ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
皆さんは、ホテル系REITについても興味をお持ちでしょうか?
インヴィンシブル投資法人(8963)は、86のホテルを保有しているREITです。
shousanshouuoは、インヴィンシブル投資法人(8963)の末席株主です。
今回は「インヴィンシブル投資法人(8963) 2023年10月運用実績を開示【2019年同月比で稼働率 -5.1%も、売上高 +10.1%に!!】」についての記事です。
まとめ
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インヴィンシブル投資法人(8963)は、ホテル、商業施設、住居を組み入れており、資産総額5,486億円でホテル資産規模は全J-REITの中で最大となっています。
同社はホテルの組み入れ比率が90%を超えており、全国各地に立地している事から旅行需要の回復に伴って業績が大きく回復している事を実感しています。
昨日、同法人からは2023年10月の運用実績がリリースされました。
前年同月比では
稼働率 +7.7%、ADR +23.1%
RevPAR +35.6%、売上高 +29.6%
と順調に業績は回復しています。
また、2019年10月比でも
稼働率 -5.1%、ADR +18.1%
RevPAR +11.3%、売上高 +10.1%
と、売上高はコロナ禍を上回るほどの業績でした。
今後も業績の回復を期待しつつ、投資主優待等を活用しながら同社を応援していきたいと思っています。
インヴィンシブル投資法人(8963)とは
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同投資法人は、ホテル、商業施設、住居を組み入れているREITです。
資産総額は5,486億円となっており、
- ホテル92物件(優先出資証券含む)
- 住居41物件
- 商業施設1物件
が内訳となっています。
用途別の投資比率としては、
- ホテル 92.6%
- 住居 7.0%
- 商業施設 0.4%
とホテルの組み入れ比率が高いものになっています。
地域別のホテル投資比率としては、
- 東京23区 25.8%
- 九州 14.9%
- 北海道 12.8%
と、上位3地域で50%以上を占めています。
なお、同法人は2023/8/1に
の6物件を取得したことで、資産規模は徐々に拡大しています。
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また、同社の取得価格ベースでのポートフォリオでいうとリゾートタイプの宿泊施設の割合約1/4を超えるほどまで成長しています。
今後のインバウンド需要が継続すること等を見込むと、ポートフォリオの内容もバランスも充実したといえるのではにでしょうか。
ポートフォリオの運用実績(2023年10月)に関するお知らせ
昨日、同REITから2023年10月の運用実績の開示がありました。
内容としては、以下の通りです。
国内75ホテル
稼働率 83.1% (前年同月比 +7.7%)
ADR 11,969円 (前年同月比 +23.1%)
RevPAR 9,952円 (前年同月比 +35.6%)
売上高 66.15億円 (前年同月比 +29.6%)
大幅に稼働状況が改善している事が分かりますね。
順調な状態が続くことで、分配金アップも期待できるかもしれません。
ケイマン2物件
稼働率 59.3% (前年同月比 +7.1%)
ADR 288$ (前年同月比 -3.3%)
RevPAR 171$ (前年同月比 +9.9%)
売上高 530.2万$ (前年同月比 +15.6%)
ケイマンの2ホテルも、業績は回復してきており、数字をキープしていると言えそうです。
ホリデーシーズンになりますが、さらに稼働率が伸びることを期待したいですね。
住居41物件
稼働率 96.0% (前年同月比 -0.5%)
平均賃料坪単価 9,237円 (前年同月比 +0.7%)
住居物件は、同法人にとって安定的な収入源となっている事がよく分かります。
おかげで、コロナ禍を乗り切れたという部分もあるのではないでしょうか。
【関連記事】
なお、過去の月次実績に関しても当ブログの以下の記事に記載しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
インヴィンシブル投資法人(8963)の2023年6月期決算
REITの場合は、年間2回の決算があるというのが株式と異なるところですね。
2023年6月期の決算が2023/8/24にリリースされていましたので、その数値を確認しておきましょう。
営業収益 159.14億円 (前期比 +33.4%)
営業利益 103.56億円 (前期比 +65.5%)
経常利益 89.14億円 (前期比 +75.6%)
当期純利益 89.13億円 (前期比 +75.6%)
となっていました。
営業利益率は65.08%です。
そして自己資本比率は51.1%で、前期よりも0.5%アップしています。
インヴィンシブル投資法人(8963)の分配金利回り
同法人は、現時点での分配金予想として
2023年12月期分配金
1,441円
2024年6月期分配金
1,466円
を予想しています。
よって、
年間の分配金合計は、
1,441+1,466=2,907円
ということになりますね。
昨日の同法人の終値は60,600円だったので
分配金利回り=2,907÷60,600=4.80%
ということになります。
やはり、利回りの高さはREITの魅力です。
インヴィンシブル投資法人(8963)の投資主優待
同投資法人は、投資主優待制度を導入しています。
12月末、6月末時点での全投資主が、
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- マイステイズホテルグループの全てのホテル
において、優待価格での宿泊利用が可能となっています。
こちらは、ベスト・アベイラブル・レートから10%割引という事になるみたいです。
ただし、亀の井ホテル(旧 かんぽの宿)については、1泊2食付きプランで1名1泊あたり1,000円(税込)の優待割引が適用になるとの事でした。
ビジネスホテルだけでなく、リゾートホテルも含めて幅広く利用が可能というのはありがたい事ですね。
shousanshouuoは休暇中の家族旅行で亀の井ホテルの予約にこの優待割引を利用させてもらったことがあり、助かった記憶があります。
インターネットからは優待割引が出来ず、電話しなくてはいけないという不便さはありましたが、電話1本で家族旅行だと4,000円安くなるということで電話しました。
なお、shousanshouuoが利用したのは、
です。
平日の利用で、館内はやや古さもありましたがホスピタリティ溢れる対応をして頂けましたし、地元の人が日帰り入浴施設としても利用していたほどお湯の質は良かった様に感じました。
お食事は普通に美味しかったですし、夕食後の担々麺サービスもありがたいものでしたよ。
空室があれば利用除外日等もなさそうなので、また家族旅行等の機会を利用して投資主優待の利用を予定したいと思います。
【関連記事】
同投資法人の優待内容一部変更が2024/3/19にリリースされていました。
当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
実際に届いた優待案内については、当ブログの以下の記事で紹介しています。宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo