ショウサンショウウオの投資部屋

ブログ初心者ですが、少しずつ記事を積み重ねて皆様のお役に立てる情報を提供できればと思っています。

株式会社研創(7939)の3Q決算について

目次

ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
研創という企業をご存知でしょうか?
あまり有名な企業ではありませんが、建物の看板やロゴマーク等を制作・納入している企業です。
shousanshouuoは、株式会社研創の末席株主です。
今回は株式会社研創(7939)の3Q決算」についての記事です。

 

株式会社研創とは


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同社の概要

同社は、JASDAQ市場に上場しており、4月以降はスタンダード市場への移行が予定されている広島の企業です。
事業内容は、「金属製サインとその関連製品の製造販売、板金加工部品の製造販売」となっていますね。

同社の歴史

創業は古く、明治41年(1908年)に、広島市でネームプレート製造業を開始したのがルーツとなっています。
戦後の昭和39年(1964年)になり「広島研創」として事業を再興した様です。
この間、しばらくは戦乱等で事業どころではなかったのかもしれません。
昭和46年(1971年)には「株式会社広島研創」へが設立されており、
昭和54年(1979年)に「株式会社研創」と現在の社名に変更されています。
平成2年(1991年)には店頭登録銘柄として、株式公開を果たしています。

同社の製品は、ビルや建物の案内板、道の駅の地図板等で広く使用されている実績があります。

株式会社研創の3Q決算

本日は、そんな同社の3Q決算が発表されていました。
早速、中身を確認してみましょう。

売上高                                              37.18億円 (前年度比 +6.7%)
営業利益                                            1.63億円
経常利益                                            1.61億円
親会社株主に帰属する四半期純利益 0.95億円 (前年度比 -51.8%)

となっていました。
営業利益率は、4.38%です。
そして3Q末時点での、同社の自己資本比率は49.7%と前年度よりも4.3%アップしています。

株式会社研創のセグメント別業績

同社の事業は、サイン製品事業の単一セグメントであるため、セグメント別の業績が決算短信に記載されている事はありませんでした。

株式会社研創の業績予想・進捗率

同社の通期業績予想と、3Q末時点での進捗率は以下の様になっています。

売上高                                           52.89億円 (前年度比 +3.4%、進捗率 70.30%)
営業利益                                         2.73億円 (前年度比 +36.7%、進捗率 59.71%)
経常利益                                         2.69億円 (前年度比 +36.0%、進捗率 59.85%)
親会社株主に帰属する当期純利益 1.80億円 (前年度比 -44.0%、進捗率 52.78%)

かなり具体的な数値ですが、同社の製品が基本的にオーダーメイドであるため予測が立てやすいのかもしれません。
原油価格の上昇等により、経費が増加している可能性があるため売上高はある程度順調に推移したとしても、利益は若干下振れる可能性はあるのではないでしょうか。

株式会社研創 の配当利回り

同社の配当予想では、期末配当15円/株となっています。
本日、同社の終値は446円でしたので、

予想配当利回り=15/446≒3.36%

という事になりますね。
利回りとしては、まずまずといえるのではないでしょうか。

株式会社研創の株主優待

同社は、3月末時点での株主に対して、以下の金額のQUOカードを贈呈しています。

  • 100株~999株 500円分
  • 1,000株以上 1,000円分

ですので、仮に100株を保有した場合は、

予想配当+優待利回り=15+5/446≒4.48%

という計算になり、さらに魅力的な利回りになります。

 

なお、実際に頂いた優待QUOカードの券面等は、当ブログの以下の記事に記載しています。宜しければそちらもご参照下さい。

 

shousanshouuo.hatenablog.com

 

まとめ


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株式会社研創は、JASDAQ市場に上場しており、4月以降はスタンダード市場への移行が予定されている広島の企業です。
同社は、建物の看板やサイン、案内板等を製品として納入しています。
基本的にはオーダーメイドでの対応、という事もあって営業利益率は4~5%程度となっています。
業績予想の数値は、やや強気な印象があるため今後下振れがあるかもしれませんが、
予想配当利回りは3.36%、予想配当+優待利回りは4.48%と魅力を感じられるため、
このまま保有を継続する予定です。
今後も、末席株主として同社を応援していきたいと思っています。

本日の取引

本日は、

を購入しました。
堀田丸正自体の株価は、いわゆる額面割れ株価となっており(現在は株の額面はなくなっていると思いますが)、低空飛行となっています。
何とか成長事業を生み出せると良いのですが・・・。
ずいぶんと株価が下がっていた事と、同じくRIZAPのグループ企業であるREXT(7697)がバイアウトになったという経緯があったため、同社も同様にグループ再編となる可能性があると考えてです。

 

ブログをご覧頂き、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。
shousanshouuo