ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

株式会社PLANT(7646)の決算、中期経営計画について

◆目次◆

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
今回は「株式会社PLANTの決算、中期経営計画」についての記事です。

 

shousanshouuoは、株式会社PLANTの末席株主です。
PLANTは、スーパーセンターを運営している企業です。
同社のホームページによると、PLANTの運営しているスーパーセンターは、当初ホームセンターを運営していたところ、お客様からの要望に応えて下着や靴下等の実用衣料、お菓子を置くことに始まり「肉や野菜、魚もおいてほしい」との声に応える形でスタートした様です。
元々は中小企業ですから、中古の冷蔵ケースを仕入れたりと、なかなかの涙ぐましい努力の結果、品揃えが豊富になっていったとの事です。
個人的なイメージですが ジャパニーズコストコ みたいな感じでしょうか。

そんな同社ですが、元々は昭和22年創業の金物屋さんからスタートしています。
昭和49年3月には、家庭用品の専門店を福井県福井市に出店し、その後は昭和56年10月にスーパーストアの原点となった「ジョイフルストアーみった 春江店」を福井県坂井市に出店しています。
その後は、福井から石川県、富山県新潟県へと北陸での出店を続けておりましたが、平成16年には鳥取県、平成17年には岐阜県、平成18年には福島県、平成20年には京都府岡山県、平成25年には三重県平成26年には香川県兵庫県、平成29年には島根県平成31年には滋賀県へと出店を続けています。
店舗面積は広い様であり、それなりに田舎の方が好都合の様ですね。
背景人口が5万人程度あれば出店可能なのかもしれません。まだまだ、日本中に出店可能地域は多数ありそうな印象です。

社名の由来ですが、
衣食住すべての関連商品を取り扱うことで

「生活インフラになりたい」
「人々の生活を支える店でありたい」

との信念があるため、工場・設備・植物のように新たなものを生み出す生活基盤・インフラという意味が込められているそうです。

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プライベートブランドでは、ベーシックなデザインの衣料品も扱っている様です。

ホームページ見ていたら、同社店舗に併設されているJJバーガーが気になってしまいました。ボリュームあっておいしそう・・・

本日は、そんな同社の9月期決算の発表がありました。
早速、中身を見てみましょう。

売上高    962.41億円 (前年度比 +0.1%)
営業利益  15.43億円 (前年度比 +12.1%)
経常利益  16.56億円 (前年度比 +11.4%)
当期純利益 11.55億円 (前年度比 +10.6%)

と増収増益でした。営業利益率は1.60%ですね。

配当は、昨年よりも3円増配の21円です。
本日の終値は758円でしたから、
配当利回り=21/758≒2.77%
です。
ちなみに、同社は来年度でさらに1円増配を予定していますので、
配当利回り=22/758≒2.90%

とさらに利回りがアップする予定です。
ちなみに、同社は株主優待も実施しています。

保有期間1年以上では、1,000円分のお買物券 or 図書カード
保有期間3年以上では、2,000円分のお買物券 or 1,000円分の図書カード

となっています。

【関連記事】

実際に届いた優待については、当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 


仮に100株保有した場合の、次年度の配当+優待利回りは、

配当+優待利回り=32/758≒4.22%

となり、銀行預金なんかよりもずっと魅力的で個人的におすすめの銘柄です。
もちろん、優待はいつ廃止になるか分かりませんし、あんまり期待し過ぎは禁物なのですが。

そんな同社の当期の業績予想ですが

売上高    955.00億円 (前期比 -0.7%)
営業利益  15.50億円 (前期比 +0.5%)
経常利益  16.60億円 (前期比 +0.2%)
当期純利益 11.60億円 (前期比 +0.4%)

と、概ね横ばいを予想している様です。
ただし、本日同時にリリースされた中期経営計画を見るともう少し上振れても良いのではないか、と期待をしています。
というのも、同社は5年以内に営業利益率3.00%以上を目標に設定しており、そのための重点施策として

既存店改装による活性化
プライベートブランド商品による差別化で客数アップと粗利益率改善
業務改革によって人件費9億円削減

を打ち立てているからです。
削減した9億円の人件費のうち、1/2の4.5億円が営業利益に上乗せされるだけでも、営業利益率は2.07%になります。
そこにプライベートブランド商品の売上アップで粗利益率が上乗せされる事や、
AI需要予測型自動発注システムの導入による廃棄ロス削減、販売機会ロス削減が奏功すれば営業利益率3.00%に近づける事は、ある程度現実的になるのではないかと思います(実際、全社的な食品ロス撲滅キャンペーン[値引きシール商品5点以上の購入で粗品進呈]を行う事で、食品ロスが約40%も削減されている様です)。

中期経営計画には記載がありませんでしたが、現在14店舗+本社のみで行っている太陽光発電システムの導入を、他店へも拡大する事も検討しても良さそうですね。

【関連記事】

同社の業績については、当ブログの以下の記事に記載していますので、宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 


今後も成長余地が十分ありそうですので、引き続きPLANTの末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

shousanshouuoのブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

shousanshouuo