ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、ホテル系REITについても興味をお持ちでしょうか?
インヴィンシブル投資法人(8963)は、92のホテルを保有しているREITです。
shousanshouuoは、インヴィンシブル投資法人(8963)の末席株主です。
今回は
「インヴィンシブル投資法人(8963) 投資主優待制度の一部変更を発表【改悪を覚悟するも・・・!!】」
についての記事です。
まとめ
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インヴィンシブル投資法人(8963)は、ホテル、商業施設、住居を組み入れており、資産総額5,633億円となっています。
また、ホテルの資産規模は全J-REITの中で最大となっています。
同社はホテルの組み入れ比率が90%を超えており、
旅行需要の回復に伴って業績が大きく回復している事を実感しています。
昨日、同法人からは投資主優待の一部変更がリリースされました。
改悪なのかな・・・と覚悟をしてPDFを開いたのですが、
結果は、
亀の井ホテルでの割引内容が改善される、というものでした。
これまでは1泊2食付きプランで1名1泊 1,000円(税込)割引でしたが、
3/22の予約分以降では、最安値宿泊料金から10%割引
へと変更になるそうです。
亀の井ホテルの宿泊プランは、概ね1人 10,000円以上はしていたと思いますので実質は優待改善ということになりますね。
ウェブサイトにクーポンコードを入れるだけで手配が可能になるのも予約する側の手間が減って改善と言えそうです。
今後も、投資主優待等を活用しながら同社を応援していきたいと思っています。
インヴィンシブル投資法人(8963)とは
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同投資法人は、ホテル、商業施設、住居を組み入れているREITです。
資産総額は5,633億円となっており、
- ホテル92物件(優先出資証券含む)
- 住居41物件
- 商業施設1物件
が内訳となっています。
用途別の投資比率としては、
- ホテル 92.6%
- 住居 7.0%
- 商業施設 0.4%
とホテルの組み入れ比率が高いものになっています。
地域別のホテル投資比率としては、
- 東京23区 25.8%
- 九州 14.9%
- 北海道 12.8%
と、上位3地域で50%以上を占めています。
なお、同法人は新規物件取得にも意欲的です。
2023/8/1には
の6物件を取得したことで、資産規模は徐々に拡大しています。
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インヴィンシブル投資法人(8963)
投資主優待制度の一部変更に関するお知らせ
(マイステイズホテルグループ)
同投資法人は、昨日投資主優待制度の一部変更をリリースしていました。
タイトルだけを見ると、改悪なのかな・・・と嫌な予感がしたのですが
実は、改善と言える内容でした!!
優待変更点
変更点ですが、
亀の井ホテル(旧かんぽの宿)においての優待内容一部変更となっています。
もともとは、
1泊2食付きプランで1名1泊 1,000円(税込)割引
だったものが、
全てのプラン(一部対象外となるプランを除く)で、最安値宿泊料金から10%割引
へと変更になりました。
この「一部対象外」がよっぽどのものでなければ、優待内容の改善と言えるでしょう。
なお、これまで予約方法は電話または公式ウェブサイトからとなっていたのですが、
変更後は公式ウェブサイトからの予約のみ優待となる様です。
shousanshouuoは休暇中の家族旅行で亀の井ホテルの予約に優待割引を利用させてもらったことがあります。
当時インターネットから優待割引が出来ず、電話しなくてはいけないという不便さはありましたが・・・。
なお、shousanshouuoが利用したのは、
です。
平日の利用で、館内はやや古さもありましたがホスピタリティ溢れる対応をして頂けましたし、地元の人が日帰り入浴施設としても利用していたほどお湯の質は良かった様に感じました。
お食事は普通に美味しかったですし、夕食後の担々麺サービスもありがたいものでしたよ。
空室があれば利用除外日等もなさそうなので、また家族旅行等の機会を利用して投資主優待の利用を予定したいと思います。
他の優待内容(変更なし)
残りの、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテルとマイステイズホテルグループの優待内容に変更はありませんが、一応ご紹介しておきます。
12月末、6月末時点での全投資主が、
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- マイステイズホテルグループの全てのホテル
において、優待価格での宿泊利用が可能となっています。
こちらも、最安値宿泊料金から10%割引になります。
【関連記事】
実際に届いた優待案内については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ポートフォリオの運用実績(2024年1月)に関するお知らせ
2024/2/26には、同REITから2024年1月の運用実績の開示がありました。
内容は、以下の通りです。
国内81ホテル
稼働率 74.4% (前年同月比 +3.6%)
ADR 10,836円 (前年同月比 +10.9%)
RevPAR 8,067円 (前年同月比 +16.4%)
売上高 57.50億円 (前年同月比 +18.4%)
稼働状況アップは小幅ですが、客室単価が大幅に改善していますね。
順調な状態が続くことで、分配金アップも期待できるかもしれません。
ケイマン2物件
稼働率 80.8% (前年同月比 +5.1%)
ADR 621$ (前年同月比 +8.5%)
RevPAR 501$ (前年同月比 +15.8%)
売上高 1,281.9万$ (前年同月比 +21.9%)
ケイマンの2ホテルも業績は回復してきており、数字をキープしていると言えそうです。
今後も堅調な旅行需要が継続する見込みとのことで、期待がもてます。
住居41物件
稼働率 95.6% (前年同月比 -0.3%)
平均賃料坪単価 9,245円 (前年同月比 +0.7%)
住居物件は、同法人にとって安定的な収入源となっている事がよく分かります。
新規契約家賃、更新契約家賃はいずれも従前賃料を上回る状況となっています。
家賃を増額してもきちんと部屋が埋まっているというのはありがたいことですね。
【関連記事】
なお、過去の月次実績に関しても当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
インヴィンシブル投資法人(8963)の2023年12月期決算
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REITの場合は、年間2回の決算があるというのが株式と異なるところですね。
2023年12月期の決算が2024/2/26にリリースされていましたので、その数値を確認しておきましょう。
営業収益 188.19億円 (前期比 +18.2%)
営業利益 125.88億円 (前期比 +21.6%)
経常利益 110.33億円 (前期比 +23.8%)
当期純利益 110.32億円 (前期比 +23.8%)
となっていました。
営業利益率は66.89%と高値す。
そして自己資本比率は51.5%で、前期末よりも0.4%アップしています。
インヴィンシブル投資法人(8963)の分配金利回り
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同法人は、現時点での分配金予想として
2024年6月期分配金
1,767円
2024年12月期分配金
1,739円
を予想しています。
よって、
年間の分配金合計は、
1,767+1,739=3,506円
ということになりますね。
昨日の同法人の終値は67,600円だったので
分配金利回り=3,506÷67,600=5.19%
ということになります。
やはり、利回りの高さはREITの魅力です。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo