ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ジュンテンドーというホームセンターをご存じでしょうか?
地方都市におけるインフラとして、地域密着型の店舗作りを目指している企業です。
shousanshouuoは、株式会社ジュンテンドーの末席株主です。
今回は「株式会社ジュンテンドー(9835)の業績予想修正に関するお知らせ」についての記事です。
まとめ
株式会社ジュンテンドー(9835)は、東京証券取引所市場第二部へ上場している島根県の企業です。
同社はジュンテンドーの名称でホームセンターを展開しており、地域密着型の店舗づくりを行う事で地方都市のインフラとしての役割を果たそうとしています。
本日、同社からは業績予想の上方修正が発表されていました。
前年度の成績には届かないものの、保守的に見積もられていた業績予想を十分に上回るものとなっています。
同社が、地方都市や田舎における問題解決を経営理念として掲げている点には非常に関心しています。
インフラとなり、地域になくてはならない店舗として愛される事で田舎でのオンリーワン、ナンバーワンを目指すという姿勢を応援したいと思っており、今後も末席株主として同社を応援していきたいと思っています。
株式会社ジュンテンドーとは
東京証券取引所市場第二部へ上場している島根県の企業です。
事業内容は「住関連用品を中心に提供するホームセンターを主力に、ブックセンターをチェーン展開する小売業」とホームページには記載されています。
中国地方、近畿地方に店舗を有しており、同社の店舗は地方都市、中山間地、離島における農家、建設業の方々のインフラになろうという志を持った経営を行っておられる様です。
なお、同社店舗ですが2021/11/18に島根県出雲市に「ジュンテンドー神西店」がオープンした事で、全130店舗(ホームセンター126店、ブックセンター4店)の店舗網となっています。
同社の歴史
1894年に、医薬品販売業の「順天堂」として創業したのがルーツとなっています。
1948年には「有限会社飯塚順天堂駅前薬局」へと改組されており、
1962年には、スーパーマーケット順天堂を開業した際に「有限会社順天堂」として商号変更を行っています。60年前の事ですから、スーパーマーケット自体も少なかった時期でしょう。
1969年には、日本初のホームセンターとして、益田市に「ハウジングランド順天堂駅前店」を開店しています。
1970年には、スーパーマーケットを閉鎖してホームセンター事業に注力する事を決定しています。
その後は、鳥取県、山口県、広島県、岡山県、兵庫県へと進出を果たし
1987年には、現在の社名である「株式会社ジュンテンドー」へと商号変更となっています。この頃には大阪府、京都府にも店舗を出店する様になり合計100店舗を突破しています。
1989年には、広島証券取引所に株式上場する事で株式公開を果たしています。
1991年には、大阪証券取引所市場第二部への上場を果たしており、さらに店舗の出店を進めています。
一時は、カー用品専門店「イエローハット」のフランチャイズ事業も行っていた様ですが、2017年に事業譲渡となっています。
また、祖業ともいえるドラッグストア事業に関しても2019年に事業譲渡を行っています。
業績予想の修正に関するお知らせ
本日、同社からは上記名称のリリースがありました。
内容は、業績予想の上方修正というありがたいサプライズです。
巣ごもり需要の反動減を見込んでいたものの、想定以上に堅調な営業状況であった事から、前回の保守的な予想を上回る見込みに至った様です。
営業収益だけでなく、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれもが前回予想を上回る見込みになっています。
前回発表予想 今回修正予想
営業収益 444.00億円 ⇒ 461.06億円 (+3.8%増額)
営業利益 9.30億円 ⇒ 12.33億円 (+32.6%増額)
経常利益 9.00億円 ⇒ 12.61億円 (+40.1%増額)
当期純利益 4.80億円 ⇒ 6.06億円 (+26.3%増額)
ついでに配当予想も修正してくれれば良いのに・・・なんて思ったりもしますが、それはさすがに贅沢というものでしょうか。
なお、3Q末時点での業績と、今回の修正予想に対する進捗率は以下の様になります。
営業収益 356.82億円 (前年度比 -4.6%、進捗率 77.39%)
営業利益 14.33億円 (前年度比 -36.6%、進捗率 116.22%)
経常利益 14.47億円 (前年度比 -35.4%、進捗率 114.75%)
四半期純利益 9.07億円 (前年度比 -36.5%、進捗率 149.67%)
前年度の巣ごもり需要の反動はあるものの、数値としては比較的堅調と言えそうです。営業利益率は、4.18%となっています。
そして3Q末時点での自己資本比率は34.8%で前年度よりも0.9%アップしています。
株式会社ジュンテンドーのセグメント別業績
同社の決算短信には、補足情報として
- ホームセンター事業
- 関連事業
の数値が記載されていましたが、セグメント利益とは少し異なる様でしたので割愛させていただきます。
株式会社ジュンテンドーの配当利回り
同社の配当予想では、期末配当15円/株となっています。
本日、同社の終値は621円でしたので、
予想配当利回り=15/621≒2.42%
という事になりますね。
利回りとしてはまずまずだと思います。
株式会社ジュンテンドーの株主優待
同社は株主優待制度を導入しており、
1年以上継続して100株以上保有している2月末時点の株主は
QUOカード1,000円分がいただけます。
そのため、仮に100株を1年以上保有した場合の
予想配当+優待利回り=15+10/621≒4.03%
という計算になり、十分に魅力的な利回りとなります。
【関連記事】
同社から届いた優待品については、当ブログの以下の記事で紹介しています。
宜しければそちらもご参照下さい。
ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo