ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

東リ(7971) 通期業績予想上方修正を発表【売上高+2.7%、営業利益+68.2%、純利益+26.3%】

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
東リ株式会社(7971)をご存じでしょうか?

東レタイプミスではなく、東リです。
本当にこういう名称の企業があるんですよ。
shousanshouuoは、東リ株式会社(7971)の末席株主です。

今回は「東リ(7971) 通期業績予想上方修正を発表【売上高+2.7%、営業利益+68.2%、純利益+26.3%】」についての記事です。

 

まとめ


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東リ株式会社(7971)は、東レっぽい名称ですが全くの別会社です。
東京証券取引所プライム市場へ上場している、兵庫の企業でインテリア用品の製造・販売とその施工を行っています。

創業からは100年以上の老舗企業なんですね。

一昨日、同社からは中間期と通期業績予想の上方修正が発表され、

売上高+2.7%、営業利益+68.2%
経常利益+37.9%、純利益+26.3%

という期待のもてる数値でした。

原材料価格高騰に対して、同社なりのコスト低減に向けた取り組みもされていることと販売価格改定の効果で今期の予想は達成できるのではないかと期待が持てます。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

東リ株式会社(7971)とは


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東京証券取引所プライム市場へ上場している、兵庫の企業です。

業務内容としては

ビニル床タイル、ビニル床シート、クッションフロア等の製造販売
カーペット、カーテン等繊維製品の製造販売
壁装材の製造販売
上記関連商品の製造販売

ということになっています。

2019年には、創業100周年を迎えている老舗企業なんですね。

同社の歴史

1919年 「東洋リノリユーム株式会社」設立。
1920年 国産初のリノリウムが完成。
1935年 リノタイル工場を新設。
1936年 壁貼り付けリノウォール製造を開始。
1949年 東京・大阪証券取引所に株式上場。
1956年 ビニルタイル「ビニラート」工場竣工。
1963年 厚木工場が竣工。
1967年 ビニル床タイルのJIS表示許可を業界初取得。
1971年 他社に先駆けてクッションフロアの輸入販売を開始。
1973年 ”東リ”のシンボルマーク決定。
1974年 テレビ番組「東リクイズイエス・ノー」放映開始。
1975年 テレビ番組「東リパネルクイズアタック25」放映開始。

アタック25の冠スポンサーだった時代もあるのですね~

1984年 東リカーテンを発売。
1989年 東リ東京ビルが完成。
1991年 「東リ株式会社」に社名変更。
1998年 ISO9001を取得。
2007年 東リ旧本館事務所が、伊丹市の景観重要建造物に指定される。
2019年 創業百周年を迎え、「東リ インテリア歴史館」オープン。
2020年 「旧東洋リノリユーム本館事務所棟」が国の登録有形文化財に登録される。
2021年 タイルカーペットの新リサイクルプラントを導入。

東リ株式会社(7971) 業績予想の修正に関するお知らせ

一昨日、上記名称のリリースがありました。
内容ですが、中間期、通期ともに業績予想の上方修正という内容になっています。

同社の新たな通期業績予想は以下の様になっています。

              前回発表予想  今回発表予想

売上高            920.00億円 ⇒ 945.00億円 (前回予想比 +2.7%)
営業利益             11.00億円 ⇒   18.50億円 (前回予想比 +68.2%)
経常利益             14.50億円 ⇒   20.00億円 (前回予想比 +37.9%)
親会社株主に帰属する当期純利益 9.50億円 ⇒   12.00億円 (前回予想比 +26.3%)

原価の上昇はあったものの、価格改定の効果で増収増益を見込んでいるとの事です。
なお、9/20からも販売価格改定が実施されている様であり、十分な利益水準を確保できることが期待できそうです。

東リ株式会社(7971)の2023年3月期1Q決算

2022/7/29に同社の2023年3月期第一四半期決算がリリースされています。
数字を確認しておきましょう。

売上高              206.51億円 (前年同期比 +5.1%)
営業利益             -1.20億円 (前年同期は -0.95億円)
経常利益             -0.45億円 (前年同期は 0.26億円の黒字)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -0.67億円 (前年同期は 0.22億円の黒字)

となっていました。

営業利益率は-0.58%です。
そして1Q末時点での自己資本比率は48.6%で、前年同期よりも1.1%アップしています。

東リ株式会社(7971)のセグメント別業績

同社の決算短信では、

  • プロダクト事業
  • インテリア卸及び工事事業

に分かれて記載がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

プロダクト事業

売上高    124.34億円 (前年同期比 +5.32%)
セグメント利益 0.56億円 (前年同期比 -68.72%)
セグメント利益率 0.45% (前年同期より1.07%悪化)

販売数量の増加と、販売価格改定の効果で売上高がアップした様です。
なお、原価低減に向けた取り組みとしては、カーペット用ナイロン原糸の内製化やことに加えて、タイルカーペットのリサイクルプラントの本格稼働が効いているみたいですね。

インテリア卸及び工事事業

売上高    136.00億円 (前年同期比 +5.50%)
セグメント利益 0.74億円 (前年同期比 +311.11%)
セグメント利益率 0.54% (前年同期より0.40%改善)

大口の需要が減少した分を、小口の需要で補うことができた様です。
あとは、利益率がもう少しアップすれば・・・という感じです。

東リ株式会社(7971)の配当利回り

同社の配当予想では、中間配当0円、期末配当8円で合計8円/株となっています。
同社株式の昨日終値は205円でしたので、

予想配当利回り=8/205≒3.90%

という事になりますね。
これは配当利回りと言えそうです。

東リ株式会社(7971)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入していません
また、新設があれば当ブログで取り上げたいと思います。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo