ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

昨日の取引【アイスタイル(3660)売却、サンリン(7486)購入】

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ここ最近、アイスタイル(3360)がずっと高騰していましたね。
shousanshouuoは、アイスタイル(3360)の末席株主でした。

でした。というのは、昨日の寄付で売却してしまったためです。

今回は「昨日の取引【アイスタイル(3660)売却、サンリン(7486)購入】」についての記事です。

 

まとめ


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昨日は、高騰が続いていたアイスタイル(3660)を寄付で売却して、長野県の地域エネルギー商社であるサンリン(7486)を購入しました。

同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している長野の企業で、地域のエネルギー商社として、ガソリンスタンドの経営やLPガスの供給をはじめとして、リフォーム、住宅設備機器、太陽光発電・家庭用燃料電池、ゴルフ練習場、製氷、青果生産、保険業、不動産業・・・等を幅広く手掛けている企業で筆頭株主は、ミツウロコグループホールディングス(8131)です。

今後は、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

昨日の取引

昨日は、高騰が続いていたアイスタイル(3660)を寄付で売却しています。
高騰が続いていた理由は、Amazon三井物産との業務提携であり、Amazon筆頭株主になるという大型ニュースでした。

いや、大ニュースでしたね。本当にビックリしましたよ。

それだけのビッグニュースなら、保有しておけば・・・という声もあるかもしれません。
ただ、シナジーがどの程度収益に影響するかはなんとも言えない事があり、そこまで待てないなと思って期待が先行している値動きに乗じて売却してしまった、というのが正直なところです。

Amazon筆頭株主となり、@cosmeのAmazon店舗がオープンしたとしても利益水準がが現在の株価の様に、いきなり3-4倍になるとは考えにくいと思ったのです。

また、Amazonの最近の買収を見ていると「質の高い個人情報」を有している企業を狙って買収を手掛けている様にも思えました。
ヨーロッパをはじめとして、個人情報の収集や管理に厳しい制約がかかる中、

「既存のデータベース、それも規制が激ユルでそれなりにお金を使ってくれる日本人のデータ」

って、それなりのプレミアムを払ってでも手に入れたい、とAmazonが思っても不思議ではないかな・・・と。

なので、今回のAmazonの出資は、事業モデルそれ自体への投資というよりは「個人情報」への投資という意味が強い様に感じた事もあり、一旦アイスタイルとはお別れという道を選びました。

そこで得た売却益を利用して、新しく選んだ投資先は

サンリン株式会社(7486)

です。
あんまり聞いた事がない銘柄かもしれませんね。

サンリン株式会社(7486)とは


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同社は、東京証券取引所スタンダード市場へ上場している長野の企業です。

事業内容としては、地域のエネルギー商社として、ガソリンスタンドの経営やLPガスの供給をはじめとして、リフォーム、住宅設備機器、太陽光発電・家庭用燃料電池、ゴルフ練習場、製氷、青果生産、保険業、不動産業・・・等を幅広く手掛けている企業です。

筆頭株主は、ミツウロコグループホールディングス(8131)となっています。

同社の歴史

1934年 練炭の製造・販売を目的として「信濃燃料株式会社」を設立。
     当時の本社は東京だったんですね。
1936年 商号を「信濃三鱗練炭株式会社」へと変更。
1937年 商号を「信濃三鱗株式会社」へ変更。
1947年 本社を長野県長野市へ移転。
1956年 LPガス販売を開始。
     70年近く前です。LPガスって、こんなに歴史があるものだったんですね。
1957年 石油製品販売を開始。
1958年 「東亜燃料株式会社」を合併。
1959年 松本市の給油所第1号として、直営の松本給油所を設置。
1966年 商号を「サンリン株式会社」へ変更。本社を松本市へ移転。
     新潟県直江津練炭豆炭向上を設置。「イナガス株式会社」の株式取得。
     輸送部門を独立させ「三鱗運送株式会社」を設立。
1972年 「株式会社ミツウロコ」と合弁で「新潟サンリン株式会社」を設立。
1973年 「長野三鱗商事株式会社」を設立。
1977年 酸素窒素重点向上を新設し、酸素・窒素の販売を開始。
1978年 住宅設備工事部門を独立させ「ウロコ興業株式会社」を設立。
1980年 「株式会社ミツウロコ」と合弁で「富山ミツウロコ株式会社」を設立。
1981年 「上伊那ガス燃料株式会社」を設立。
     「南安石油販売株式会社」の株式取得。
1989年 ゴルフ練習場「モンヴェール」を設置。
1990年 「三鱗商事株式会社」の株式を取得。
1991年 「甲信産業株式会社」の株式を取得。
1993年 「三鱗商事株式会社」と「長野三鱗商事株式会社」を吸収合併。
1996年 株式店頭登録を果たす。
1998年 「松本石油販売株式会社」の株式取得。
1999年 「南安石油販売株式会社」を吸収合併。
2002年 「株式会社百瀬石油」の株式を取得。
2004年 「サンリンエネルギー商事株式会社」を設立。
    「甲信サンリン」「イナガス」「百瀬石油」を吸収合併。
    「富山ミツウロコ株式会社」を「富山サンリン株式会社」へ商号変更。
2006年 「松本石油販売株式会社」を「サンリン松本石油株式会社」へ商号変更。
2010年 「田中製氷冷凍株式会社」を買収。
2012年 「株式会社一実屋」を買収。
2013年 「アルピコホールディングス株式会社」の筆頭株主となる。
2014年 「サンネックスパワー駒ケ根株式会社」を設立。
2016年 小売電気事業者登録を取得し、電力の販売を開始。
2016年 「富山サンリン株式会社」を吸収合併。
2020年 「株式会社えのきボーヤ」を買収。

サンリン株式会社(7486)の2023年3月期1Q決算

同社の2023年3月期第一四半期決算は、2022/8/5にリリースされていました。
数値を確認しておきましょう。

売上高               64.73億円 (前年同期比 +13.9%)
営業利益             0.12億円 (前年同期は -0.14億円)
経常利益             1.13億円 (前年同期比 +83.8%)
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.66億円 (前年同期比 +58.5%)

となっていました。

営業利益率は0.19%です。
そして1Q末時点での自己資本比率は70.2%で、前年度よりも0.1%アップしています。

サンリン株式会社(7486)のセグメント別業績

同社の決算短信では、

  • エネルギー関連事業
  • 製氷事業
  • 青果事業
  • 不動産事業
  • その他

に分かれていました。
それぞれの数字を確認しておきましょう。

エネルギー事業

売上高               59.62億円 (前年同期比 +18.9%)
セグメント利益   0.63億円 (前年同期比 +2,100%)
セグメント利益率   1.06% (前年同期比 +1.00%)

LPガスや石油類の販売事業ですね。
老朽化したガソリンスタンドを閉鎖した影響はありつつも、石油価格上昇で売上高は大きくなっています。

製氷事業

売上高                  0.83億円 (前年同期比 +7.8%)
セグメント利益  -0.06億円 (前年同期は -0.02億円)
セグメント利益率  -7.23% (前年同期比 -4.63%)

水道光熱費の上昇を受けて、赤字が若干膨らんでいますね・・・。

青果事業

売上高                   3.84億円 (前年同期比 -11.3%)
セグメント利益   -0.54億円 (前年同期は -0.39億円)
セグメント利益率 -14.06% (前年同期比 -5.05%)

長野でのきのこ製造・販売事業と、青森での野菜加工を行っている様です。
津軽りんご市場の買参権も有しているみたいですね。

不動産事業

売上高                   0.22億円 (前年同期比 -85.6%)
セグメント利益   -0.06億円 (前年同期は +0.16億円)
セグメント利益率 -27.27% (前年同期比 -37.73%)

土地販売等の件数が減少したこともあって、売上高・利益ともに減少しています。

その他事業

売上高        2.85億円 (前年同期比 +1.4%)
セグメント利益  -0.06億円 (前年同期は -0.09億円)
セグメント利益率  -2.11% (前年同期比 +1.09%)

運送事業や建設事業等を含んでいる様です。

サンリン株式会社(7486)の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、1Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高            320.00億円 (前年同期比 +6.1%、進捗率 20.23%)
営業利益            8.00億円 (前年同期は +25.8%、進捗率 1.50%)
経常利益             10.50億円 (前年同期比 +15.4%、進捗率 10.76%)
親会社株主に帰属する当期純利益 7.00億円 (前年同期比 +32.8%、進捗率 9.43%)

長野県の地域特性を考えると、冬場に最も売上が多くなるという事でしょうか。
今後の業績推移を見守りたいと思います。

サンリン株式会社(7486)の配当利回り

同社の配当予想では、期末配当22円/株となっています。
同社株式の昨日終値は698円でしたので、

予想配当利回り=22/698≒3.15%

という事になりますね。
利回りとしては、比較的高い方だと思います。

サンリン株式会社(7486)の株主優待

残念ながら、同社は株主優待制度を導入してはいません
新設となれば、当ブログで紹介したいと思います。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo