ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

ドトール・日レスHD(3087) 2023年2月期中間決算発表【売上高+15.6%、営業利益黒字化、純利益+23.4%】

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、ドトール星乃珈琲を利用する事はあるでしょうか?
実はどちらの店舗も、ドトール・日レスホールディングス(3087)が運営しています。
shousanshouuoは、ドトール・日レスホールディングス(3087)の末席株主です。

今回はドトール・日レスHD(3087) 2023年2月期中間決算発表【売上高+15.6%、営業利益黒字化、純利益+23.4%】」についての記事です。

 

まとめ


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ドトール・日レスホールディングス(3087)は、東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業です。

同社は、ドトールコーヒーショップエクセルシオールカフェ洋麺屋五右衛門、星乃珈琲店等のブランドで2,063店舗(うちFC 925店舗)の運営に携わっています。

昨日、同社の2023年2月期中間決算発表があり、

売上高 621.35億円(昨対比+15.6%)
営業利益 14.74億円(前年同期は-7.74億円)
経常利益 18.69億円(前年同期は -6.68億円)
純利益 25.28億円(昨対比 +23.4%)

という増収増益の結果でした。

同社は通期業績予想の上方修正はしていませんが、現在の調子が継続する様であれば、高い確率で業績予想は上方修正になるかと思います。

今後も、末席株主として月次データ等を確認しながら同社を応援していきたいと思っています。

ドトール・日レスホールディングス(3087)とは


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同社は、東京証券取引所プライム市場へ上場している東京の企業です。

事業内容としては
「グループ全体の最適化を図るための、企画・運営・管理等を行い、グループ全体の経営を統括する」
となっています。
ちょっと長くて分かりにくいですね・・・。

同社は、以下の業態で2,063店舗(うちFC 925店舗)の運営に携わっています。

いずれも、町で目にすることがあるブランドなのではないでしょうか。
こういった、身近な銘柄に投資できると愛着がわいてきます。

直近では、他業種(メガネスーパー金融機関)との複合店舗をオープンしたりといった取り組みが行われている様です。

また、スーパーやコンビニで販売されているドトールの商品では、プラスチックのオーバーキャップを削減することで環境に配慮したり、という取り組みも行っているみたいですね。

ドトール・日レスホールディングス(3087)の2023年2月期中間決算

昨日、同社からは2023年2月期の中間決算発表がありました。
数値を確認しておきましょう。

売上高               621.35億円 (前年同期比 +15.6%)
営業利益             14.74億円 (前年同期は -7.74億円)
経常利益             18.69億円 (前年同期は -6.68億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 25.28億円 (前年同期比 +23.4%)

となっていました。
増収増益という好ましい結果です。

営業利益率は2.37%と、まだ低めに感じられますが今期は営業黒字をちゃんと計上してもらえそうです。
そして2Q末時点での自己資本比率は78.7%で、前年度より0.7%ダウンしています。

ドトール・日レスホールディングス(3087)のセグメント別業績

同社の決算短信では、

に分かれて開示がありました。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

日本レストランシステムグループ

売上高           225.31億円 (前年同期比 +21.39%)
セグメント利益 3.78億円 (前年同期は -7.98億円)
セグメント利益率 1.68% (前年同期よりも5.98%改善)

星乃珈琲店を積極的にオープンしており、合計で13店舗の新規出店を行っています。
星乃珈琲店は、国内285店舗(2022年8月末)まで増えているんですね。

商品の価値向上等にも取り組んでいる様で、メニュー改訂を行ったそうです。

ドトールコーヒーグループ

売上高           375.02億円 (前年同期比 +12.81%)
セグメント利益 6.63億円 (前年同期は -2.35億円)
セグメント利益率 1.86% (前年同期よりも2.57%改善)

コロナ前の業績には達していないものの、着実に業績は改善している様ですね。
今後もコスト削減や、付加価値の高いメニュー開発で客単価アップに取り組む予定の様です。

その他

売上高             51.44億円 (前年同期比 +12.78%)
セグメント利益 3.97億円 (前年同期比 +77.23%)
セグメント利益率 7.72% (前年同期よりも2.81%改善)

国内および海外における外食事業に関わる小売り及び卸売に関する事業だそうです。

ドトール・日レスホールディングス(3087)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、2Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高             1,244.02億円 (前期比 +13.8%、進捗率 49.95%)
営業利益            21.53億円 (前期は -17.83億円、進捗率 68.46%)
経常利益            22.79億円 (前期は -14.78億円、進捗率 82.01%)
親会社株主に帰属する当期純利益 9.20億円 (前期比 -24.6%、進捗率 274.78%)

当初計画を上回る推移ではありますが、不透明な要素が多いということもあり
現時点では業績予想の変更はなし
とのことでした。

コスト増加や、コロナ感染の再拡大等が懸念されてはいますが、このペースであれば最終的には業績予想の上方修正に至るのではないかな、と思います。

ドトール・日レスホールディングス(3087)の配当利回り

同社の配当予想では、中間配当14円、期末配当14円で合計28円/株となっています。
同社株式の昨日終値は1,805円でしたので、

予想配当利回り=28/1,805≒1.55%

という事になりますね。
利回りとしては、まずまずといったところではないでしょうか。

ドトール・日レスホールディングス(3087)の株主優待

ありがたいことに、同社は株主優待制度を導入しています。

2月末日時点での株主を対象としており、

100~299株 株主優待カード 1,000円分
300~499株 株主優待カード 3,000円分
500株~    株主優待カード 5,000円分

をいただくことが出来ます。

この株主優待カードですが、
全国のドトール・コーヒーショップエクセルシオールカフェで利用することが可能なものとなっています。

ちなみに、shousanshouuoは星乃珈琲でも利用できるものと勘違いしていました・・・
皆さんもお気をつけください。

仮に100株を保有した場合ですが、

予想配当+優待利回り=28+10/1,805≒2.11%

という計算になりそうです。
世の中にはもっと利回りの良い銘柄もあるので、
使い勝手も含めてまずまず、といったところでしょうか。

shousanhouuo的には、星乃珈琲や洋麺屋五右衛門で利用できる様にしてもらえると、使い勝手がよくなるのに、と強く感じます・・・。

【関連記事】

実施に届いた、同社の株主優待カードについては当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo