ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

エージーピー(9377) 通期連結業績予想上方修正【営業利益3.1倍、経常利益1.5倍、純利益黒字化】

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
株式会社エージーピー(9377)という企業をご存じでしょうか?
空港において、駐機中の飛行機へ電力供給を行ったり機体の整備事業を行っている企業です。
shousanshouuoは、エージーピーの末席株主です。
今回はエージーピー(9377) 通期連結業績予想上方修正【営業利益3.1倍、経常利益1.5倍、純利益黒字化】」についての記事です。

まとめ


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株式会社エージーピー(9377)は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している東京の企業で、航空機への動力(電力・冷暖房気・圧搾空気)の供給および、航空機用動力供給設備の設計・施工、運用管理を行っている「動力事業」をはじめとして周辺事業や空港のセキュリティ設備の保守等を行っています。
昨日、【営業利益3.1倍、経常利益1.5倍、純利益黒字化】となる、通期連結業績予想の修正がリリースされていました。
厳しい事業環境でもなんとか純利益を確保できた事は評価に値するのではないかと思います。予想配当利回りは0.95%と低めなのですが、今後航空需要の回復に応じて同社の業績が飛躍する事を期待しながら、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

株式会社エージーピー(9377)とは


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東京証券取引所スタンダード市場へ上場している、東京の企業です。
AGPという社名は、同社の主力事業である空港地上動力の英語訳であるAirport Ground Powerの頭文字を表したものです。

同社の事業には、

航空機への動力(電力・冷暖房気・圧搾空気)の供給および、航空機用動力供給設備の設計・施工、運用管理を行っている「動力事業」

空港内外の特殊設備や建物等をメンテナンスする「整備・施設事業」

空港内外のセキュリティ機器(X線検査装置、金属探知機、爆発物検知装置、液体物検査装置等)の保守・管理業務を行う「セキュリティ事業」

機内食カートのノウハウを活かしたフードカートの開発および制作・販売を行う「フードシステム事業」

首都圏で初めて、格納庫を使用したビジネスジェット支援事業」

があります。

同社の歴史

1965年 「日本空港動力株式会社」が設立されています。
1967年 大阪国際空港へも事業所を開設し、営業を開始しています。
1968年 福岡事業所を開設し、福岡空港での営業を開始しています。
1972年 千歳事業所と成田事業所を開設し、千歳空港での営業と、新東京国際空港およびその周辺地域での施設整備部門の営業を開始しています。
1978年 新東京国際空港での動力部門営業を開始しています。
1983年 羽田事業所を開設し、東京国際空港での営業を開始しています。
1992年 新千歳空港ターミナル供用開始にあわせて営業を開始しています。
1994年 関西国際空港供用開始にあわせて営業を開始しています。
1999年 那覇空港ターミナル供用開始にあわせて沖縄空港署が営業を開始しています。
2000年 現在の商号である「株式会社エージーピー」へと変更となっています。
2001年 JASDAQへの上場を果たし、株式公開を行っています。
2003年 広島空港での動力事業を開始しています。
2006年 神戸空港鹿児島空港での動力事業を開始しています。
2008年 熊本空港での動力事業を開始しています。
2009年 長崎空港での動力事業を開始しています。
2018年 中部国際空港での動力事業を開始しています。

日本各地での主要空港において、動力事業を行っている企業なのですね。
そのため、主要株主には日本航空日本空港ビルデングANAホールディングス等が名を連ねています。

通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

昨日、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容は、2022年3月期決算の営業利益、経常利益の大幅増額、そして当期純利益の黒字転換という上方修正です。
数値を以下に記載しておきます。

               前回発表予想  今回修正予想

売上高             103.28億円 ⇒ 103.81億円 (計画比 +0.5%)
営業利益             0.39億円 ⇒   1.21億円 (計画比 +210.5%)
経常利益             1.54億円 ⇒   2.36億円 (計画比 +52.8%)
親会社株主に帰属する当期純利益 -0.69億円 ⇒   0.11億円 (黒字化)

売上高は、整備事業、付帯事業で若干の上振れになったとの事です。
また、経費抑制を推進したことで営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも前回発表予想を上回る見通しになったとの事です。

株式会社エージーピー(9377)の3Q決算

同社は、2022/1/28に3Q決算を発表していました。
そちらの数値も確認しておきます。

売上高              74.29億円 (前年同期比 -3.9%)
営業利益             -0.01億円 (前年同期は -2.87億円)
経常利益               1.18億円 (前年同期は -2.47億円)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -0.55億円 (前年同期は -1.74億円)

となっていました。
減収となりつつも、赤字幅は縮小しているみたいですね。
営業利益率は-0.02%です。
そして3Q末時点での自己資本比率は65.1%と、前年度よりも0.8%アップしています。

株式会社エージーピー(9377)のセグメント別業績

同社の決算短信によれば、報告セグメントとして

  • 動力事業
  • 整備事業
  • 付帯事業

の3事業について開示されています。
それぞれの数値を確認しておきましょう。

動力事業

売上高               27.39億円 (前年同期比 +9.7%)
セグメント利益 -0.78億円 (前年同期は -1.47億円)
セグメント利益率 -2.87% (前年同期比 +3.03%)

駐機中の飛行機への電力供給を行う機会が増加した事と、経費抑制を推進した事で増収と赤字幅縮小に至っていますね。

整備事業

売上高              33.58億円 (前年同期比 +2.0%)
セグメント利益  5.93億円 (前年同期比 +52.2%)
セグメント利益率 17.67% (前年同期比 +5.83%)

旅客数の減少に伴い、ボーディングブリッジや手荷物搬送設備の稼働が落ちたために、それらの装置保守管理業務が減少したことに加えて、設備の改修・更新工事も抑制となった様です。
その一方で、物流関連設備の施工管理や設備保守への技術者支援等の事業領域拡大を図った事で増収増益となっています。

付帯事業

売上高              13.31億円 (前年同期比 -31.3%)
セグメント利益  1.34億円 (前年同期比 +5.4%)
セグメント利益率 10.11% (前年同期比 +3.52%)

フードカート販売が増加した一方で、空港で利用する機材であるGSE*1の売上とセキュリティ設備の改修・更新工事が減収に至った様です。
業務の効率化等もあり、減収となるものの増益を達成していますね。

株式会社エージーピー(9377)の業績予想・進捗率

同社の修正された通期業績予想に対する、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高              74.29億円 (進捗率 71.56%)
営業利益             -0.01億円 
経常利益               1.18億円 (進捗率 50.00%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 -0.55億円 

この数値を見ると、新型コロナウィルス感染症第6波の影響を受けつつも、
4Q単体では売上高、収益ともに大きく改善したという事が窺えます。

株式会社エージーピー(9377)の配当利回り

同社の配当予想では、期末配当5円/株となっています。
同社株式の昨日終値は525円でしたので、

予想配当利回り=5/525≒0.95%

という事になりますね。
利回りとしては低いのですが、今後新型コロナウィルス感染症の影響が収まって航空運輸需要が回復すると同社の業績も回復すると見込まれますので、気長に待ちたいと思います。

株式会社エージーピー(9377)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入してはいません。
また、新設等の動きがあれば当ブログで紹介したいと思います。

昨日の取引

昨日の取引ですが、

  • 株式会社モブキャストホールディングス(3664) ⇒ 売却
  • タメニー株式会社(6181) ⇒ 購入

としました。


モブキャストは、以前に当ブログでも紹介していたので、また騰がったらもったいないな・・・という思いもあるのですが、2日連続で高値をつけたために売却を決めました。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo

*1:Ground Support Equipment: 航空機地上支援機材