【関連記事】

2024年4月期1Qの決算については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

株式会社梅の花(7604)の配当利回り

同社の配当予想では、中間配当5円期末配当5円年間10円/株の配当となっています。
同社株式の昨日終値は998円でしたので、

予想配当利回り=10/998≒1.00%

という事になりますね。

配当利回りとしては低めですが、まずは自己資本比率を回復させる必要があると思いますので、こんなものかな、と思います。

株式会社梅の花(7604)の株主優待

同社は株主優待制度を導入しています。

内容ですが、4月末、10月末時点で100株以上保有していると

株主優待カードを頂けるというものです。

こちらの優待カードですが、

利用回数制限なしで、ご利用代金の20%割引というものになっています。

(さくら水産は5%割引、甲梅・KUROTOAKA・梅香・うめまめなどは10%割引)

まだ、優待権利を取得していないのでどんなカードなのか楽しみです。

届いたら、当ブログで紹介したいと思っています。

【関連記事】

同社優待カードの初取得については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo