西松屋チェーン(7545) 2023年2月期1Q決算【売上高 6.5%増、営業利益 6.6%増、経常利益 8.6%増、純利益 9.2%増】

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
子ども用品を販売している西松屋チェーンについての記事です。
お子様がいらっしゃらない方でも、同社のテレビＣＭや店舗を見かける機会は比較的多いかもしれません。
特に、地方在住の方ほど同社の店舗をよく見かけるかもしれませんね。
shousanshouuoは、株式会社西松屋チェーン(7545)の末席株主です。

今回は「西松屋チェーン(7545)　2023年2月期1Q決算【売上高 6.5%増、営業利益 6.6%増、経常利益 8.6%増、純利益 9.2%増】」についての記事です。

まとめ

www.youtube.com

株式会社西松屋チェーン(7545)は、東京証券取引所プライム市場へと上場している、兵庫県の企業でベビー・子どものくらし用品専門店チェーンを運営しています。

テレビCMや、ロードサイドで同社の店舗を目にした事がある方は多いのではないでしょうか。実際、同社の店舗は全国で1,043店舗(2022/5月度末時点)となっているそうです。

昨日、同社の2023年2月期1Q決算の発表があり、【売上高 6.5%増、営業利益 6.6%増、経常利益 8.6%増、純利益 9.2%増】という好調な結果でした。
通期業績予想に対する進捗率は順調に推移しており、原材料価格上昇の影響があっても、通期では上振れて着地するのではないかとshousanshouuoは期待しています。

同社の予想配当利回りは1.78％と、やや低めですが昨年の配当増額修正を考慮すると、配当利回りも若干アップする可能性を期待しています。
また、子育て世帯にはありがたい優待として、同社の優待カードが頂けるという利点もあります。予想配当＋優待利回りは3.21％ですので、優待を活用できる人にとっては、魅力のある銘柄ではないかと感じます。
今後も、末席株主として長期的に同社を応援していきたいと思っています。

株式会社西松屋チェーン(7545)とは

www.youtube.com

東京証券取引所プライム市場へと上場している、兵庫県の企業です。
事業内容は、ご存知のとおりでベビー・子どものくらし用品専門店チェーンという事になっています。

同社の運営している店舗は、全国で1,043店舗(2022/5月度末時点)となっています。
社長のトップメッセージによれば、同社が目指しているのは

「日本のどこに住んでいても、車や何らかの交通手段で自宅から長くとも20-30分かければ、満足のゆく品質の商品が安く便利に変える店舗づくり」

となっています。
これを実現させるという事を考慮すると、同社店舗の出店余地はまだ全国にあるのかもしれませんね。

同社の歴史

1956年　宮詣り衣装、出産準備品を扱う「赤ちゃんの西松屋株式会社」を設立。
1959年　「株式会社西松屋ストアー」に商号変更。
1965年　子供服の販売を事業目的に加える。
1971年　大阪市に出店。
1979年　「株式会社西松屋チエーン」に商号変更。
　　　　 姫路市に駐車場付郊外型店舗を出店。
1988年　神戸市に郊外型大型店舗を出店。
1989年　POSシステムと汎用コンピューターを導入。
1993年　倉敷市へ出店し、中国地区へ販売エリアを拡大。
1997年　「株式会社西松屋チェーン」に商号変更。
　　　　 高松市と本庄市へ出店し、四国地区、関東地区へ販売エリアを拡大。
　　　　 店頭登録銘柄となり、株式公開を果たす。
1998年　北九州市に出店し、九州地区へ販売エリアを拡大。
1999年　富士市に出店し、中部地区へ販売エリアを拡大。
　　　　 東京証券取引所市場第二部・大阪証券取引所市場第二部へ上場。
2001年　東京証券取引所市場第一部・大阪証券取引所市場第一部指定銘柄に昇格。
　　　　 郡山市に出店し、東北地区へ販売エリアを拡大。
2003年　札幌市に出店し、北海道地区へ販売エリアを拡大。
2004年　沖縄市・那覇市へ出店し、沖縄県へ販売エリアを拡大。
　　　　 47都道府県への出店を果たす。
2018年　店舗数が1,000店舗に到達する。

株式会社西松屋チェーン(7545)の2023年2月期1Q決算

www.youtube.com

昨日、同社から第1四半期決算が発表されていましたので数値を確認しておきましょう。

売上高　　　　　　　　　　　　　  450.16億円　(前年同期比 +6.5％)
営業利益　　　　　　　　　　　　　49.05億円　(前年同期比 +6.6％)
経常利益　　　　　　　　　　　　　51.99億円　(前年同期比 +8.6％)
親会社株主に帰属する四半期純利益　35.11億円　(前年同期比 +9.2％)

となっていました。
増収増益という結果ですね。
営業利益率は10.90％です。
西松屋を利用した事がある方はご存じだと思いますが、同社プライベートブランドの価格帯は決して高くないので、これだけの営業利益率というのは正直驚きです。
店舗のローコストオペレーション等が徹底している事もあって、
ガラガラなのに利益が出るという同社の強みがあるのでしょうね。
そして1Ｑ末時点での自己資本比率は57.1%で、前年度よりも1.4%ダウンしています。

株式会社西松屋チェーン(7545)のセグメント別業績

同社の事業内容はベビー・子どもの生活関連用品の販売事業のみであるため、セグメントごとの業績開示はありませんでした。

株式会社西松屋チェーン(7545)の業績予想・進捗率

アップリカ）ソフィア 西松屋限定モデル（メーカー保証3年）[ベビーカー 折りたたみ A型ベビーカー バギー 両対面式 UV サンシェード]

ちなみに、同社の通期業績予想と1Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高　　　　　　　　　　　  1,700.00億円　(前年同期比 +4.3％、進捗率 26.48%)
営業利益　　　　　　　　　　  　136.00億円　(前年同期比 +10.9％、進捗率 36.07%)
経常利益　　　　　　　　　　  　140.00億円　(前年同期比 +8.9％、進捗率 37.14%)
親会社株主に帰属する当期純利益　90.94億円　(前年同期比 +7.0％、進捗率 38.61%)

増収増益を見込んでおり、進捗率もかなり好調という事が分かります。
今後は原料の価格上昇の影響が見込まれつつも、低価格を売りにしているチェーンですので価格転嫁が難しいかもしれませんが、業績予想からは少し上振れで着地出来るのではないか、と個人的には期待しています。

株式会社西松屋チェーン(7545)の配当利回り

同社の配当予想では、中間配当12円、期末配当13円で合計25円/株となっています。
同社株式の昨日終値は1,401円でしたので、

予想配当利回り＝25/1,401≒1.78％

という事になりますね。
ただし、昨年度は予想よりも中間でプラス1円、期末でプラス1円と年間2円の配当増額修正があったため、今年度も配当額が予想を上回る可能性は十分にあるかと思います。

株式会社西松屋チェーン(7545)の株主優待

同社は年2回の優待を実施しています。
内容ですが、2/20と8/20時点での株主に対して株主優待カードを贈呈するというものです。
shousanshouuoの様に、100～499株保有では1,000円分のカードを頂く事が出来ます。
実際に頂いた優待カードは、当ブログの以下の記事に記載していますので宜しければそちらもご参照下さい。

shousanshouuo.hatenablog.com

昨日の同社株式の終値は1,401円でしたので、
仮に100株を保有した場合は

予想配当＋優待利回り＝25+20/1,401≒3.21％

という計算になりそうです。
利回りとしては十分な水準ではないでしょうか。

なお、同社は長期保有優遇制度を実施しています。
3年以上、株主番号が変わる事なく継続保有した場合は
100～499株保有の場合は、年間500円分が増額となります。
ですので、

仮に100株を長期保有していた場合は

予想配当＋優待利回り＝25+25/1,401≒3.57％

へと若干利回りがアップするという計算になります。

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo