ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
shousanshouuoは、
中小型バリュー株偏重長期投資スタンスの兼業投資家です。
皆さんはクリーニング店を利用される機会は多いでしょうか?
また、クリーニング店を選ぶ基準はあるでしょうか?
shousanshouuoは、クリーニング事業を行っている企業である
株式会社きょくとう(2300)の末席株主です。
今回は
「きょくとう(2300) 2024年2月期決算を発表【予想比で売上高 +1.4%、営業利益 +66.6%、純利益 +19.0%を達成!!】」
についての記事です。
まとめ
株式会社きょくとう(2300)は、
東京証券取引所スタンダード市場へ上場している福岡の企業で、
西日本を中心にクリーニング店を全国451店舗(同社HP記載より2024/4/16確認)運営しています。
昨日は同社から2024年2月期の通期決算が発表されました。
結果は、予想比で
売上高 +1.4%、営業利益 +66.6%
経常利益 +9.1%、当期純利益 +19.0%
となり、増収増益かつ黒字転換を果たしていました。
なお、同社は2025年2月期も増収増益が続く見通しを発表しています。
今後の成長も期待しつつ、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社きょくとう(2300)とは
同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している福岡の企業で、
西日本を中心にクリーニング店を全国451店舗(同社HP記載より2024/4/16確認)運営しています。
コロナ禍では外出する機会が減少してしまい、クリーニングの需要も落ち込んだため、
同社の株価は一時大きく値を下げた場面もあったのですが、
少しずつ持ち直してきている状況ですね。
コロナ禍では、外出する機会が減ってしまったためにクリーニング需要も落ち込んでしまったり、と大変な時期もありましたがようやく底を抜けた、という感じがあります。
同業他社を買収すること等に積極的な同社にとっては、コロナ禍はある意味でチャンスであったかもしれません。
株式会社きょくとう(2300)の
2024年2月期通期決算
昨日、同社からは2024年2月期通期決算発表がありました。
数値を確認しておきましょう。
売上高 50.72億円 (前期比 +8.2%)
営業利益 0.83億円 (前期は -1.77億円)
経常利益 1.63億円 (前期は -0.93億円)
当期純利益 1.19億円 (前期は -1.69億円)
となっていました。
営業利益率は1.69%と低めではありますが、増収増益で黒字転換を果たしています。
そして期末時点での自己資本比率は48.9%で、前期末より1.8%アップしています。
期中に48店舗、クリーニング工場を1つM&Aで取得したため、
のれん償却額がアップしていますが、収益を圧迫するほどでもなさそうです。
株式会社きょくとう(2300)のセグメント別業績
同社が運営しているのはクリーニング事業のみだからだと思いますが、
2024年2月期の決算短信にはセグメント別業績の記載はありませんでした。
株式会社きょくとう(2300)の
2025年2月期通期業績予想
同社の2025年2月期通期業績予想は以下の様になっています。
売上高 53.30億円 (前期比 +5.1%)
営業利益 1.50億円 (前期比 +80.1%)
経常利益 2.50億円 (前期比 +52.8%)
当期純利益 1.50億円 (前期比 +26.0%)
増収増益の見込みですね。
今後も積極的に同業者を買収したり、
店舗リニューアルやデジタル化による業務効率化の推進等で
業績が上向くことを見込んでいるとのことでした。
引き続き、末席株主として同社の業績が堅調に推移することを期待したいと思っています。
株式会社きょくとう(2300)の配当利回り
同社の2025年2月期の配当予想では、
中間配当5.50円、期末配当5.50円で合計11円/株となっています。
同社株式の昨日終値は511円でしたので、
予想配当利回り=11/511≒2.15%
という事になりますね。
利回りとしては、まずまずと言えるのではないでしょうか。
株式会社きょくとう(2300)の株主優待
同社は、株主優待制度を実施しています。
内容ですが、
2月末日時点で100株以上を保有する株主に対して
「クリーニング無料券」または「クオカード」
のいずれかを選択できるというものです。
保有株式数によって、頂ける金額が異なっており、
100~499株 1,000円分
500~999株 2,000円分
1,000~4,999株 3,000円分
5,000株以上 5,000円分
が頂ける様になっています。
よって、仮に100株のみを保有した場合は
予想配当+優待利回り=11+10/511≒4.11%
という計算になります。
クオカードを頂ける場合は、税金がかからない配当と同等に使えますので、それなりに良い利回りと言えるのではないでしょうか。
【関連記事】
実際に同社から頂いた優待については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo